2016/01/15(金)
申年にちなんで、高崎山の初登頂でした。
Webで得た資料によると、柞原八幡宮近くからの銭瓶峠のアクセス道は狭くて怖いらしい
と言う事で、地図を片手にR442~R412~R690~R618~R210~R51と走りつないで銭瓶峠へ
しかし、到着した広場は、『高崎林道の起点』だった。
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アクセス中には、こんな風景も楽しめた。由布岳と鶴見岳
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お猿さんに会えるかなぁ~?。高崎山
えっ?カンカン石(銭瓶石)の峠はと北向きに少し行くと、四叉路の交差点があり銭瓶峠
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銭瓶石を叩くと”カンカン”と澄んだ音がします。
別府道,ゆふいんみち,どうしり道,府内道の主要道の交差点だったと説明書きがありました。
銭瓶峠から先の広場に戻って、改めて『高崎山林道』へ向かうと、この先幅員4mで離合困難とある。
お願い~下ってくる車がない事を祈りながら、ゆ~っくりと登山口へと向かった。
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高崎山林道の起点(高崎山南登山口)
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特に最後の600めは離合不可!
林道の起点から恐れていた車との遭遇もなく、無事に登山口広場に到着する。
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バイオトイレ2基に広いベンチもあります。
高崎山城&お猿さんとの遭遇時の注意事項を読んで、いよいよ山頂を目指して歩き出す。
真正面には、うっすらと冠雪した鶴見岳と由布岳が綺麗に見えていました。
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ゲートがあり、すぐ先にカウンター
登山道は広くて、うたい文句のセラピーロードの標柱が沢山出迎えてくれます。
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セラピーロード標柱、標柱ごとに書かれた言葉に納得
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山びこスポットで、雄叫び?
落ち葉を踏みながら緩やかなスロープを登って行くと『堅堀』の標柱がいくつも現れてくる。
竪穴でもあるのかと覗き込むもな~んにも見えず????で歩き続けて行くと納得の説明版があった。
お堀の無い山城を守るための工夫が、幾筋にも掘られたのが堅堀とは良く考えられたものだ。
突然、木漏れ日が遮られて、ひんやりした空間が現れる。
両側から覆い被さってくる青々とした青木のトンネルを潜る。
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ここだけがチョット雰囲気が変わるよ
青木のトンネルを抜けると、やや傾斜が増し登山道が一気に狭くなってくる。
両側が小高く石積みされた、人ひとりの狭い場所を抜けると旧道(説明版によると)に出合う。
ここの説明板に、先の狭い場所が城門(虎口と呼ぶらしい)とあり、いよいよ高崎山城に入ることになる。
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城門(虎口?)に入る。
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旧道と合流する。
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高崎山城の構造や建城~焼失の歴史が掛かれてあり歴史の勉強会
建城の説明板から数分で本丸があったとされる広場に到着する。
広場は立木で、城があった形跡は『狼燈台』後くらいではないだろうか。
広場の海側を覗くと、眼下に『うみたまご』と『田ノ浦ビーチ』と抜群の見晴らしが待っていた。
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うみたまご(左)と田ノ浦ビーチ(右)
狼燈台の横を通って、最高点に向かうと高崎山628mの三角点があった。
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ごめんなさい、ツ-ショットは無視してください。
山頂に海側も木々が切り払われていて、別府湾越しに国東半島の山々が望めた。
山頂から、もう一つの登山道である『両群橋』方向へ足を延ばすと、これまた絶景が待っていてくれました。
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山頂から、鶴見岳~由布岳一帯が望める。
霞の中に目を細めて見ると、直ぐ近くに倉木山や雨乞岳がありその彼方には久住の山々が見えていた。
登山と呼ぶには遠く及ばないが、高崎山の山頂は素晴らしい展望があり登って良かったと思う山である。
山の昼食は、定番のラーメンおにぎり定食なのだが、メイン?のおにぎりがない!ない!
道中、何の気配も感じなかったが、お猿さんに失敬されちゃったのか?
いえいえ、温かいおむすびを新聞紙にくるんで、出発まで炬燵の中で保温したまま忘れちゃってました。
ラーメンだけの質素な昼食を終えると、陽だまりでのお猿さん遭遇を期待して下山を始める。
旧道合流点まで来たら、2度と来ることはないだろうと旧道を下る事にする。
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旧道から高崎山城を下る事にする。
旧道、何か発見があるかもと期待したが、道は狭く落ち葉が溜まったズルズルの急傾斜
な~んにも見る物はなく、ただ後ろから響く悲鳴だけを聞きながら本道へ下った。
登りと同じ本道、山の南斜面であり日向ぼっこのお猿さんを探すも、期待のお猿さんには逢う事はなかった。
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やったぁ~駐車場でお猿さんが遊んでいる♪
すみません。登り支度中の登山者でした。
申年にちなんで、お猿さんの山『高崎山』だったが、お猿さんとの遭遇の夢叶わず