二週間ぶりに山中の畑へ。
この山畑はかって地元の何人かが耕作していたが、
今じゃ2人にぐらいになってしまった。
ただ猪の捕獲檻があって、
週に一回は猟友会が確認に来ている。
そして何より主要携帯三社のアンテナが建っていて、
我が集落のみならず明治村を含む入鹿池周辺や、
更に山奥の八曽キャンプ場もカバーしており、
地域にとっては重要なインフラ拠点でもある。
そんな山中の電気柵に囲まれた畑なんだが、
大した野菜は作っていない。
収穫の終わったジャガイモとトウモロコシに加え、
今はスイカとサトイモぐらいだ。
果樹は先代が植えた梅と栗がある。
殆ど枯れてしまったが生き残ったのは元気です。
3玉つけていた。
サトイモも旺盛に葉を広げていた。
家の周りの畑をほとんどじねんじょ畑にしてしまったため、
ここは収穫を急がなくて良い野菜を育てている。
自分が子供の頃の思い出だが、
丸太で作った大きな猪用の檻がここにあった。
そんな頃は10人くらいが、
ここでサツマイモを主力で作っていたように思う。
暫くしてイノシシの噂を聞かなかったが、
ここ20~30年くらい前から一挙に増えてしまった。
やはり人が山や畑の管理をしなくなってから、
獣はどんどんと里へ下りてきたように思う。
最後まで耕作している自分がやれなくなったら、
更にここは猪の一大拠点になるのでないのかな。
< 汗したる山畑猪囲まれし >