昨日の「原左都子エッセイ集」トップ50の1位に、 「再掲載『娘の高校夏季課題より 憲法第21条『表現の自由』に関して」が、ランクインしていた。
このバックナンバーに関しては、その事件の発生時期が我が娘の高校時代であるため。 事件発生から既に10数年の年月が経過しているにもかかわらず。 我が記憶内に消えることなく存在する“娘に関する事件”として、今尚我が脳裏に刻み付けられているのだが。
まさに、この事件に触れる度に腹が立ってしょうがない感覚が、我が体内に今尚ある!
実に 何度この我がバックナンバーを読み返しても、この娘の高校時代の「情報処理」教師に嫌悪感を抱かされる。😡 😱
本日も、何度も読み返したのだが。
また新たな我が「嫌悪感」の発見があった!!
それは 当該教師が配った夏季課題の冒頭部分なのだが。
以下に掲載しよう。
「この宿題の内容はNIEや情報関係研究会、学校のWebページで発表する場合があるかもしれないので、真面目に丁寧に答えて下さい。」
高校教諭経験もある私に言わせてもらうに。 まったくもって、「よく言うわ!」だ!
あんたこそが、担当している生徒達の能力・実力の程をきちんと見極めた上で、それに見合った夏休みの課題を出せ! と言いたくもなる!
この「情報処理教諭」による夏季課題は、親の手伝いも含めて たったの3名の生徒からの提出に終わり。 学校側の判断で、「課題自体に問題があった故に課題提出の必要無し」との取り返しがつかない結果をもたらしている。
そもそもこの教師は、この夏季課題を生徒相手に出すに当たり一体何を目指したかったのだろう。
それは本人が書いてある通り、「NIEや情報関係研究会、学校のwebページに発表する」のが本来の目的であったのだろうか?
ならば、だ。
普段の授業中に、その指導を自身が究極努力して成せば済んだことであろう。とも推測できよう。
それを一切せずして、(少なくとも元高校教諭かつ保護者の私の視点からは、そうとしか判断できない)。 よくぞまあ、ぬけぬけとこんな課題を出したものだ。
まあ、学校側の事前の夏季課題のレベルの程の確認が落ちていた点にも、大きな落ち度はあるだろうが。
いやはや、教師としては実にみっともない事件だったのではあるまいか?
この情報処理の教師に対しては、この事件後如何なる処分がなされたのかは私には計り知れないが。
当時、一保護者であった私にとっては。
我が専門力を大いに活かせる課題であったことには間違いないが。
たかが娘の高校の「情報処理課題」に、“要らぬ時間”を潰されたものである。
この「情報処理」担当教師の、その後の進退の程をまったく知らないが。
もしも、「情報処理教師」としての人生を歩み続けているとして。
どうか生徒はもちろんのこと、(特に夏休み中の課題に関しては)親の労力の程にも配慮した対応に期待したいものだ。