擬似的家族

2013-01-26 12:01:34 | 学習塾・勉強の仕方

昨今は、お父さんだけではなく、お母さんが外でお勤めされるご家庭が当たり前といってよいくらい一般的になっています。

そして、核家族化が進んで、家族数が少なくもなっていますので、いきおい昼間から夕方にかけて家に大人がおらず、子どもだけというところが少なくないようです。

そういう環境の中、その時間を少しでも有効活用しようというお考えで、保護者の方がその時間帯、学習塾にお子さんを寄越して勉強させたり、或いは授業がない時間帯もそこで自習をしたり学校の宿題をやるなどの例が、ACSの中では珍しくありません。

そういう場合、普段は塾内飲食禁止ですが、長時間の在塾でエネルギー補給を図ることは何の問題もなく、自習室や空席のブース、または面談などが入っておらず空いている応接ブースなどを使って軽微な食事を摂るってもらっています。

時には子どもたちがその時間帯を使って、普段から気を許している講師に悩み事を相談したりするといった、濃い時間を過ごすこともあります。

そして、そういう時などは、それ相当のマナーや規則遵守についても(一般的な範囲ですが)私たちは大人としての指導を致しますので、こういうことが積み重なると子どもたちの中に自然な形でそれらが芽生え、確立していきます。

面白いことに、こちらがふと気づくと、そんな彼らがいつの間にかお兄さんお姉さんの役割を自ら担い、下級生の面倒を見たりすることもあって、時には塾内環境それ自体が擬似家族的空気を持っているのだなあと感じたりします。


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