ver-1:佐渡ヶ窪のマンサク探訪
夜中にテントから這い出すと、あたり一面が真っ白の世界になっていて
晩春とも言えそうなこの時期に、一晩で変わり果てた光景に仰天する。
明け方、ひとりふたりと、テントから出てきては、歓声とも困惑と付かない声を出す。
*夜が明けると、テン場はすっかり雪に包まれて・・・・・
寒さと冷たさに身を縮めながら、朝食を作る傍らではテントの撤収作業をする。
うっかりペグを雪に埋めてしまった”MさんとFさん”、みんなで想定外の雪掻き作業
そんなこんなでも、ほぼ予定通りに準備が整い、佐渡ヶ窪マンサク訪問がスタートした。
*今回のテーマは、①佐渡ヶ窪のマンサク探訪 ②鳴子山の南東尾根の探訪
テン場から草原を横切って、沢水登山口へ向かう
07:10-キャンプ地から草原を横切り、小さな流れを渡って、沢水登山口に向かう。
登山口から更に、舗装された階段のあるアップダウンの小道を『くたみ別れ』へ
07:45-『くたみ別れ』思わぬ寒さに、防寒着を着込むと、杉林の中を歩き出す。
レゾネイトからのルートと合流、山桜が咲いたらすごく綺麗♪
杉林は長く続かず、すぐに雑木林に変わってくる。
うっすらと積もった雪の登山道に、我々より先に登った人の痕跡が点々と続く
最初に『マンサク』を見つけたのは、2番目を歩く”花好きのひげひ~さん”だった
鍋割り峠までに数本あったマンサクだが、どれも、まだの目覚めてない様子で
黄金色の輝きは見せてくれなかった。
鍋割峠に向かうと峠のすぐ手前に地蔵さんが立っている。
08:30-お地蔵様に挨拶をすませると佐渡ヶ窪の入り口『鍋割り峠』に着く
峠から5分ほど下ると、佐渡ヶ島の形状に似ると言う、『佐渡ヶ窪の湿原』に飛び出す。
右は大船山の裾で、いまほころび始めたマンサクがうっすらと黄色みをおび始めていた。
左は、鳴子山と白口岳の裾野で、大船山側よりマンサクの姿はやや少ない。
佐渡ヶ窪をまっすぐに鉾立へ向かう。
佐渡ヶ窪のほぼ真ん中に、お目当ての『マンサクの木』がある
期待を込めて、はやる気持ちを抑えて木道を歩く
08:40-目の前に3人の人影が現れ、彼らの目線の先に、あのマンサクの木が・・
これが噂のマンサクかぁ~
やはり、早かったか!期待も空しく、黄金色のマンサクは未だ目覚めずだった。
折角来てくださったのに、私まだお眠~の (--;)
天候にもよるが、黄金色に咲き誇るのは、1週間~10日先かな?
お時間のある人は、是非行って見てくださいなぁ~