誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

立中山へ

2018-03-25 05:52:19 | 山歩き

    立中山へ足を延ばす。(3/24-土)

   ユキワリイチゲ鑑賞を予定していたが、昨年の開花時期からマンサクに変更

  佐渡ヶ窪の銘木は先週鑑賞したので、今回は鍋割峠付近のマンサクがメインだ

   レゾネイト横から1本松目指して、牧草地の脇を通って歩く

                         

                        あの松の木を目指して

  20分ほどで天空の山桜に着く、1週間前よりややつぼみが膨らんで見える。

          

        天空の山桜

                       

        朽網別れから、杉林を歩き

                      

        1時間15分で石畳の鍋割峠

          

                        始めて開花を目にする、窪入り口のマンサク

            

        大船山南西斜面のマンサク群

                      

        佐渡ヶ窪2代目の銘木

                     

                     一番の見頃かな?

       

       初代の銘木も必死に生きようとしています。

   ここから、登山道を右に外れるとマンサクの群生地に行けますが

  今日は、トレーニングを兼ねても、登山道を直進して鉾立峠に向かいます。

       

        久し振り、懐かしい登山道です。

        木道が壊れたり、かなり荒れています。

       

        佐渡ヶ窪から25分、鉾立峠です。

        左=白口岳・直進=法華院&坊がつる・右=立中山

   峠に立つと、正面に三股山が直ぐ近くに見えてきます。

  峠で昼食して引返す予定だったけど、思った以上にカミさんの塩梅もいいので

  もう少し足を延ばして、立中山まで登って行くことにしました。

   峠から立中山へ足を踏み入れた途端、田圃のような泥濘が待っていました・

  泥濘に足を取られながら、いつもの倍の時間を費やしてやっと前傾に着きました。

        

        やっとここまで来ました、もう一一踏ん張りです。

        

        鉾立峠から30分、1465mの立中山です。  

   立中山は久住連山にあって、1500mにも達しない低山でマイナーな山ですが

 

  この日は天変地異か?山頂には20名を越す山人が、360度の展望を愉しんでいた。

        

        ミヤマキリシマの隠れたスポットです。(背景は大船山)

   さて、山の昼食です。

  最近は、カップ麺が多かったけど、そろそろ野菜を入れたラーメンにします。

        

        使い古しのアルマイト鍋に、キャベツ,椎茸,玉葱,ウインナーです。

   四方の山々を見ながらラーメン定食を食べ、仕上げのコーヒーを戴きました。

  下山はどうする?

  計画の段階で、鉾立峠~立中山~鉢窪~分水嶺~佐渡ヶ窪の周回は却下されていたが

  ズルズルの登山道を思い煩い、分水嶺コースへとカミさんを無理強いしてしまった。

        

        立中山から鉢窪へ・・・10m先は見えない薮です。

   坊がつる/鉢窪の分岐表示もありません。

  葉を落とした棘だらけの薮に引き搔れながら、25分を要して大船山/佐渡ヶ窪分岐に着く

        

        直進=大船山,右=分水嶺経由の佐渡ヶ窪

    分岐を右に折れてゆっくり下り始めます。

   このルートを分水嶺/佐渡ヶ窪と言いましたが、これは正式な名称ではなく

  私が勝手に呼んでいるだけです。(2014年3月19日のblog記事)

  緩やかだった傾斜がきつくなると、落ち葉に隠れた黒土が滑ります。

  前回は、落ち葉の上に10cmの積雪の中を、3歩進んで2歩下がりしたものでした。

  登山道に石ころが現れ始めると、すぐに佐渡ヶ窪の奥地へ降り立ちます。

        

        降り立った先は、佐渡ヶ窪マンサクの群生地です。

    立中山~(鉢窪)~分水嶺~佐渡ヶ窪を久し振りに歩きました。

   そこそこに道標のテープがありますが、所々ルートが不明瞭です。

   山歩きに慣れていないと、右往左往するかも知れませんのでお勧めできません。

   佐渡ヶ窪に降り立つと、マンサクにお別れを告げながら往路を一番水へ戻ります。

        

        佐渡ヶ窪から鍋割峠へと向かいます。

        

        マンサクさん、さようなら~(ToT)/~~~

   マンサクを見て、足慣らしの立中山、計画外の分水嶺歩きを終えました。

  本日は、休憩時間を含んで、5時間20分の山歩きでした。

  バリバリ山歩きできるまでには、もう少しトレーニングが必要のようです。

  焦らず、ゆっくりとパワー回復を目指します。

       

       一番水で、キスミレを見つけました。

    天空ヤマザクラの時期には、ヒメアヤメやイチリンソウが咲き始めるでしょう。

   焼き野のあとには、ワラビもたくさん芽吹き始めますよ~

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