おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京東久留米の中小企業のWEBコンサルと、午後は川崎での武蔵小杉地区の商業ビジョン事業の打ち合わせを行います。
今日は組織を変革させる緊張感に関してです。
中小企業が経営革新を進める時に、どうしても壁があります。それは従業員の意識。経営者や後継者が声高に新しい方針を社内に訴えて、その時には納得しても、自分の職場に戻ると、旧態依然の仕事ぶり…。経営者の皆さん、このようなことって多いですよね。
中小企業(小規模企業)は大企業と異なり、人事異動もないし定期採用もない。縁故者を雇用することも一般的です。だからどうしても組織内の雰囲気は家族的になります。
組織に今までにないレベルでの緊張感をもたらすためには、以下を行うとよいでしょう。
・外部に強烈な競合者や敵、危機があること意識させる
・今までにはなかったような配置転換をする
・今まで冗談で流していた事柄を経営者が真剣に話す
・細かな時間に厳格になる(1分の遅刻にも強く警告する等)
そして経営者の率先垂範です。組織は経営者の鏡。組織が旧態依然なのは、経営者が旧態依然だからとも言えます。
経営者の皆さん、変わらない組織にいらだつのは、実は変われない自分にいらだっているのではないですか?
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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