今年も年末から年始にかけて、大阪・西成の「あいりん地区」では、「一人の凍死者・餓死者も出すな!」を合言葉に、釜ヶ崎の越冬闘争が行われます。この時期、野宿者支援団体を中心に、あいりんセンターでの集団野営や人民パトロール(夜間の見回り活動)、福祉施設での映画上映会、三角公園での炊き出しやライブコンサート、餅つき大会などのイベントが開催されます。お盆の季節の夏祭りと合わせ、もう40年以上も続いてきた取り組みです。
私も来年1月2日の公休日には参加する予定です。次のブログ更新は多分、この参加報告が中心になると思います。写真は上から順に、前回・第48回(2017~2018年)越冬闘争ライブの様子。下は今回・第49回(2018~2019年)越冬闘争の案内告知・ライブスケジュール。
残念ながら、「あいりん地区」に対する偏見は未だに根強いです。現に私も、生命保険のオバちゃんに、今住んでいるホテルのロビーでの保険契約更新手続きを拒否されました。「新今宮の周辺なんて今まで行った事もない。迷子になるわ」と言われてw。しかし、少なくとも私にとっては、これ程退屈しない場所はありません。隣の新世界界隈も含めると、私が知っているだけでも20ヶ所以上も見所があるのですから。下手な観光地よりよっぽど面白いです。皆さんも、時間が許せば是非、越冬闘争ライブにお越し下さい。但し、野外で夜8時までやるライブなので、参加の際には防寒対策を万全に。