学習塾ですから、この欄で扱う話題の多くは「どう勉強すべきか」といったものになりがちです。
しかし、何事もそうですが、ただ闇雲にやれば成果が上がるかといえば、決してそうではありません。
ことを上手く運ぶために、私たちは時々効果的な休憩をとらなければいけません。
私は好きでよく山に登りますが、このとき、ペースを考えずに登るのとそうでないのとでは、疲労度その他の点で大きな差が生まれます。
専門家によって多少ニュアンスは異なりますが、登り始めて最初にとる休憩と、その後再開した登りで再び三度取る休憩とでは、時間間隔やそこで補給すべき栄養などが違います。
勉強も同じです。
ここでどう休憩を取ればよいかは、与えられた条件や、それをする個々人で違いますが、ACSアカデミーでは、少なくともここで行う授業あるいは勉強に際しては、責任を持ってその生徒一人ひとりに適切な休憩指示を与えます。
生徒は、それらを自らの体と心でしっかり受け止めて、「そうか、これだけの勉強量に対してはこれだけの休憩が必要なのだ」ということを学習してくれることと思いますし、それが自宅での学習でも有効に活かされることと思います(家で過度に甘やかされたりしていない限り)。