新燃岳1421mの噴火
新燃岳は、”エメラルドグリーン”と言う、綺麗な火口湖を持ち
韓国岳から高千穂の嶺に続く縦走路の中心に位置している。
その、新燃岳が17年ぶり噴火した!
タイミング良く?(悪く?)、霧島連山に行く予定があって
近くの山々から、様子を見てみた。
夷守山からの眺めでは、いつもより水蒸気が多いなぁ~といった程度
しかし、大幡池の変色を目の当たりした時から、状況が大きく変わってきた
大幡池の色を変えるほどの降灰量、湖底や石に沈降し堆積した火山灰
大半は雨で洗い落とされたにも拘らず、木々の枝をしならせている火山灰
大幡山に近つくと、積灰量が2cmに達しようかという所もあった。
獅子戸岳から目に映った光景で、初めて今回の噴火の違いを知ることに・・・
今までの噴火口からも大量の水蒸気噴煙を!
従来の火口の一噴火口が、噴火を起こしたとばかり考えていたが
今回の噴火は、火口縁を越えた斜面の数箇所から白煙が立ち上っていた。
驚き、双眼鏡で覗いてみると、白煙が上っている場所には
亀裂やクレーターが出来つつあり、新しい噴火口を形成しつつあった。
新たな噴火口が出来てきている。
霧島連山の地底にあるであろう、マグマの帯の活動次第では
高千穂の嶺や韓国岳も噴火するのでは?と考えた。
*新燃岳から半径1kmは、立ち入り禁止となっています。
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