愛知尾張の片田舎に暮らして75年です。
かっては冬になれば年に何回かは、
20cmを超える雪に悩まされてきました。
一たび大雪になると山陰が多い道は一週間くらい融けず、
苦労して学校や会社へ通ったものです。
車に取り付ける装備も変遷しました。
チェーン・スパイクタイヤ・スタッドレスタイヤを12月には取り付けて、
雪対策してきました。
しかし温暖化が進んだことにより降雪はめっきり少なくなり、
今冬もスタッドレスタイヤへ取り換えていたものの、
とうとう一回も雪道を走らず昨日夏用タイヤに交換しました。
全く降らないと分かっていれば交換などしなくていいのだが、
もし降った時に外出せねばならないと思うとタイヤ交換してしまう。
山際の里に暮らす者の宿命でしょうか。
タイヤ交換はほぼ自分でやっている。
面倒だけど一輪づつジャッキをかけて40分くらいか。
運転そのものをどうするかという年齢になってしまったが、
車無しでは何処へも行けない土地柄からしたら、
後何年こういった作業を繰り返すのだろうと、
ふと60年近い運転歴を思い出すのだった。
< 雪降らずタイヤ交換は徒労か >