夏期講習真っ盛りですね。
クルマで町中を走っていて、学習塾の前に差し掛かると、それがどの塾であっても自然に目が行くものですが、この時期は普段の月とは異なり、朝から開いているところが少なくありません。
ACSアカデミーは、教室単位で夏期講習の日程の組み方に違いがありますので、朝9時から始めているところもあれば、昼の12時からのところもあったりします。
こういう中、時折夏期講習についての問い合わせ電話が入ります。
その際、ほとんどの方が「今からでも間に合いますか?」と聞かれます。
答えは、「今ならまだ間に合います」
遅れを取り戻すのも、9月からの学習単元の予習をするのも、それに学校から出されている大量の夏休みの宿題にかこつけて普段勉強嫌いのお子さんに勉強させるのも、今ならまだ間に合います。
しかし、これがたとえば15日を過ぎた頃からでは、流石に日程的にも厳しいものがあります。
また、
「今取り掛かっても取り掛からなくても、勉強がわからなくなってから、そのとき考えます」
などといって、まるで子供の勉強を風邪の初期の症状のように言ってのける方もいますが、子と苦手科目の苦手単元を克服しようという時、こういう考え方とやり方は、決して賢明であるとはいえません。
今やるべきことをやらず、先延ばしにしていたのでは、この間にやることが多くなるばかりで、しょうらいそれをどうこうしようという段になって、それにかかる時間や費用がどれほどのものになるか。
風邪だって、ひき始めの段階で適切な処置をしなければ肺炎にもなりますし、ひどければもっと深刻な症状にも進んでしまいますよね。
何度も言うようですが、一年で最も長い休みの今だからこそ出来ること、今しか出来ないことが厳然としてあるのだということをしっかり認識し、そして実際の行動でこれを実現していただきたいと思う次第です。