誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

新燃岳の噴火

2008-08-25 18:16:52 | 出来事
  
     
    新燃岳1421mの噴火
  
 新燃岳は、”エメラルドグリーン”と言う、綺麗な火口湖を持ち
韓国岳から高千穂の嶺に続く縦走路の中心に位置している。
その、新燃岳が17年ぶり噴火した!

 タイミング良く?(悪く?)、霧島連山に行く予定があって
近くの山々から、様子を見てみた。
夷守山からの眺めでは、いつもより水蒸気が多いなぁ~といった程度
しかし、大幡池の変色を目の当たりした時から、状況が大きく変わってきた
大幡池の色を変えるほどの降灰量、湖底や石に沈降し堆積した火山灰
大半は雨で洗い落とされたにも拘らず、木々の枝をしならせている火山灰
大幡山に近つくと、積灰量が2cmに達しようかという所もあった。
獅子戸岳から目に映った光景で、初めて今回の噴火の違いを知ることに・・・
 
        
      今までの噴火口からも大量の水蒸気噴煙を!

 従来の火口の一噴火口が、噴火を起こしたとばかり考えていたが
今回の噴火は、火口縁を越えた斜面の数箇所から白煙が立ち上っていた。
驚き、双眼鏡で覗いてみると、白煙が上っている場所には
亀裂やクレーターが出来つつあり、新しい噴火口を形成しつつあった。

      
     新たな噴火口が出来てきている。 

 霧島連山の地底にあるであろう、マグマの帯の活動次第では
高千穂の嶺や韓国岳も噴火するのでは?と考えた。

*新燃岳から半径1kmは、立ち入り禁止となっています。
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