Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

スティーブ・ジョブズ

2016-02-14 11:04:40 | 映画
PC,スマホを世に送り出し、人々の仕事と生活を大きく変えた。
カリスマ、デザインへのこだわり、プレゼンテーションでも知られる。
惜しまれつつ他界した創業者に、Macintosh、NeXT Cube、iMacという発表会の舞台裏を描く。
発表前の控え室や通路、舞台を忙しく移動しながら、問題を本番前に解決しろと部下を脅し、同僚や元恋人と言い争い、側近に不満をぶちまける。
緊迫した対話がいくつも連なり、プレゼンを迎えるまでをカメラワークで描く。
原作は、ジョブズ本人ほか多くの関係者に取材した唯一の公式伝記。
生涯を網羅した伝記本のダイジェストを作るのではではなく、転機となった3度の発表会を抽出。
そこに独自の情報も盛り込んだ会話劇を創作し、設定・対立・解決という三幕構成の定型に落とし込んだ。
起業家・経営者として成功と挫折、復活を駆け抜けたキャリアの激動期を語るのと同時に、元恋人との口論、その間に生まれた娘との距離感を通じて、抱える矛盾や出自にまつわる葛藤にも切り込む。
製品に美と洗練を追求する完璧主義者が、人として親としてみっともないほど未熟で不完全であり、成長を必要とした点を強調することで、普遍的なテーマへと導く。
膨大な台詞で生き様を凝縮する一方、思い切った省略も本作を際立たせるスタンス。
革新的な製品が誕生する過程もなければ、有名なプレゼンの本番もない。
物足りなく思うアップルやジョブズのファンも多いだろう。
それでも、主題を語る上で不要な要素をそぎ落とす姿勢からは、ジョブズが傾倒したミニマリズムや禅に通じる、粋を極める心意気が伝わってくる。



キャロル

2016-02-13 09:30:02 | 映画
映像で視覚効果として見れる部分。
映像の中から読み取れる作者が意図とする部分。
ストーリーの深部と映像とのギャップ。
その深部で何かまたドラマが描かれて深く大きな闇の大河のようにゆっくりと進んでいる。
人は、社会やコミュニティの足枷の中で感情を押し殺し、理性を保ち、世間から見られた”自分”と言うキャラクターを演じ、しかし”フッ”としたことから少しづつ何かが崩れだす。
演技派女優を起用し、当時はタブーだった女性同士の恋愛を語る。
あでやかさを纏った彼女に目を奪われる主人公。
奥にわき起こった気持ちが何なのか、すぐにはわからない。
ただこの人に再び会いたい、とどこかココロの片隅で思う。
謎めいた視線でじっと見つめる。
その興奮は結婚を迫るボーイフレンドからは得られないもの。
だが同性同士の付き合いはもちろんおおっぴらにできず、危険なこと。
だからすべては内に秘めたまま、その思いの丈が眼差しや控えめな身のこなしによって伝えられる。
繊細な仕草で移り行く感情を映像は捕らえる。
肩にそっと手を置く、それだけのことがなんと熱っぽく、エモーションを喚起する。
くすんだ、緑がかった色調がその雰囲気を加味する。
ソフトフォーカスを多用したショットと相まって、詩情に富み、まるでおとぎの国に迷い込んだアリスさながら、異世界に足を踏み入れた夢心地を表現する。
出会ったことで初めて愛を知り、成熟する。
「心に従って生きなければ人生は無意味よ」と言う。
それを実践することがいかに困難を伴うか。
だからこそ得難い境地に至るのだということを訴えかけてくる。



2015夏に飛行機の中で見ました ザ・ガンマン

2016-02-12 09:26:16 | 映画
「ミスティック・リバー」「ミルク」で2度のアカデミー主演男優賞を受賞しているショーン・ペンが、引退後ふたたび銃を取ることとなる元特殊部隊員を演じた作品。
除隊後、恋人を捨て、ひっそりと平穏な生活を送っていた元特殊部隊最強の暗殺者。
除隊から数年後、何者かに命を狙われる。
アフリカ・コンゴ民主共和国の鉱山利権に絡む極秘の大臣暗殺作戦に参加した、かつての仲間たちが次々と殺されている事実を知り、自身の身を守るため、そして命を狙う敵の正体を暴くため、再び銃を取る。
主人公にショーン・ペン。ハビエル・バルデム。


2015の夏に飛行機の中で見ました~ アンブロークン

2016-02-11 09:15:00 | 映画
「マレフィセント」以来しばらくご無沙汰のアンジェリーナ・ジョリー。
監督業が忙しいのでしょう。
彼女2本目の監督作品は、日本軍が出てくるということだけで、日本で話題になってたという、器の小さな日本人気質を露呈した、そういう意味では日本での話題作。
しかし内容はコーエンらによる脚本がもたらす印象。
第二次世界大戦中に捕虜となった元オリンピック長距離選手の回顧録を原作としながら、捕虜収容所ものである。
しかし生死をおびやかす漂流のくだりや、正当な理由もないまま、看守と捕虜が憎しみをエスカレートさせてゆく様子など、悲壮でありながらもどこかシニカルさも。
もう、アンジェリーナジョリーじゃなくコーエン兄弟監督作のよう。
とはいえ、戦火の中で虐げられる者に心を向けた、戦争捕虜が主人公という点で一貫している。
日本軍の捕虜に対する虐待描写がある、という話題が先行し「反日だ」などとネットで叩かれていた本作。
描写は特定の民族を悪しざまにミスリードするものではなく、理不尽な暴力がまかりとおる戦争の本質に触れた、ストーリー上での展開に準じたもの。
作品に直接あたることなく、仄聞だけで批判の拳をあげるのは、劇中で捕虜を殴打する看守の行為のように理不尽。



何気ない月曜日

2016-02-10 09:00:46 | ボクの私生活
せっかく暖かかったのに、急激な気温の低下。
バイクで用事を済まさないといけない身にもなって欲しい~














京都観光の案内をするために宮内庁へ申し込み。
以前に行ったときは、宮内庁の職員の方々の会話の仕方が「いかにも宮内庁」的でしたが、最近はくだけて接しやすかったです。
諸外国の方々も多いせいでしょうね。
英語だけの案内時間も有りました。
そして、タマタマ地元へ行く用事が有ったので、行ってみると...
この方のお膝元だったんですね~
「そちに...」なんて...
いったい、いつの時代に生きている人やら...
結局、育児休暇を取得することより、少子化対策をされることの方にご興味がおアリみたいでしたね。
次に就職されるところで、育児休暇を取得されてください。
僕はこの方に投票して無くてよかったです。








フォンダンショコラをバレンタインデーにちびっ子からいただけました。
ナカナカ上手い出来でして、チェコのプラハで食べた以来の味でしたね~
後は美容師的に見て...もう少し枠取りを考えて掲載した方がよい某国元首。
こんなヘアスタイルの人は現存しないでしょう~
コレはテレビ局側のセンスの問題ですね。