知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『大ピラミッドのこと 13-3(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 』

2024-01-03 23:19:37 | 歴史・世界・古代
『大ピラミッドのこと 13-3(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 』

キャプストーンの石材が、白色石灰岩(化粧石と同じ)であれば、10トンぐらいに分割して作られて、載せてから組み立てられたか、

『謎「大ピラミッドのキャップストーンの重さ・大きさ・載せ方」?』

古代エジプト王国の墓所・神殿建造物の形式推移は再掲載、

  • BC2600-BC1800ピラミッド複合体(墓所と神殿)
(約千年続き、真ん中が全盛期の三大ピラミッド、以後は衰退)
          ↓
  • BC1600-BC1100カルナック神殿複合体(神々のすむ場所)
          ↓
  • BC1500-BC1000王家の谷(岩窟地下墓所群)、とありますが、

それでも、やはり、凄いのは、ピラミッド建造の歴史約800年の、ほぼ真ん中が最盛期で、その構造・技術・規模が最高であったクフ王の大ピラミッドです。

ギザのピラミッドのキャップストーンは、現在、残っていないようです。 キャップストーンがあったのはわかっていますが、どうなったのかが不明だそうです。 作られてから約4000年経過していますが、その半分ぐらいのところで既に無かったようです。 

次の写真は、アメンエムハト3世のピラミッド(紀元前1800年頃、アメンエムハト3世がファイユーム盆地に造営したピラミッド)のキャップストーンで、石材は隕石ともいわれていますがこんな大きな隕石は入手できたかどうか? 
 
 ウエブ情報から引用
ピラミッドの頂上を飾るキャップストーンは「ベンベネト」と呼ばれ、あったのはわかっていますが、どうなったのかが不明。 逆にキャップストーンが残っていたら、銘があるはずですから、大ピラミッドが誰のピラミッドか、はっきりわかったはずと言われているほどです。

このキャップストーン(ベンベン石)は、表題『古代エジプト”新世界七不思議”』の 番外編ですが、やはり気になったのは『大ピラミッドのキャップストーンの重さ・大きさ・載せ方』でした。 いろいろ調べましたが、『載せ方』も、さらには『降ろし方』も、当然、想像もつきません。 地震で落ち、その後盗難もありえます。 キャップストーンの高さ、4~8ⅿは分かりました。 最近見た大ピラミッドの上空からの写真と解説で、201段目と、トップ202段目の広さも分かりました。

ウエブ情報から引用
201段目の大きさが13.64ⅿ x 13.64ⅿでした。 トップの202段目は11.9ⅿ x 11.7ⅿでした。 ここで目から鱗です。 『大ピラミッドのキャップストーンの重さ・大きさ・載せ方』の、載せ方を除き、『大ピラミッドのキャップストーンの重さ・大きさ』は何とか、素人でも計算ができました。 

大ピラミッドの高さですが、『現在の高さで138.74m、ただし、完成時の高さは146.94m』とありますので、キャップストーン(ベンベン石)の高さは、146.94m-138.74m=8.2ⅿとなります。 いろんな解説書にあります『高さが、4~8ⅿ』に符号します。

ここで、キャップストーン(ベンベン石)の『重さ(最大)』の計算です。

体積は、11.9m x 11.7mx8mx1/3=371.3m³
重さは、371.2m³ x 2.6ton/m³(石灰岩の比重2.5-2.7)=965.3tons

となり、こんな重いものをピラミッドの天辺まで上げられるとは考えられませんので、デザイン的には上手く会いませんが、多分。 これよりずっと小さいものか平たいものが、が乗っていたのでしょうか?

さらには、キャプストーンの石材が、吉村作治氏が言われる白色石灰岩(化粧石と同じ)であれば、10トンぐらいに分割して作られて、載せてから組み立てられたか、もっとずっと小さいものであった可能性があります(約10tonsの化粧石を天辺迄張り付けた技術があるのですから。

約4500年とは思えないほど、素晴らしい、斬新な四角錐のデザインの大ピラミッドですから、キャプストーンの底辺が数メートル四方の『もっとずっと小さいもの』で、『アンバランス』であったとは想像もできません。 平たいものが、が乗っていた可能性はありそうですが、これも載せてから組み立てられたもので、『化粧石』同様に外されて転用されたのが真相でしょうか。

まさに大ピラミッドの謎よ『永遠』にです。
(記事投稿日:2024/01/02、#713)
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『大ピラミッドのこと 13-2(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 2』

2024-01-02 23:06:03 | 歴史・世界・古代
『大ピラミッドのこと 13-2(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 』

『玄室「王の間」、「女王の間」やそれらに至る通路にも壁画などの装飾は全く見当たらない。 花崗岩の壁が続くだけ。 何故!』

『縄文時代の三内丸山遺跡の大人の墓(土坑墓)と比較、驚き!』

日本の縄文時代に、エジプトでは230万個のキューブ石を、傾斜52度で接着剤なしで、202段、高さ146.6m(現在の高さ138.8m)積上げ、その上に、磨き上げて碑文を彫った高さ4~8ⅿの数トンの四角推のキャップストーン(ベンベン石)を載せて、さらには、歴史上100基以上のピラミッドの中で一基『クフ王のピラミッド』だけに、物凄い、複雑な内部構造の設計・建造をしています

古代エジプト王国の墓所・神殿建造物の形式推移は再掲載、

  • BC2600-BC1800ピラミッド複合体(墓所と神殿)
(約千年続き、真ん中が全盛期の三大ピラミッド、以後は衰退)
          ↓
  • BC1600-BC1100カルナック神殿複合体(神々のすむ場所)
          ↓
  • BC1500-BC1000王家の谷(岩窟地下墓所群)、とありますが、

それでも、やはり、凄いのは、ピラミッド建造の歴史約800年の、ほぼ真ん中が最盛期で、その構造・技術・規模が最高であったクフ王の大ピラミッドです。 

エジプトのクフ王のピラミッドは、約4,500年前に建造された世界最大規模の石造建築物です。 クフ王のピラミッドは、同時期に建造された他のピラミッドと比べて、非常に複雑な内部構造を有しています。 ピラミッドの内部構造は、王の間、女王の間、地下の間が1m程度の通路でつながれており、中心部には王の間へ通じる大回廊と呼ばれる巨大な空間があります。 さらに、ピラミッドの北側には、クフ王のピラミッドにしか見られない『シェブロン』と呼ばれる特徴的な切妻構造の石組みが見られます。 『シェブロン』は、建造当時は、ピラミッドを覆う化粧石に覆われていて外見からは確認できない構造であったと考えられています。 シェブロンの下には、建造当時のピラミッドの入り口が確認されており、その通路は地下の間へ向かうことから下降通路と呼ばれています。 現在、観光客は、この通路からピラミッドの内部へ入ることは出来ず、アルマムーンの通路と呼ばれる、後世にアルマムーンにより空けられた別の水平通路から入り、上部へと続く上昇通路を通り、大回廊を抜けて王の間を見学することができます。

ピラミッドの歴史上100基以上のピラミッドの中でクフ王の大ピラミッドだけの画期的内部構造
『縄文時代の三内丸山遺跡の大人の墓(土坑墓)と比較、驚き!』

 ウエブ情報から引用

大ピラミッドの内部は、多くのピラミッドの中でも特異な構造をしている。 この構造は当初からの計画であったか、あるいは、いくたびかの設計変更が加えられたのか、諸説あるが結論は出ていない。 ボルヒャルト・ルートヴィヒは最初に玄室に計画されたのが地下室で、次に女王の間、最後に王の間と3段階に計画が変更されたとしている。 これに反対し単一の計画で作られたとする研究者にはヴィート・マラジョッリョやライナー・シュターデルマンらが居るそうです。 この論争の決着はいつになるのでしょうか。

シェプロン(切妻構造で構成された空間)は、キューブ石と、その上に化粧石で蓋、シェプロンは重力軽減の間の上や、通路入り口に!

ウエブ情報から引用

ピラミッドに取り付かれて10数年になりますが、結局、沢山の謎と不思議が残りました。 残り短い余生ですが、まったく退屈せずに過ごせそうです。
ピラミッドには未だに謎が多い。というよりも、ほとんどが謎と言って良いだろうと思います。 ウエブ情報にこうありました。 素直に納得です。
『「ピラミッドは古代エジプト王の墓である」と思っている方が多いのではないであろうか。 しかし、実際に内部を見てみるとこの説は俄かには信じ難く成ってくる。 全く装飾性というものが見当たらないのである。 玄室と言われる「王の間」、「女王の間」やそれらに至る通路にも壁画などの装飾は全く見当たらない。 花崗岩の壁が続くだけである。実際にミイラが見つかっているルクソールの王墓とは全く対照的である。では、ピラミッドとは何なのだろう?

元々、ピラミッドは白い石灰岩の化粧石で覆われていたそうである。 化粧石のほとんどは後の世に持ち去られてしまったそうだが、大ピラミッドの底部に一部残存している。 建造当時、ピラミッドは白く光り輝いていたのであろう。その光景を想像してもらいたい。 古代の人々はそれを見て何を感じただろうか。 目の前にある巨大なピラミッドから放たれるパワーを感ずるのではないだろうか。
(これが4500年前の日本の縄文時代と同じ時代の建造物です)

ウエブ情報から引用
では、そのパワーの源は?「王の墓」であればそれは先代の王かもしれないが、ちょっとパワー不足だろう。 当時の太陽信仰から考えると、それは「太陽」と考えるのが妥当ではないか。 太陽のパワーを内部に蓄え、それをエジプト全土、あるいは世界中に放射する装置としてピラミッドを建造したのではないだろうか。 この様なパワーを内部に蓄える (と主張する) ためには何らかの相応な宗教儀式が必要になる。 その儀式を執り行うのは王であろう。 儀式を通して、結局、ピラミッドは「王の威光」を象徴する存在と成ったのではないだろうか。

 以上の様に考えると装飾性の欠如は自然に理解できる。 重要だったのは外観で、内部はどうでも良かったのである。 ともかく高くて巨大な建造物を作りたいと考えた古代人のたどり着いた解答がピラミッドなのではないだろうか。』

まさに大ピラミッドの謎よ『永久』です。
(記事投稿日:2024/01/02、#713)
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『大ピラミッドのこと 13-1(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 1』

2024-01-01 23:31:55 | 歴史・世界・古代
『大ピラミッドのこと 13-1(2013/12/30テレ東の「古代エジプト”新世界七不思議”」見て、増々その凄さと不思議が残った!) 』

『大ピラミッドに大空間、縦横2m、奥行き9m、186年ぶりに発見、上部切妻構造であり、その下には重量軽減の間があると推定!』

古代エジプト王国の墓所・神殿建造物の形式推移は、

  • BC2600-BC1800ピラミッド複合体(墓所と神殿)
(約千年続き、真ん中が全盛期の三大ピラミッド、以後は衰退)
          ↓
  • BC1600-BC1100カルナック神殿複合体(神々のすむ場所)
          ↓
  • BC1500-BC1000王家の谷(岩窟地下墓所群)、とありますが、

それでも、やはり、凄いのは、ピラミッド建造の歴史約800年の、ほぼ真ん中が最盛期で、その構造・技術・規模が最高であったクフ王の大ピラミッドです。 最近、宇宙線ミューオンで発見され、確認され、映像で紹介された『航空機が格納できそうな空間』が『王の間の重量軽減の間』の斜め上方にあると、その内部(上部と推定される切妻構造のある部屋)を内視鏡スコープで撮影に成功した。

大ピラミッドは、下から見上げても、驚きますが、その上空から撮った写真で、更なる驚きです。 クフ王の大ピラミッドの凄さは、接着剤なしで、約230万個の不揃いのキューブ石材を傾斜度『51度50分40』で、完成時の高さは146.94m(現在の高さで138.74m)で建造され、崩れも、崩壊もしなかったことです。

ピラミッド表面の部分は石灰岩、内部の墓室 は 花崗岩
このトップの202段目には7個のキューブのみ、201段目は11.9ⅿx11.7ⅿ、広さで、ここに載せたキャップストーン(ベンベン石)は高さ4-8mと推定されていますが、重さは全く分かっておりません。 大ピラミッドの石材は平均2.5トン、重いものは10トン以上です。 

 ウエブ情報から引用

石灰岩の不揃いのキューブ形状だから崩れないのか
ピラミッドが今でも完璧な形を残している理由は、表面に塗られたモルタルのおかげ。 内部の石よりも固い物質なのだが、私達は未だにこの物質がなんなのか解明できていないそうです。 ここに10トン以上のキャップスト―ンをどうやって積上げたのでしょうか。

ウエブ情報から引用

一見崩れやすいと思われがちなピラミッドだが、実は大地震にもビクともしない耐震技術を備えている。  同じサイズの石を積む方が簡単なのに、なぜわざわざ石を不規則なサイズにしたのか。  その理由として、規格が同じ石を整然と積むより、不規則な石を複雑に噛み合わせて積んだ方が、耐震性が高まるからだといわれているのだ。  ギザの大ピラミッドは過去3度の大地震に襲われている。 この驚異の技術は、理論からか経験からか、まだまだ勉強は続きます。
(記事投稿日:2024/01/01、#712)
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