祖母山神原へトリカブト観賞 (単独山歩)
トリカブトの花の時期だね、何処に行く?男池?・・・そうだ!神原に行ってみよう☝︎
祖母山神原登山口、トイレもあって便利な登山口です。(訳あり単独になった。)
今回も、左岸から沢の涼しい水の音を聞き&珍しいキノコを探しながら登りましょう。
最初の滝は”目覚めの滝”ここで目が覚めなければ”御社の滝”で目を覚ましましょう。
右岸歩きの良い点は、キノコがたくさん見られるし、他の登山者に会わず静かに歩ける点です。
この日は、お目当てのキノコになかなか出会えません。
5合目の小屋が見える手前でやっと”カエンタケ”&”ソウメンタケ”&”??”を見付けました。
他には、真っ白いキノコやグレーのキノコの密生などはたくさん有りましたが名前も判らず
20年前に、きのこ汁を食べた夜に「幻覚作用」を起こし翌日病院に行ったらシビレタケじゃないかと?
それ以来、椎茸と木耳など数種類以外は野生の物には手を出しません。
5合目の小屋の横で渡渉して本格的な登山が始ります。
手付かずの自然の中、鳥の声しか聞こえずとても気持いいです。
この先、もう一つの目的を胸に小松尾根を目指します。
神仙の滝を過ぎると目的地が直ぐお楽しみに逢えるでしょうか?
ん?えっ! 周りを見回すけど目指す物が全くありません。
ここは、ヤマシャクヤクの群生地で、”トリカブト”があったと思っていたのですが・・・
思い違いも甚だしく、苔生した岩が見えるだけの荒地に老化現象のショックに😭
トリカブトの花を見たら下山する予定だったが、単独行と物足りなさから足が止りません。
ブナの水源地からヒメシャラの群生地を抜けて更に登って行きます。
目の前が一気に明るくなって小松尾根が見えてきました。
尾根に立つと樹間から祖母大縦走路の”大障子岩”が聳えていて、「ヨシ!祖母山まで登ろう」
簡単に祖母山までと言うけど、小松尾根コースはタフなコースです。
転げ落ちそうな、バリバリの急登やロープに縋らないと登れない岩場が幾度も現れます。
高低差の激しいピークの登詰めて一休み、振り返ると足が竦む”神掛け岩”が
そして行く手には又もや急峻なピークが待ち構えています。
ピークに向かって急登を超えると気持の良い尾根が待っていて登りの疲れも吹き飛びます
これで紅葉が初めっていたら最高だけど、標高1200m付近の紅葉は何処吹く模様です。
ロープ?以前私がコースアウトした場所にロープが張ってありました。
急登りの後の尾根で気が緩み直進市安い場所、コースアウトは私だけじゃなかったようですね。
崎のロープを過ぎるとテープや案内板が賑わう、メンノツラルートに合流します。
この辺りで標高1580m辺り(登山口から3時間弱)なので、もう一踏ん張り?もう二踏ん張りです。
メンノツラ谷越に尾根が近づいてくるといよいよ大縦走路に合流します。
ルート合流数分でQ合目の避難小屋(現在は、無料&無人です)に到着も15人ほどでガヤガヤ
写真も撮り忘れてスルーして頂上へまっしぐらでした。
北谷ルートに合流して最後のガレ場を登り切ると祖母山1756mの山頂到着です。
傾山~笠松山~本谷山~古祖母~天狗岩・・・目の前には建男から大障子岩の縦走路
この日はすこぶる快晴で、久し振りの展望素晴らしき祖母山山頂でした。
根子岳が特徴的な阿蘇五岳・・・久住連山もそれぞれのピークがハッキリ見えていました。
南に目を向けると鹿児島県と宮崎県に跨がる高千穂峰~韓国岳、更には綺麗な三角峰の市房山
カップ麺とオニギリの山ランチを食べていると山頂が一気に賑やかに30名ほど登山者軍に(>_<)
後から登ってくる登山者に場所を譲って下山です。
国観峠の広場までは、一気に駆け下ります。
ここから5合目の山小屋までは、危険箇所もあったりするので足元に気を使いながら下ることになります。
気掛かりな塗装地点まで下って来ましたが、全くというほど水がありません。
右:5合目の小屋、ここまで下ったらこの日の山歩き完了かな
メチャ花のすこ無いお山歩
マツカゼソウと林道に出逢っただけでした。
そあ~次は紅葉を目指して、何処のお山にお邪魔しましょうかね