『山は美しい 5(登りそこなった山は、傘寿には遠い、裏岩手連峰が凄い)』
『昔の山男がみた、素晴らしい山・岩手山を裏岩手連峰から見る!』
岩手山は、見た目の通り、秀麗で優しい山だと、ずっと思っていました。 今回、この裏岩手連峰を知り、ここを縦走して憬れの岩手山登頂を果たしたいと、果たせない夢を見ました。 齢を戻せないことの『残念さ・無念さ』をしみじみとわかった傘寿でした。
山男としての全盛時代の、約20年を港町(香港・パナマ・シンガポール)に駐在し、環境には逆らえず、昔取った杵柄(九十九里海岸の北東端の飯岡町育ち)で、当然ながら、これらの港町では、ひとりでに海男に戻り、プチ遠泳・水上スキー・ダイビング三昧の日々でした。
先日20211129 NHKBSプレミアムで放映されました。 垂涎の東北の山・岩手山でしたが、なんと全く知識のなかった、にっぽん百名山「岩手山〜紅葉と岩の尾根をゆく〜」、奥羽山脈の最高峰・岩手山2038m)とありましたが、実は、『戦後開拓された「裏岩手縦走路」を進むと、東北随一の紅葉が広がる。 その先には、「鬼ケ城」という、険しい岩尾根が待ち受ける。』でした。
岩手山(静岡県側から見た富士山に似ており、その片側が削げているように見えることから「南部片富士」とも呼ばれる)
ウキペデイア情報から引用
本来「いわわしやま」と呼ばれていたものが「岩手」の音読み「がんしゅ」と似ていることから、転訛したものだとも言われる。 春、表岩手山には雪解けの形が飛来する鷲の形に見えるため、これが山名の由来になったとも伝えられている。
秋の絶景を満喫する1泊2日の山旅。ガイドは、地元で生まれ育った畠山聖徳さん。 今回行くのは、東側のメインルートではなく、西側の裏岩手縦走路。戦後、登山やスキーを楽しむ若者たちが切り開いたものだ。 途中には、紅葉の名所「三ツ石山」が、そこからの眺めは、まさに絶景! 2日目は、活火山としての荒々しい一面に出会う。 硫黄を噴出する「大地獄谷」、溶岩でできた岩場「鬼ケ城」。そして、山頂には、一面の雲海が広がる。
八幡平から岩手山まで続く裏岩手連山、山男ならずともすぐにシーズンに踏破したいと思います。 山男は、いつでも身の程知らずで、このルートを春夏秋冬にやってみたいと思うものです。
ウエブ情報から引用
ウエブ情報から引用
美しい山は詩歌にも詠われます。
近代文学ではあまりにもよく知られていますが、古代文学にもありました。
大和民族は、やはりこの岩手山が好きであったようです。
ものを伝えられない思いに「言わで」を掛けて、「いはての山」が使われた。
- 思へともいはての山に年をへて くちやはてなん谷のうもれ木(千載和歌集)
- 人しれぬ涙の川のみなかみは いはての山のたにのしたみづ (千載和歌集)
- 知られじな 絶えず心に かかるとも 岩手の山の 峰の白雪 (続古今和歌集)
優雅な思いもありますが、この裏岩手連峰縦走ルートに、ありました『厳しさ』が『鬼が島コース』です。 もちろん自己責任でどちらのコースも選べます。 東北の山々の思いやりです。
鬼が島コース
ウエブ情報から引用
お花畑コース
ウエブ情報から引用
網張ルートで岩手山を目指すと、途中で鬼ケ城コースとお花畑コースに分かれます。 鬼ケ城コースは数箇所難所がありハードなコースです。 山は美しい、登りそこなった山は、傘寿には遠い、裏岩手連峰が凄い。
(記事投稿日:2021/12/07、#438)