アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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搾取するのもされるのも真っ平だ

2012年11月11日 22時34分38秒 | 職場人権レポートVol.2
 以前考えた独立系メディアへの転身をまた考え始めています。

 会社の奴隷になるのが嫌で、無理に正社員に再就職しようとせず今までバイトで食いつないで来ましたが、会社奴隷なのはバイトも同じでした。
 散らかし放題の運転手には何も言えずにバイトにばかりゴミ片付けろと言う。重量物と壊れやすい物を一緒くたに仕分けラインに流しながら俺らにばかり破損注意を言う。こんな出鱈目を変えようと賛同者を募っても、「臭いモノに蓋」の対応しか出来ない会社に愛想が尽きて(関連記事参照)、もっと自分のやりたい事、やり甲斐のある道に進もうと、その方面への転身を考えたものの、趣味のブログ以外にはこれといった経験も資格もない中で、とりあえず手頃な所から副業として始めようと、あるウェブライター募集サイトに登録しました。
 しかし、オファーこそ直ぐに数件舞い込んできたものの、どれもとても副業でやれる代物ではありませんでした。毎月20~30本からの記事を書かなければならないのですから。記事一本当たりの分量は2千字前後とそんなに多くないものの、そんなに本数ノルマを課されたのでは、とても副業でやるのは無理です。ブログどころかバイトも辞めなければならない。そこまでしても、所詮は内職、たかだが月に数千円ほどの収入にしかならない。しかも、書く内容も怪しげな美容やサプリメントやキャッシングの宣伝が殆どで、そんな事に時間を浪費するのがバカらしくなって止めました。

 そこでまた振り出しに戻って、再び前述の方面への転身を考え始めています。勿論、記者や編集者、作家の経験なぞ皆無の私が、たとえ副業と言えどもいきなり市民記者として論壇デビューなぞ出来る訳がないので、まずはメルマガ会員として運営に参加する所から始めました。以下が、その私がメルマガ会員登録をした「My News Japan」という独立系市民メディアの概要です。

(以下引用)
 MyNewsJapanは、ジャーナリズムに特化したニュースメディアです。本来のジャーナリズムにはタブーがあってはならない。よって、既存マスコミがスポンサータブーで伝えられないことも、タブーなく、むしろ積極的に報道しております。
 2009~2010年に米国で問題となったトヨタのリコール車問題は「リコール王・トヨタ」と題して2年以上前から連載。日韓で出版もされています。
 2011年に全面停止となった浜岡原発の危険性については設計者の内部告発を6年前に掲載。同年5月にWHOは携帯電話電波の発がん可能性を認定しましたが、4年前から断続的に報道してきました。
 2009年6月に公正取引委員会が排除措置命令を出した「セブンイレブン」の独禁法違反についても4年前から、2009年9月に販売停止となった花王「エコナ」の有害性についても3年前から報道しています。
 いずれも、対象が広告主であるがゆえにマスコミが報道できなかった問題です。
 MyNewsJapanを読むことで、いかに既存のメディアがスポンサータブーによって偏向しているかがわかります。多くの人が特定の情報に洗脳されている裏では、生活者/消費者/有権者にとっての深刻な問題が進行しているのです。
 こうした報道ができるのは、ビジネスモデルによります。MyNewsJapanは企業広告を一切入れず、読者のみなさんの会員収入によって成り立っているメディアです。みなさんが本当の事実を知りたいと思ったら、ぜひ会員になって下さい。また、現場から情報提供、情報発信してください。
 MyNewsJapanでは、Newsの現場にいる誰もが発信者です。身近にある本当のNewsを、多くの人に知らせていきましょう。
 http://www.mynewsjapan.com/aboutus

入社4カ月で過労死した「日本海庄や」社員の給与明細とタイムカード公開
佐藤裕一 02:47 07/12 2010  

 【Digest】
 ◇弔電で「天命とは申せ」と社長
 ◇大庄の給与体系一覧表 残業80時間を初任給に組み入れ
 ◇東証一部上場でも基本給は時給713円
 ◇「分かっていればこんな会社に入れない」 父・了さん
 ◇「この会社おかしいよ」 母・隆子さん
 ◇いまも基本給は東京都の最低賃金と同じ
 http://www.mynewsjapan.com/reports/1277
(引用終了)

 ここなら、徒に時間を浪費したり怪しげな広告に加担する心配もせずに自分の思う所を精一杯書けるし、いざとなれば言論を武器に会社の無法にも対抗していける
 上記居酒屋チェーン「日本海庄や」の過労死問題も酷いもので、初任給19万円余のうち7万円余が予め残業代として組み込まれていた。月80時間以上残業してもそれが上限で、逆にそれ以下なら減額。それで月平均276時間(一日12時間以上)働いても給料はたった19万円しか貰えないまま(時給換算では当時の都の最賃レベル)、学生時代スポーツ選手だった新人が入社後僅か4ヶ月で過労死。そういう事例が今や全国に蔓延しているのに、大手紙はどこも取り上げない。石原新党や橋下維新の会の追っかけ・提灯記事ばかりで。
 権力監視こそジャーナリズムの本分。国家権力やスポンサー企業に気兼ねして、政府広報や時の政治家・経営者のヨイショ記事しか書けないメディアなぞ、幾ら規模がデカくてもスポーツ紙や風俗誌と同じ価値しかない。

 しかも、それを事業として採算ベースも考えながら運営出来ている所が凄いと思います。そこが政党機関紙とも違う所です。たとえば「赤旗」などはいざとなれば共産党が経営を助けてくれます。それに、政府や資本家は叩けても共産党自身は叩けないでしょう。じゃあ「MyNewsJapan」は「MyNewsJapan」自身を叩けるか(どこまで客観視できるか)?反権力や社会正義を主張する以上は、身内の悪も暴けなければ公平ではありませんが、果たしてそれがどこまで可能か?
 今では何とも言えません。そういう未知の不安もあるので、今は一定距離を置きつつ、あくまで副業のメルマガ会員として運営に参加していこうと思っています。
 そして、確信が持てた段階で、次に副業の市民記者として、やがてゆくゆくは本職の市民記者として、格上挑戦していこうと考えています。そうする事で、

何でも上の言いなり奴隷根性の生き方でもなく
我が家の保守オヤジを始め、大多数の庶民や有権者がそんな生き方に甘んじている)
逆に奴隷主として君臨する生き方でもなく
(虐められる位なら虐め返せと競争・差別を煽る石原・橋下や、拝金主義でネトウヨの私の兄貴がその典型)
虐めや差別そのものを無くしていく、その中で自分の生計や人生のやり甲斐も見出していく

そういう仕事や生き方を目指したいと思います。但しあくまでも「全てを疑え」という姿勢は堅持しながら。そうでなければ只の盲従になってしまいますから。長時間労働やパワハラすらも「消費者運動発展の為にはある程度我慢しなければ」と容認してしまった、かつての生協職員時代の苦い経験を二度と繰り返さない為にも。

コメント (1)
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