晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

雨の日は籠って

2024-03-24 06:10:10 | じねんじょ
あれやこれや今年用の薯づくりを準備している所ですが、
昨シーズンの薯がまだ少し残っています。
先週じねんじょ部会の研修畑で掘った中で、
食薯が少し含まれていたため、
これも私が買い取りました。

幸いなことに週に何人かが
「自然薯まだありますか?あったら欲しい」
と来園されます。
それに城下町の店もあるだけ欲しいとの言葉をいただいています。

菜種梅雨とも言われる雨の一日だった昨日は作業小屋へ籠りました。
薯を洗い擦り下ろします。
水道水もやや緩んできて手袋なしでやれました。
5kgちょっとあった。


昨日はこれを二方向へ。
一つはお店用の冷凍擦り下ろしへ。
250gづつ入れて冷凍庫で冷凍しました。

もう一つは味付き冷凍です。
秘伝?の出汁を作ってすり鉢で擦りのばします。
こちらもバットに小分けして冷凍庫へ入れました。
真空パック化は今日やります。


皮が薄く繊細な自然薯ですが傷が無ければ、
凍る寸前の2℃ぐらいで冷蔵保存するなら一年後でも食べれます。
しかし小さな傷でもあれば2ヵ月もすると、
そこから腐り始めます。
よって残っている殆どが入院前の1月に掘った薯ばかりなので、
こうして冷凍化しています。
「冷凍」+「真空パック」することによって、
大幅に賞味期限が延びます。

ただしこれを商品化し販売するには食品衛生法により、
保健所から「そうざい製造業」の営業許可を得る必要があります。
私は昨年既存の作業小屋へ適合する設備を設置して、
営業許可を取得することが出来ました。
新しい栽培者にとってはこうした農業の六次化を進めるにあたって、
資金面や設備面で大きなハードルになっています。

< 菜種梅雨小屋に籠りて六次化へ >
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする