─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───
おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京の
アビリティーガーデン(独立行政法人雇用・能力開発機構生涯職業能力開発促進センター)で「経営計画」の講義をします。夜は川崎で経営革新塾の打ち合わせと、商店街事業の仕事があります。
今日はセブンイレブンで使える電子マネーnanaco/ナナコの個人情報管理についてです。
先日、ある会議で「nanaco発行の際に個人情報を提供することに抵抗を感じる人が多かったので、今は住所を書かなくてもいい。しかも個人名もニックネームで登録した」という人がいました。
私はサービス開始日にすぐに使いましたが、その際にはWebで申し込み、本名、住所、電子メールアドレス、職業等、正直に情報を提供しました。確かに「横浜市の竹内幸次という人が○月○日に缶コーヒーを買った」という個人の購買履歴を管理されてしまうことに抵抗がありました。
電話で確認したとこと、次のようになっているようです。
(1)Webで申し込んだ人
サービス開始直後も現在も、住所まで書かないとカードは発行されない。勿論、「横浜市○○1-1-1に住む40代の竹内幸次が何をいつ買った」は継続的に把握されます。
(2)店頭で紙で申し込んだ人
サービス開始直後に申し込んだ人は住所まで提供したが、現在では、住所は書かなくてもカードが発行してもらえる。
マーケティングデータの観点からは、住所が分かっている利用者と、分からない利用者の2つのグループが存在することになるのですね。
また、「(1)の客や、以前店頭で住所まで提供した顧客に対して、住所情報の削除希望をとらないのですか?」と確認したところ、「そのような観点はありませんでした。今後検討します」とのこと。
セブンイレブン(の子会社)ほどの会社が、以前住所情報まで提供した人からの住所情報削除希望をとらないとは驚きです。しかし、なるべくなら個人情報は提供したくないというのが多くの人の本心です。
私は(1)で住所情報まで正直に提供しましたが、個人的な申し出により住所情報はデータベースから削除してもらいました。このような個人対応をしてくれるのですね。嬉しいです。
皆さんはnanaco発行の際に住所情報を提供されましたか?
▲カード裏の番号から個人名、住所、職業、電子メールアドレス、購買履歴情報が管理されている
関連記事・竹内幸次ブログ・セブンイレブンの電子マネーnanacoスタート
http://blog.goo.ne.jp/2300062/e/aa868baf42f5a36d841d7423bbaad2de
関連記事
竹内幸次のIT・パソコン系ブログ
TBSラジオ第1水曜14:25「いきいき企業応援隊」に竹内幸次が中小企業診断士コメンテーター出演中!
http://www.tbs.co.jp/radio/st/timetable/index-j.html
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 Takeuchi Koji
中小企業診断士 経営士 イベント業務管理者
情報満載のスプラム公式WEB:
http://www.spram.co.jp
e-mail
Copyright:© 2007 SPRAM All Rights Reserved.
【ブログポリシー】
起業と中小企業経営にプラスになる情報を執筆します
顧問先企業等、守秘義務のある特定企業情報は執筆しません