誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

鹿嵐山

2008-12-04 20:54:26 | 山歩き
  遠路大分まで来たついでに、メル友さんのリクエストで鹿嵐山登る
昨年に続いて2回目だったが、生憎の雨天となった。
 第一登山口から、杉林の泥濘んだジグザグ道を登る
雨をたっぷり吸った黒土は、足を乗せた途端『ズルッ!ズルッ!』
周りの木の小枝を握って、やっとの思いで祠のある雌岳に到着
こんなにきつかったかなぁ~と、たった1年前の記憶の薄さを嘆く
苦労して辿りついた雌岳だが、ガスに包まれて一切の展望なし --;

 雌岳から『どこまでぇ~』と、すべりに滑って急坂を下っていく
随分下ったように感じた時、中央登山口の分岐(鞍部だった)に着
分岐からを尻目に雄岳への登り返しが待っている。
 黒土の落ち葉を踏み、登山道脇の木々を掴んで雄岳に登る
雌岳から急激に下った割には、大した登りに感じなかった。
由布岳の双耳、鶴見岳、さらに久住の山々や涌蓋山などなど・・・
雄岳の素晴らしい展望だ♪(ウソ!辺りは真っ白だった)


    ≪鹿嵐雄岳≫
 吐く息が白い、雨に濡れた手が冷たい!山頂の気温は、9度だった。
おやつのカリカリ梅を口に放り込み、急かすように下山を開始する。
ひどい下りが続く、痛めた右足の踏ん張りが利かない
今まで経験したことのない、辛い山下りを経験する事になった。
この日ばかりは,随所に設置されたトラロープが事のほか嬉しかった。

 泥濘の杉林を抜けると、岩肌むき出しの尾根歩きだ
目の前に聳える何本ものロウソク岩、通称『万里の長城』と呼ぶ痩せ尾根
昨年見た、今にも落っこちそうな岩はガスに包まれて見えず
”鹿嵐山から景観を取ったら、何~にもナシ!”


      ≪昨年の鹿嵐山のphoto≫

 気が付いて見ると、第二登山口と地蔵峠の分岐だ
雨の中を地蔵峠まで往復して、第二登山口へ降りる
第二登山口から第一登山口まで、雨の中舗装道路を歩く
 
    ≪本日最高の綺麗どころ≫
コメント
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