アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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拙ブログの原点を改めて振り返る

2019年12月07日 22時29分48秒 | 当ブログと私の生い立ち

   

■ ブログ開設宣言

 911テロと北朝鮮・拉致問題によって、日本も世界も変わりました。
 「テロとの戦い」という事で、アメリカは一方的にアフガニスタンやイラクに攻め込み、民間軍事会社を使って多数の市民を令状もなしに拘束・虐待しています。
 日本でも、「北朝鮮のテロと戦う」という口実の下で、改憲・有事法制や海外派兵が声高に唱えられ、「過去の戦争・植民地支配は正しかった」「日の丸・君が代を尊重するのは当たり前」という風潮が広まっています。
 その右傾化の風潮の陰で、労働者の権利は切り縮められ、正社員は派遣・請負などのアウトソーシングに置き換えられ、失業・過労死・自殺が増えています。弱肉強食の格差社会の下で、「失業者はイラクへ行け」で最後には徴兵制など、真っ平ゴメンです。

 その一方、北朝鮮では、金正日体制の下で人権侵害や食糧飢餓が広まり、多くの人々が中国・韓国に脱北を図っています。中国でも、「世界の工場」の美名の下で、低賃金労働者が外資系の「スウェット・ショップ」でこき使われています。
 拉致問題にもイラク戦争やリストラ問題にも心を寄せる事の出来る感性を磨く事、日本・北朝鮮・中国・アフガン・イラク民衆の、「どれかを生かすために他方を切り捨てる」のではなく、共に人権を享受出来る道を探る事こそが、今求められているのではないでしょうか。

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!
 搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!
 アフガン・イラク戦争や米国の一国覇権主義に反対し、北朝鮮や中国の人権抑圧を終わらせ、『平和・民主・人権の東北アジア』を実現するにはどうすれば良いか、一緒に考えていきたい―これが、当ブログが追求しているテーマです。

https://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/ccd4fd5039a5023fc98f80dc53d55b2a

アフガニスタンで、長年に渡り、医療・農業支援を行って来られたペシャワール会の中村哲医師が、先日テロの犠牲になりました。中村先生は、最初は医師として当地に赴任され、難民救援に尽力されました。その体験から、患者を本当に救うには、病気だけでなく戦争や貧困も無くさなければならないと、自費で用水路を建設されました。砂漠を沃野に変え、アフガニスタンに大きな足跡を残された先生のご冥福をお祈り申し上げます。

私のブログ「アフガン・イラク・北朝鮮と日本」も、今でこそ身辺雑記が中心の内容になってしまいましたが、元々はアフガン・イラク戦争反対を訴えるべく、2003年に最初のサイトを立ち上げ、2006年に今のブログに移行しました。2001年の世界同時多発テロに衝撃を受け、日本政府が米国のアフガン・イラク介入を支持する中で、テロにも戦争にも反対の声を上げ続けました。

中村先生が亡くなられた今、改めて上記の一番最初のブログ記事を読み返し、今後の糧にしたいと思います。合掌。

(注)今の北朝鮮の指導者は金正恩で、金正日ではありませんが、上記のブログ記事を書いた当時は後者でしたので、そのまま転載しました。

コメント
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