『原発のこと 2(廃炉の現実、未来につなぐ思い)』
『原子炉を運転しているときと休止している状態では、どこが違うのか?』
冒頭から、上手い例ではありませんが、昔、中国の周恩来元首相が言いました。 『始皇帝の墓は、発掘した後、そのままに維持・保管ができる技術が開発されるまでは発掘しません、させません』と。 それが今も続いています。
地震大国日本は、原発の『使用済み燃料』の『処分・保管』の目途がつかないうちに原発の建設を始めました。 その『処分』はできるのでしょうか? 地震大国日本での、その『保管』はできるのでしょうか?
さらに、大きな課題は『廃炉』です。 現在の運転中・建設中・計画中・廃止・解体中の実態は良く分かりませんが、『廃炉』にするまでは中性子を出し続けるので冷却は必要と聞いたことがあります。 更には『廃炉』の後でも原発の燃料の『保管』の課題は残るのではないでしょうか。 この課題・問題はいつも定期的に公開されるべきだと思います。
こんな疑問も、『原子炉を運転しているときと休止している状態では、どこが違うのか?』いつもあります。
ウエブ情報から抜粋・引用
『2011年、世界最悪レベルの事故を起こした福島第一原発。 11年たった今も廃炉に向けた作業が日々続けられている。 核燃料デブリの取り出しや汚染水の処理をどう進めるか。 放射性物質は自然環境や生きものに影響を与えるのか。 多くの研究者や技術者がそれぞれの最前線で模索を続けている。 一方で番組が行ったアンケートでは人々の廃炉への関心の低下も浮き彫りに。 次世代まで確実に続く廃炉の現状やこの先の課題について考える。
ウエブ情報から引用
福島原発の現状について
この番組で定期的に放送している福島原発の現状。 今回はまず町の人に廃炉作業がいつまで続くかを知っているかをアンケートしている。 その結果、38%が「知らない」、一番多いのは12%の100年以上である。
耳かきで山を崩すようなデブリ取りだし
汚染水の海洋放出が大問題に
(記事投稿日:2022/10/30、#593)