で、昨日は国語力の大切さについて偉そうに書きましたが、私なりの持論としてもう一つ声を大にして(小さくてもよいのですが)言いたいことは、「良い生活習慣をつけよう」ということです。
ここでいう「良い生活習慣」とは、いち勉強面だけを指していっているのではありません。勉強時間などを含んだ、もっと広い意味での生活習慣です。
自分自身の経験からも、子供達の学習指導をしてきた経験の中からも、勉強を教えるということ自体はさして難しいことではないと思うんです。
しかし、机に向かって勉強することが一過性のものでしかない場合、その効果などはたかが知れています。
言い方を換えれば、週に一回3時間机に集中して勉強するよりも、毎日コンスタントに30分やった方が効果が上がると思うのです。
中には「いや、違うね。俺は週に一回の方が出来るぜ」というツワモノもいるかもしれませんが、しかし私がここで想定しているのはそういうツワモノではない、ごく普通の弱さを持った子達です。
そういう子達の場合、これは自信を持って言い切りますが、短期集中型よりも言葉は悪いですが「毎日適度にやる」型の方が合っている筈です。
ですから、我々大人たちが心すべきは、如何に「毎日適度にやる」という習慣付けを図っていくかであって、それは必ずしも目先テクニカル的な学習指導とは同一ではないということです。
子供達一人ひとりその個性も生活リズムも違いますから一概には言えませんが、いずれにしても日々の暮らしの中の習慣を建て直し、組み立て直していくことで(それには強制力が必要でしょうが)、勉強面でも必ず上げ潮基調になっていくと思います。