先日新たにご入会くださった、とある小学生のお母さんは、ACSに来る前に、他所の学習塾に子供さんを通わせていたのだそうです。
そこを辞めて当会に来られたわけですが、お話を聞く限り、その塾の指導法などにこれといったご不満があったというわけではなく、問題は学習指導とは必ずしも連動しない部分であったようです。
具体的には、コンサル或いはカウンセリングの部分です。
そのお母さんはまだお若く、3人家族の近くに親戚縁者もおらず、そういう点で孤独だそうです。ですから、子供が熱を出した、学校で先生からこんな注意を受けた、こんな指摘をされたなどといったときに、それぞれどういう受け止め方をするべきか、どういう対応をしたら子供のためになるのかが、いずれの場合も初めてづくしで、その都度不安なのだそうです。
ですから、それに的確に対応するという意味でのコンサル、またはカウンセリング。前の塾では、この部分がどうしても満たされなかったということです。
学習塾ですから、子供に勉強の仕方を教える、成績を上げさせるという目的追求は勿論ですが、時にはこのように、保護者の方の肩の荷を少しでも軽くしてあげられるような、そんな役割もあったりします。