誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

石槌山~仁田尾~色利山~元越山縦走

2016-07-10 12:31:26 | 山歩き
   2016/07/05(曇りのち真夏日の快晴)
   伯市米水津(ヨノズ)にある4座を周回縦走しました。
 
  4座を縦走するためには、色利登山口(元越山)と空の公園登山口(石鎚山))の移動手段がネックでした。
 タクシーを利用するしかないかなと、色んな手段を調べながら米水津観光協会に聞いてみました。
 なんと、『元越山色利登山道を守る会』と言うのがあって、その会の方が、登山口と下山口の面倒を見て下さると!

  2016・07・05(火)・・・曇りのち晴れ
  (ハマボウがあるらしいとの情報で、この時期になった)
 07:00自宅を出発して、国57~国326~国10~県219~県36~県217~県37~県501と1時間半余りを費やして色利の登山口へ
 前日に08:30時頃に行きますと電話していたので、朝早い時間にも拘らず、今田さんと言う方が出迎えてくださいました。
 簡単に挨拶を済ませると、yamahiro車を下山地の色利登山口に置いて、スタート地の空の公園登山口へ送ってもらう。
 色利登山口から10分で空の公園登山口に到着して、今田さんと別れて最初の石槌山へ向かった。
                  
           空の公園登山口で今田さん(右端)と一緒に
  この日は各地で猛暑の天気予報が出ていたが、ここ米水津も例外なく猛暑の予感がする。
 林の中の林道ながら湿度が異常に高くて、ムシムシで直ぐ体中にに麻恵が滲みだしてくる。
 やがて左手に無線局の建物が現れると、道幅が狭くなるもしっかり整備されていて歩きやすい。
 時々きり開かれた展望所があり、汗ばんだ体に海からの心地良い風が心地よく吹き付けてくれた。
         
          展望所から入津湾、雲?霧?が良い感じでした。
  登山道に犠木の階段が現れると急峻の登りになり、祠のある石槌山の山頂に到着する。
         
         最初の1座です。
         
         南西の展望、さらに西には元越山までの稜線が見えていました。
  石槌山の山頂は狭いが、南面に展望があり、これから歩く6.6kmの縦走路の尾根が見えていた。
 長~い縦走路に目をやりながら、ハマボウに釣られてこの時期に来たことを悔いるが後の祭り
 熱中症予防のために、小まめの水分補給を心がけながら、仁田尾へと向かって歩きを再開する。
          
  石槌山頂から一気に下りとなる。
 折角稼いだ高度なのにもったいなと呟きながら鞍部へと下り、お困りの登り返しで意気が上がる。
 1つ2つと小さなアップダウンを繰り返し、緩やかの根歩きになると縦走路の真ん中に三角点がポツンと
 ん?ポケットの地図を取り出して軌跡を振り返ると、仁田尾に着いたようだ。
 展望のない頂、周りを見回すと梢に”仁田尾”の山名表示が見つかった。
         
          うっかりすると見落としそうな仁田尾のピーク  
  さあ~残り、4km頑張ろう。
 またもや急坂をグングン下って行き、やがて広い林道に飛び出す。
 何時もなら嫌になる林道歩きだが、猛暑日の長丁場の歩きには足休めの優しさを感じる林道だった。
         
          立派な?林道が足を休ませてくれた。
 展望所経由の元越山の案内板に誘われて、一旦林道を離れて急登の狭い縦走路を歩く
 5分ほど急坂を登ると、海からの涼風が吹く素晴らしい展望所が待っていた。

  展望所から尾根筋を歩くと先の林道に出会い、再び林道歩きとなるが直ぐに林道と別れる。
 いよいよ色利山かと思うと心弾むも、猛暑に適わず幾度となく足を止めては水を口にする。
 おっ!目の前に建物が見えてきた。
 色利山かと思ったが建物は、NHKの中継塔で地図で確認すると色利山はもう一つ先のピーク
         
           山中に無粋なコンクリート建造物
  NHKの中継塔から鞍部へと下り林道を横切ると、色利山への急登りが待ち構えていた。
         
           急坂を登って色利山へ向かう
 10分ほどの登りだったが、色利山の頂に着くときは、息も絶え絶えのバテバテだった。
 色利山の山頂は展望が素晴らしく、眼下のコバルトブルーの米水津湾が印象的だった。
          
          色利山山頂の展望も素晴らしい
  さあ~残すは元越山だけになった頑張ろう。
 元越山までの残り2.4km、もう?まだ?嬉しいような悲しい案内板
 色利山から鞍部へと下って行くと林道終点に出会い、左へ90度方向転換しながら広い登山道を歩く
 やがて、左手に偽木の階段が現れて、元越山の取り付きとなる。
 元越山への登りは思っていたより傾斜がなく、時々現れる平坦部で息抜きしなが歩いて行く
 空の公園を出発して、3時間を少し回った時に目にする残り0.4kmは本当に嬉しい案内板だった。
 行く手が明るくなり、人工林の伐採跡が現れると、最終目的地の元越山の頂となった。
 10年ぶりの元越山、展望の良さは申し分なく新しいルートを堪能できました。
          
           360度パノラマ展望の元越山山頂   
  空の公園から4座を歩いて
 スタートをどちらにするか迷う事でしょうが、色利登山口から元越山頂までは2.5kmほどの距離があり
 登山道もかなりの傾斜があるので、標高の高い空の公園からが数段楽に歩けるでしょう。
 登山道はしっかり整備されていて、ハイキング感覚でも歩けるのではないでしょうか?
 歩く季節によっては、ツツジやツバキなどの花も楽しめそうです。
         
           元越山下山中の展望所、海の青さが素晴らしい 
                    
         
           時の流れを感じますね。
         
           10km超えの縦走を終えて、ゴ~ル 
  空の公園~(40)~石槌山~(45)~仁田尾~(50)~色利山~(55)~元越山(昼食)~(65)
 
  元越山登山道を守る会の『今田さん』、すっかりお世話になりました。
 登山口と下山口のボランティア送迎は、大変助かりました。
 オマケに、今田さんが焼かれた”黒炭”と”木酢”まで戴き、ありがとうございました。
           
 
  
コメント (4)
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