アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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毒親撃退メール作戦

2016年08月14日 16時39分51秒 | 当ブログと私の生い立ち
 また申し訳ないが親父ネタです。この前の記事「のんべんだらり」の前半部分で触れた親父とのイザコザを、実際にメールの記録に残しているので、それから見てもらいます。メールの文章をそのまま引用しました。ただし、ブログで読みやすくする為に、段落ごとに改行を施しました。また、メールの文章だけでは意味が通じにくい箇所についても、最低限の注釈をカッコ内に入れております。

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転居の件で親父と交わしたメール

7月25日(月)6:15 私→親父
転居の件で、本命のURと並行して民間の賃貸物件も時々物色したいのと、家賃支払いの為に残業も今まで以上に頑張ろうと思うので、帰りは今までより毎日確実に遅くなります。
とはいえ入浴の都合もあるので、遅くとも20時には帰宅するつもりです。
ですので毎日の帰宅メールも今日から省略します。夕飯も、昨日言った様に毎日会社の食堂で済ます様にしますので、今日から要りません。

親父→私
Re:早急に、転居するようにしてください

7月26日(火)6:15 親父→私
Re:移転の件は、(見合いの)話の様子を見てからにしてはどうかな

私→親父
「それじゃあ今までの繰り返しだ」と、昨日言ったのは親父の方じゃ無かったっけ?
じゃあ、この前の「お前は(優柔不断で)のんべんだらりと生きてきた」との、人格攻撃みたいな決めつけ発言をまず撤回してくれる?
どちらにしろ、引越しを手伝ってくれる予定の友人の都合も聞かなければならないので、今日は(UR賃貸物件の)仮申し込みだけにしておくが。

8月4日(木)5:43 私→親父
改めて親父へ。転居の件では最後まで親父に振り回された。余りにも話が二転三転し過ぎだ。住所変更届や引越し手伝いの依頼取り消しに振り回される会社の担当者や職場同僚の身にもなってくれ。
それに、この際はっきり言うけど、親父の考え方は余りにも封建的で時代遅れ。ピントがずれまくり。例えば、「象牙の印鑑や名刺を持て」と俺に言った事についても、今の俺の生活にはそんな物必要ない。象牙の印鑑なんかよりも、気軽に携帯できて、その場で判子付いて有休届を出せる三文判の方が、よっぽど使い勝手が良い。
それ以前に、そんな外見や地位や財産の有無で人を決めつけ差別する様な、親父の封建的な考え方には付いて行けない。親父は「時代が変わっても人心は変わらない」と言うが、決してそんな事はない。それが証拠に、親父の子供の頃は、「天皇は神で、日本には神風が吹く。B29も竹槍で打ち落とす」なんて事を平気で言っていたじゃないか。その所為で、どれだけの人間が戦争の犠牲になったと思っているのか?そんな時代の価値観を21世紀の俺に押し付けないでくれ。それを「親子の情」という言葉で誤魔化さないでくれ。
親子なら何をしても許される物でもないだろう。自分の意見は言って貰っても一向に構わないが、それを一方的に押し付ける様な真似は止めてくれ。そうなれば、それはもはや話し合いではない。只のパワハラだ。お互い好い歳した大人なんだから、それ位分かるだろう?以上、キツイ言い方で申し訳ないが敢えて言わせて貰う。
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 このメールのやり取りの後、8月4日の夜に、親父と私の間で、私の転居を巡って話が二転三転した件や、それまでの親父の物言いについても不満が山積していたので、その事について二人で話し合いました。その時の話の大まかな内容も、親父の釈明VSそれに対する私の反論という形で、次の様に文書に残してあります。

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8月4日(木)夜に親父と話し合った内容(親父の釈明と、それに対する私の反論)

① 話を二転三転させてしまい、お前の会社担当者や同僚にも迷惑をかけてしまった事については素直に謝る。しかし、それ以降のメールの内容については、お前の思い違いも多々ある。

② 「象牙の印鑑を持て」と言ったのは、象牙が縁起物だから勧めたまで。今は象牙の捕獲が禁止されているので、時代遅れな物言いである事は承知している。「名刺を持て」と言ったのも、営業に回されたら名刺は必需品だから。あくまでも「持っているに越した事は無い」という意味合いで言ったつもり。別に「今の仕事で必要ないのに無理に持て」と言った覚えはない。また、その事で、印鑑や名刺を持っていないからと言って、それで相手を見下したり差別するつもりも毛頭ない。

(これについては異論あり。「営業に回されたら」等と限定付きで言っていた記憶は、少なくとも私の中にはない。でも、まあこれで親父の真意は分かったという事で、一応了解)

③ 外見や地位や財産の有無で人を差別した覚えはない。業務改善で会社からプレゼン表彰された事に対し「たったそれだけしかお前には自慢する物がないのか」と言った事や、「お前、たったそれだけしか給料貰っていないのか?」と言ったのも、別にお前やその他の非正規労働者を蔑んで言ったのではない。プレゼンとは別に、年相応にもっと頑張らなければならない事があるだろう(例えば結婚とか)。「たったそれだけしか給料貰っていないのか?」という発言も、ただ単に「給料少ないなあ」と思ったから言ったまでで、別に他意は無い。他の先進国と比べて日本の最低賃金が低過ぎる事も知っているし、問題だと思っている。

④ とにかく、ワシはお前が早く身を固めて所帯を持ってほしいだけなのだ。お前の事を「のんべんだらりと生きて来た」と批判したのも、別にお前を「優柔不断」「ちゃらんぽらん」となじった訳ではなく、「年相応に生きろ」「早く結婚して所帯を持て」と言いたかっただけ。「早く独立しろ」と言ったのも、食事の準備が大変だという以外に、「独立する事で少しでも出会いの機会が増えれば良いのに」と思ったまで。

(例えば結婚とか→またこれかよ。こちらも努力はしているのだが、どうにもならないのだから仕方ないだろう。今更どうしろと言うのか。その枠組みから外れた人間を異端視する事が、すなわち差別ではないのか?出会いの件にしても、わざわざ転居するよりも、今の方がむしろ周囲に知人も少なからずいて婚活に有利なのに)

という事で、私の方も、今はもう総中流社会の昔とは違い、同じ社内でも社員と非社員に分断され、交流の機会もほとんどない事や、会社も昔ほどには社員の福利厚生には力を入れていない事、長時間労働で婚活なぞする暇もない事(だって特に夜勤者や土日出勤者なぞ選挙の投票にも行けない位なのに)、そもそも若手や女性が職場にほとんどいない事などを親父に説明して、ある程度は納得して貰いました。この間約1時間弱。
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 もう、年寄り相手に、いつまでもやり合ってもキリがないので、一応、上記の形で矛を収めましたが、私は全然納得していません。

 だって、そうでしょう。物流の現場で働いている中高年の非正規社員が今さら営業職に配置転換される可能性なんて、誰が考えてもありえないじゃないですか。仮にそうなったとしても、わざわざ自分で名刺なぞ用意しなくても会社の方で作ってくれます。もし自営業に転職するようになって自分で印鑑や名刺を用意しなければならなくなったとしても、そんな物、後で幾らでも用意できます。まだ、その予定もないうちから、そんな細かな事まで、なぜ親父に指図されなければならないのか?「今は象牙の捕獲が禁止されているので、時代遅れな物言いである事は承知している」なら、わざわざ、そんな意味もない事を言う必要はありません。
 実際は、印鑑や名刺で外見を取り繕いたいだけなのです。「親の見栄」以外の何物でもありません。本当に息子の事を思うなら、たとえ息子が印鑑や名刺を持っていなくても、それで引け目に感じる事なぞありえません。ところが、そこに引け目を感じるのは、裏返せば、その事で私や他の非正規労働者の事を見下している、差別しているからに他なりません。そこをメールで私から突かれたので、こんな取って付けたような見苦しい言い訳を始めたのです。

 次の「外見や地位や財産の有無で人を差別した覚えはない」と言うのも嘘です。その証拠に、「たったそれだけしかお前には自慢する物がないのか」「たったそれだけしか給料貰っていないのか?」という形で、私や他の労働者の事を実際に差別しているじゃないですか。
 本当に「他の先進国と比べて日本の最低賃金が低過ぎる事も知っているし、問題だと思っている」なら、なぜ、今までそんな政治しかして来なかった自民党や、その自民党・安倍政権と似たり寄ったりの準与党「維新の党」をずっと支持してきたのか?体制べったりの物の見方や発言しかできないのか?言っている事が矛盾だらけです。
 それは「年相応」という言葉に最もはっきりと表れています。「もう30歳を過ぎたら、独立・結婚して所帯を持って、子供ももうけて社内で出世して」という、自分中心の保守的な物の見方しかできず、その封建的な価値観や生き方を一方的に私に押し付けているだけなのです。そして、それを「親子の情」という「お為ごかし」な表現で取り繕っているだけなのです。少子高齢化や格差社会の拡大によって、そんな昔の総中流時代のモデルなぞ、とっくに崩壊してしまっているのに。

 しかし、これでひとまず落ち着いたと安心したのもつかの間、しばらくしたら、またぞろ親父が次の様なメールを送りつけて来るようになりました。

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外食の件で親父と交わしたメール

8月7日(日)14:10 親父→私
Re:今夕飯~家で食べるかな

私→親父
夕食は何?

親父→私
Re:いろいろオカズがあるので、どうかな

私→親父
家で食べるけど、オカズは余り出されても食べ切れないので、程々にして。

親父→私
Re:了解~~

8月10日(水)8:09 親父→私
Re:今日の(スーパーの)チラシで、ウナギ安い。ごはん焚く必要あり~ 今夜のごはん、家で食べるかな 返事ください。
Re:ウナギは国産です

同日12:48 私→親父
家で食べても良いけど、今日も多分残業で遅くなるよ。帰宅が19時を回る様なら(途中乗り換え駅の)××でメール入れます。

親父→私
Re:その積もりで、少し遅く準備する。時間を気にしないで、いいよ。
Re:帰り、家につくほぼ1時間程度前に、メールしてね~時間は前後してもOKです


8月13日(土)14:12 親父→私
Re:今日、13(土)の夕食は、「オカズ・ごはん」あるので、家で食べるかな~返事くださいね

16:19 私→親父
帰りにコーナン寄ったりするので外食にします。

親父→私
Re:遅くなっても、うちのものを食べて、少しでも消化してほしい

私→親父
「食事の用意が負担になるので独立してほしい」と、最初に親父の方から私に言って来て、でも結局「私が外食する様になったので独立しなくて良い」という結論になったのでは?それでまた「食材が余るので家で食べてくれ」と?それじゃあ、独立の件で今まで話し合ったのは一体何だったの?
そんな調子では、私が自宅で夕飯を食べる様になったら、またぞろ「いつまでも、のんべんだらりと過ごすな。いい加減独立しろ」と、親父から言われかねない。それでは、転居の時と同じ様に、また親父に振り回されっぱなしになる。こちらも一々親父の顔色伺いながら生活しなければならなくなる。そんなのオカシイじゃないか。

親父→私
Re:工場製品と違って、生物の食品~たまたま重なることあり 予定外のことで、消化しないと、腐ることもある だから、今夜は、家で食べて欲しいと言うこと

私→親父
じゃあ、「家で食べて欲しいと言うのは今夜に限って」と言う事だね。でないと、しょっちゅう「家で食べろ」とか「外食しろ」とか、言う事をコロコロ変えられたのでは、こちらも段取りが立たない。
どちらにしろ、この件については私の方には一切落ち度がないので、帰ったらまた話を蒸し返したりしないで欲しい。
帰る時間が分かればまたメールする。遅くなる様なら親父の方で先に食べておいて。洗い物も後でまとめてするから。

親父→私
Re:了解
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 最初は「スーパーでウナギ買ったから今夜は久しぶりに家で食べるか?」という事だったので、私の方も、国産のウナギなんて外食ではまず食べれないので、親父の勧めるまま自宅で夕飯を食べていました。でも、それ以降もまた「家で食べるか?」と聞いてきて、私が「今日は遅くなるから外で食べる」と言っているのに、「一人では食べきれないので一緒に食べて欲しい」としつこく言って来ました。
 その理由も、「食事の用意が負担になるので独立してほしい」「家事も手伝って欲しいので独立しなくても良い」「ご飯が余るので家で食べて欲しい」と、全て自分の都合ばかりです。そのたびに、「お前はのんべんだらりと生きて来た」だの、「お前にはそんな事しか自慢する物がないのか?」だのと、人格攻撃まがいの決め付け発言までされて。
 しかも、実際はただのパワハラでしかないのに、「親子なんだから」「お前の事を思って言ってやってんだから」と、いかにも「お為ごかし」の様に恩着せがましい態度で。

 だから、その矛盾をメールで突いてやったのです。そうしたら、親父の奴、いかにも取って付けたような見苦しい言い訳を始めました。
 「工場製品と違って、生物の食品~たまたま重なることあり 予定外のことで、消化しないと、腐ることもある だから、今夜は、家で食べて欲しいと言うこと」と。
 誰かに買ってもらうのではない。あくまでも自分自身が、事前にスーパーのチラシを見て買うのに。いくらでも計画的に買えるじゃないか。何が「たまたま」「予定外」か。どうしても一人では食いきれない時は、別に家で一から調理しなくても、有り合わせの惣菜で済ます等、いくらでも方法があるはず。最近は単身世帯用の少量パックも一杯スーパーやコンビニに並んでいるのに。

 また親父は「毎日買い物するのはしんどいし、安売りの時にまとめ買いした方が安上がりで済む」と言い訳するのでしょう。しかし、実際は自宅から50メートルぐらいの所にスーパーもコンビニもあるのです。そんなに買い物がつらいなら、弁当の宅配サービスを使えば良い話です。それぐらいの金は今の親父にはあるはずです。
 それに、いくらまとめ買いが安いといっても、一人分で節約できる金額なぞ、たかがしれています。それで食料を余らせて廃棄しなければならない方が、よっぽど時間も手間もかかり無駄です。

 「高齢者だから、親父だから」と言って大目に見ていたのでは、ますます親父が付け上がりますので、今後はメールで応戦する事にします。メールだと、文章にする段階でお互い気持ちの整理がつき、無駄な応酬になるのを回避できますし、何よりも記録に残るので、今までの親父みたいに、言う事をコロコロ変えて適当に言い逃れする事ができなくなります。早速その効果も現れ始めています。上記のメールを送信して以降、親父があれこれ言いに来なくなりました。実際、今まで親父の件で相談に乗ってくれた兄貴夫婦や行きつけの鍼灸師さんからも、「それはグッド・アイデアだ」と評価されました。
コメント (2)
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