(冒頭写真は、今からほぼ10年前の 2014.04.14 に自宅バルコニーにて洗濯もの取入中に激しく転び、右手首及び左鎖骨の二か所を骨折した後の右手首の写真。)
誰しも、子供の頃にはよく転んだことだろう。
そしてそれが重傷になったことはまれで、おそらくすぐに立ち上がっては遊びの続きを楽しんだはずだ。
この原左都子の場合、親のポリシーがかなり歪んでいた(と言うより父親に重度の鼻炎があり、家の中で暴れると埃が舞って父の鼻炎が激しくなるとの理由で、室内で走ったり運動をすることを厳しく禁止されていた。)
その鼻炎を引き継いでいる私だが、我が娘には決して室内で暴れるな!なる歪んだ指導は一切していないにもかかわらず、とにかく静かな娘は室内で暴れることは無かった。
さて、一昨日大規模公園内をランニング中に転び、特に右膝にけがをした話題に移そう。
転倒後2日が経過した今現在、やはり一番の大怪我箇所である右膝がえぐれ傷からの出血が続いている。(それを堰き止める措置は自分で随時施していて、実際はさほどの出血量ではない。)
今回は身体の右側中心に倒れ込んだ様子なのだが。
右腕上腕にも痛みが残っていて、上腕を上下するのに難義さもある。
ただそう考えてみるに今回の転倒による怪我はその程度であって、おそらく日にち薬で日々よくなることであろう。
要するに、やはり怪我も「骨折」すらしていなければ まさに“日にち薬”と言えよう。
表題に戻そう。
この原左都子が大人になって以降に、何度も転ぶ羽目になった最大の理由は、「大雪」時に限定されそうだ。
南国郷里にも、大雪が降る事が稀にあった。
例えば中学生時代に、私は自転車通学だったのだが。
ある日 無情にも朝から大雪に見舞われ、5㎝程の積雪があっただろうか。
こんな日に、自転車で学校へ行かねばならないの!?!
朝から恐怖感に苛まれつつ恐る恐るペダルを漕いでいると。 案の定家の近くの曲がり角で激しく転倒した!!
寒いし痛いし最悪感に襲われつつ、それでも学校へ行かねばならない。😫
あの時の最悪の情景は、今尚脳裏にこびりついているが。 幸い、何らの怪我も無く学校へたどり着いた。
後にも先にも自転車通学中の大雪は、あの日だけだった。
上京後は、何度も大雪に見舞われた。
大都会の場合、駅前等は既に人通りが多く雪がかき消されていて助かるのだが。
我が通勤に当たり、駅で降りてバスに乗るルートがあったのだが、そのルートが(南国出身の私に言わせてもらうと)物凄い積雪だ!!
同僚の皆さんは、「こんな日に何でヒール靴を履いて来るんだ!!」と私を説諭するのだが。 南国育ちの私にとっては雪の備えの経験が皆無なのだ!
それでも2度転倒した暁に、私も不本意ながら雪用ブーツを買いましたよ!!
それにしてもやはり私も若かったのか。 雪道で激しく転んでも、特段の怪我はしなかったものだ。
なのに何故……
高齢域に入ると、転ぶと大怪我になりかねないことを何度も学習させられる身だ。
もう分かってるよ!! と言いたいのに、どうしてこの私だけが予期せぬ時にこれ程転ばねばならないのか!?!?
(脚長で元々重心が身体の上部にあること、かつ側弯症で現在は左に身体が傾いているとの、おそらく生まれ持った体型のバランスが悪いとも推測しているが…)
今尚痛む右膝と右上腕を抱えつつ、これ程に道路上で転ぶ人生を歩まざるを得ない我が身を、心底恨みたい気分だ… 😫 😭