侮れない国語の学習

2009-11-01 19:57:14 | 日記
保護者面談などの機会に話をすると、よくお母さん方がこんなことを言います。


「先生、国語は(塾の授業で)取らなくても大丈夫かなって私思うんです。だって自分の国の言葉ですものね。国語なんて、ただちゃんと本を読む癖さえ付けられればすぐに出来るようになりますよね」

私は、思います。

「またまた国語という科目に大きな誤解をしている方が現れましたね」


結論を言えば、「国語なんて簡単」とでも言いたげなこのお母さんの考えは全くの誤りです。

少しだけ書きますと、国語は語学ですから「読み・書き・聞き・話す」の四つの分野の修得をすることを目標にした科目です。

そのうち、学校で主に学習するのは「読み・書き」になろうかと思いますが、そのどちらについても、これらを修得するためには何が必要か、逆に何がこれらの学習に際しての障害となるかなどについては、これらを全て書き出せば丸一日掛かってもまだ足りないでしょう。

ですから、今回は唯一点だけ強調しておきます。

「国語の学習は他の全ての科目理解のための大前提であって、これなくして他科目のスムーズな向上はありません」






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