晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

酷作業も楽し

2023-07-26 06:26:17 | じねんじょ
雨は降ったら早く晴れてくれ。
上天気ばかり続けば雨が恋しくなる。
暫くは雨乞いの日々ですね。
そして真夏の晴れは最も辛い。

昨日はじねんじょ部会の二ヶ所(楽田・塔野地)で共同作業日でした。
草は二週間で容赦なく伸びている。
草刈と草抜きです。


部会の畑には20人くらい入れる休憩所がある。
そこは塔野地の網室用地にしかないが、
普段は丸めて畳んである5.5×5.5のブルーシートを、
一気に地上3m近くのドーム屋根に変身できるよう作ってある。

ハウス外の屋外なので影の下は爽やかな風が吹き、
休憩するにはもってこいです。
机と椅子を出しみんなでミニ学習会をやったり、
持ち寄った青果(写真は一ヵ月前のビワ)を食べながら、
談笑するのがいつものスタイルです。

昨日は我が家でミニトマトが大量に採れ食べきれないため、
11パックにして参加者へおすそ分けした。
辛い真夏の作業もみんなでワイワイガヤガヤやれば楽しいですね。

< 畑でやる真夏の宴陰涼し >
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土用干し

2023-07-25 05:57:52 | 人生
今年の土用の丑の日は7月30日(日)です。
うな丼が3000円を超える千知がない世の中となってしまい、
多分今年も御相伴にはあずかれないと思う。

土用と言えばかの昔から土用干しと言う風習があります。
稲作をやっていた頃はこの時期に、
田んぼへの通水を止め稲田をカラカラにします。
こうすることによって稲の根張りを強くし、
台風にも負けない豊作にするためです。
もう稲作は止めたので田の土用干しは縁が無くなってしまったが、
最近始めたのが梅の土用干しです。

ウメをシソに漬けて1ヶ月近く経ったので、
取り出して天日で土用干しです。



今年は梅が4kgだったので200粒くらいか。
紫蘇も少し取り出した。
残った梅酢も追って紅ショウガを作りたいので、
容器ごと土用干しです。

梅雨が明け今週は晴れ一色です。
土用干しには丁度良いが外仕事は辛いに尽きる。
今日は部会の共同作業なので、
熱中症にならないよう半日頑張ります。

< 唾液腺くすぐる梅の土用干し >
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カルシウム不足

2023-07-24 06:06:59 | じねんじょ
7月23日からは七十二候の一つ『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)』です。 
桐始結花とは桐が花を咲かせる頃のこと。
桐は伝統的に神聖な木とされ、
生活の中での家具だけでなく室町幕府では小判に刻印され、
豊臣秀吉などの天下人が好んだ花とか。
現在も日本国政府の紋章として使用されているとのこと。

自然薯の蔓葉に生気がない。
繁茂が今一つ。
蔓葉の先端が壊死している。

昨年もこの時期に発生した症状です。
当時の県農業改良普及員からカルシウム不足と指摘され、
カルシウム液を葉面散布したことを思いだした。

今年は春に苦土石灰を入れ、
土壌の酸性度を低め中和させたのだが出てしまった。
で昨日昨年使ったカルプラスが残っていたので、
500倍に薄めて30Lを葉面散布した。

人間もカルシウム不足に陥ると、
イライラ・痺れ・貧血・吐き気・・・
良いことは一つもない。

早く完治して丈夫に育って欲しいね。

< 真夏のカルシウム不足薯とて >

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猪だけじゃない

2023-07-23 06:24:12 | 野菜・果樹づくり
今日は二十四節気の『大暑(たいしょ)』です。
大暑は最も暑さの厳しい頃とされています。
今年は昨日までにほぼ全ての地域(九州だけ?)で梅雨が明けました。

昔から大暑は最も暑い頃と言われ、
天気は安定した夏空が広がっていますが、
既に小暑の頃から猛暑が続いており、
8月はどこまで暑くなるだろうと心配になってしまいます。

畑どころか家の周りの水路もイノシシに荒らされ始めている。
止む無く昨日新たに電気柵を注文しました。
行政へ補助申請すれば半額は年度末に戻って来るものの、
一時的には4万円近くの出費です。

そして猪だけじゃない被害にもあっている。

これはオープンハウスの中でのキュウリなんだが、
この食べ方は野鳥ですね。
最近この辺りに何羽と見かけているので、
きっとカラスだろう。
今のところこの中で育てているのは、
トマト・キュウリ・ブドウです。

ハウスの妻部が開放となっているため、
手持ちの防風ネットと防虫ネットを開放部に設置して、
鳥が進入できないようにした。

アライグマには?だが、
電気柵が入荷したらこの辺りの畑も囲うつもりです。

里山の懐で暮らすってことは、
いろんなリスクと日々相対せねばならず、
益々人間が檻の中で暮らすこととなりそうです。

< 大暑なんぞ猪に烏我が物顔 >

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一回目の巡回

2023-07-22 06:29:08 | じねんじょ
梅雨が明け入道雲が現れた昨日は、
一日かけて部会員の16ヶ所ある栽培畑巡回でした。
部会役員・県普及員・JAをメインに11人が参加です。

ほぼ5月末までに種イモの定植を終えて2ヵ月近く経ち、
今は勢いよくネット全体に蔓葉を広げる時期です。

虫による食害や病気の兆候はほとんど見られなく順調ですが、
蔓葉の茂りには濃淡があって、
土壌によって肥料の吸収度の違いが出ているようです。
又今年は全ての畑で土壌のph値を測定したところ、
概ね自然薯の適正値である5.8~6.6に入っていた。

いつものように一覧表にしてみました。


これに県普及員の意見を加えて、
来週火曜日の管理日に配布します。
2回目の巡回は9月15日です。
ここで収穫の成否がほぼ決まります。

< 猛暑にあの畑この畑巡る >
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