昨日は午後からフル回転でした。
県じねんじょ主産地協議会による、
県内に11ある部会の役員向けに毎夏開催されている現地視察研修が、
我が犬山で行われました。
今回のメインテーマは後継者育成です。
どこの地域も農業者の高齢化と相まって、
離農が相次ぎ耕作放棄地が増え続いており、
里山の景色が変わりひいては災害や獣害を引き起こしています。
自然薯栽培においても然りです。
そんな大きな課題に正面から向かうほど大それたことは出来ないが、
我が部会はここ何年と足元から着実に改革を進めてきて、
一定の成果が出ているので、
県内の自然薯仲間に報告することになりました。
先ずは共同の圃場を見てもらうということで、
最初向かったのが塔野地で種イモを作る網室から。
続いて楽田の研修畑です。
いずれも説明役は私です。
JAに戻ってからが本番です。
「サポーターから栽培者へ」と題して、
30分ほど犬山の活動を報告しました。
自然薯栽培の楽しさを如何に広げ、
栽培者へと導いていけるか、
一つの解答が「サポーター制度」であることを、
私たちは実証してきました。
と言ってもそれは途中経過であって、
エンドレスの課題と思う。
市内からはJAや市役所の担当課からも参加してくれ、
一つの課題提起が出来たかなと思います。
< 離農から就農へサポーター制度 >