誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、国見山(西都市1036m)

2012-12-28 23:35:44 | 山歩き

誘われて、国見山(西都市1036m)
2012/12/23(晴れ)

 未踏峰の山に登るチャンス、しっかりゲットできました。
山行き決定から、1/25000の地図を作りコンパスも準備して備えた。
しかし、いざ歩き始めてみると、お邪魔と車に置き去りにしたポシェットの中に・・・

 以前は児原稲荷神社の登山口に行くと『ララ』と言う犬が山案内してたが
最近引退したとの情報に、ややがっかりで出かけた。
所がである、鳥居の脇で準備をしていると、黒犬がまっしぐらに駆け寄ってくるじゃないですか
2代目の『ララちゃん?』稲荷神社にお参りして、社務所の前に行くと神社の宮司さんが
犬が『ヤマト』と言う名前で、ララ同様に山のお供をするとの事で、水とおやつを手渡された。

ヤマト 稲荷神社の鳥居
 神社の脇から暫く登り、舗装された林道に出たあと、直ぐに登山道に入る
舗装道路から、石堂山が綺麗に見えますよ。
***ここまで車でこれます、10台分ほどの駐車スペースあり
登山口 
 登山道にはぎっしりと落ち葉が敷き詰められ、落ち葉を踏む音が耳に心地よく響く
ただ、落ち葉の音とは裏腹に、思い描いていたより傾斜がきつく感じられ足が重い
昨夜の避けの影響か?先頭を歩くメンバーがやけに速く思え距離が少しづつ開く

 猪温泉(ヌタバ)を過ぎ落葉樹の林から人工林へと変わり、大きな崩壊地を通り越す
ピークの左を巻きながら登って、1時間ほど歩くと西都方面が見える峠に到着する。
昔、水場があり『旅人が下着を洗ったところ、水が涸れてしまった』場所らしい
旅人が野営した痕跡と思われる、ガラス破片や割れた陶器は幾つか見つけたが
疎らな林の窪地をみつけたものの、伝説?の水場なのか手掛かりは見つからなかった。
伝説の水場=旅人が溜まり水で行水したあと、下着を洗ったら溜まり水がなくなった。

旅人が野宿した場所
 中間点の峠からピークを右に巻いて、なだらかな痩せ尾根が続き暫く心地よい歩きとなる
尾根
痩せ尾根で息を吹き返すと、最後の試練の急登が待っていた
ここには、お助け君とでも言うべきか?トラテープが設置してあった。
ロープ場を過ぎると、20mほどの横歩きで、国見山1036mの頂に立つ
山頂からは、西都市ないから宮崎平野が一望できる。
山頂
 下山時、中間点から890.5mピークに立ち寄るも三角点は見つけられず
再度、登山道に戻り、700mピークの後は、送電線の鉄塔の603mピーク三角点に立つ
更に道無き小薮を下って、登山道に降り立った。
変な木。鉄塔添いを下る
道案内犬『ヤマト』には触れなかったが、我々と相前後しながら山頂を往復を共にした。
ただ、まだ子犬の為か、道案内より自分のお楽しみが忙しそうだった。
でも、きっと近い将来、立派な案内犬になるでしょう
コメント
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