晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

諦めた

2020-07-09 06:03:18 | 社会のこと
昨日の朝の降り方は尋常じゃなった。
ただ当地では一過性の雨でほどなく陽が差してきた。
それが私が住む地から100km離れただけの下呂市では、
とんでもない雨が降り続き飛騨川が氾濫するなど、
大きな被害を発生させていました。
未だ梅雨明けの兆候はなく暫くは要警戒です。

今週に入って市会議員や市役所産業課から情報提供してもらっていた、
コロナ禍のもとで農業者向けの経営継続補助金制度を申請するかどうか、
昨日JAの担当者に相談してきました。


じねんじょ部会として種薯の増殖ハウスの増設が懸案事項となっており、
この制度が費用の3/4を補助してくれるのは魅力です。
全体経費の1/6以上をコロナ対策に充てる必要があり、
申請概要をまとめて話し合ったのだが・・・

しかし入口で諦めました。
先ずJA内での申込期限が7/17までで実質一週間しかない。
これから見積もりなどとると余りにも時間がない。
それにこのJAの取組みが遅すぎる。
専業農家が多い三河地方のJAは今月始めに説明会兼相談会を実施し、
即申請への道をつくっており取組みの違いは如何ともしがたい。

更にこの制度は予算が200億円しかなく一件100万円としたら2万件なのだが、
既に7万件の申請が見込まれていると言う。
農林漁業すべての分野が対象なのだから予算額が小さすぎだ。
例の〇通が取り仕切る交付金は手数料だけでもこの制度を超えるのだから、
国のやるチグハグさには呆れと怒りしかない。

と言う訳で頑張って準備したとしても徒労におわる可能性が高いため、
申請することは諦めました。
じねんじょを通じて農業再生をしようと頑張る小規模農家(団体)の声は、
今回も届かなかったようです。
私の残された時間はどんどん減っていきます。

< 夏豪雨にかき消されし民の声 >
コメント
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