誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、市房山

2012-12-25 21:32:35 | 山歩き

  誘われて、市房山
2012/12/22(土)・薄曇り・・・・・・メチャ寒かった(--;)

 山好クラブ忘年登山の企画に乗っかって、市房山へと出かけた
延岡を(5:00)に出発し、米良温泉着(8:00予定)が快調に走って、なんと(7:15)に到着
お空模様を眺め、市房山の霧氷に期待を馳せながら待っていると次々にメンバーが集まる。
定刻に最後のメンバ-が到着し、総勢18名が相乗りして、市房山5合目の登山口へ

 5合目へのアクセス、心配した路面凍結も落石もなく無事に登山口に到着
簡単な自己紹介の後、駐車場の脇の登山口から杉林へと入っていく
  
    準備中の参加者       駐車場の脇から登ります。
 10分ほどで、未舗装ながら広~~い作業道に出会い、暫く作業道を歩く
この春歩いた道で、皆とお話に夢中になったのか、作業道から林への分岐を通り越す
気がつけば、目の前に現れるはずの作業小屋が、頭上に見えていた。(^。-;)
大きく回りこんで、登山口からジャスト30分で無事に作業小屋に到着し、皆さん水補休憩
  
 
    未舗装の作業道           作業小屋
 作業小屋からは、本格的な登山道になってくる。
  
杉林を登っていくと少しづつ傾斜がきつくなり、冬山装備に汗が滲み各々脱皮を始める
7合目を過ぎ、8合目の中間当りになると、馬酔木の低木で展望が開ける。
この当りから、元気いっぱいに足が伸びる者と、足よりも顎が伸びる者が現れ始める。
オマケに、天気予報どおりの木枯らしが吹きつけ始め、頬を叩き汗に濡れた体の体温を奪う
 山頂は何処~?、9合目過ぎたの~?と、ややへばり気味の声が出始める。
黒土が剥き出したスロープ、滑りを堪える脹脛が悲鳴を上げそうになる。
目の前に9合目の標識を見て、一同口を揃えて『一休み~』と本日3度目の水補休憩
夏場は嬉しい登山道脇の水場を覗くと、微かながらチョロチョロと申し訳程度に流れていた。
  
    9合目、            水場
 水補でパワーを回復して最後の登りに掛かる。
所々に露岩が現れると、絶景を誇る一枚岩の展望所がある。
目映い景色に見入る。・・・・(ガスでな~んにも見えませんでした!)
山頂直下のピークに着くと、人吉かめさんの『山頂5分』が現れ、足取りが一気に上がる。
  
  展望所のツーショット          山頂へ向かって後姿
 11:15、先頭が市房山の山頂に到着(所要時間=2時間)
山頂に吹き付ける風が強い!穏やかな宮崎県側とは雲泥の差である。
北風を受け、チョックストーンにチャレンジする気は一気に失せて窪みに身を潜める。
仲間が次々に登頂してくるが、皆さん直ぐに岩陰や窪みに身を潜め誰も口を利かない

 寒さか空腹か?兎に角食事の準備に掛かる
悴む手に息を吹きかけ、やっと火を起こして特性のラーメンで暖まる。
残り少ない貴重なお湯で、この上ない苦~いコーヒーを作って流し込む。
リーダーの集合写真の声に、寒風の中でじっとカメラを見つめて固まる
  
山頂とガタガタに震えての食事と集合写真
 11:55山頂出発! 山頂滞在20分の最後尾からも『ええ~もう行くの?』と不満の声もなし
9合目直下の黒土に悲鳴を上げながら、ある者は地面とお尻が熱いキスをしながら下る。
作業小屋のある7合目に降りたとき、みなの顔には北風に開放された安堵の色が見えた。
味気ない広い作業道を歩き、13:20広々とした登山口の駐車場に戻った。
***中学1年生のお嬢ちゃん2人も、泣き言一つ言わず最後まで頑張りました。
コメント
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