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分かりやすい地図で岸里玉出駅・商店街の活性化を!

2025年01月12日 22時13分07秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

親父が亡くなり高石の実家から再び通勤する事になった。そこで住之江区の職場までの通勤時間を改めて調べてみた。その結果、最初は早朝出勤なぞ無理だと諦めていたのが、実際は今よりも15分遅くなるだけで済むと分かった。

実家から通っていた時は南海線天下茶屋から地下鉄四つ橋線岸里まで歩いて乗り換えていた。それが最短距離だと思い込んでいたから。でも実際に歩いてみると、一つ手前の岸里玉出から地下鉄玉出まで歩いた方が、乗車時間も歩く距離も短縮出来る事が分かったのだ。

左図の赤マークが岸里玉出と玉出。青マークが天下茶屋と岸里。前者より後者の駅間の方がはるかに長い。でも実際は、両者の駅間とも約400メートルしか離れていない。歩いても約8~9分で到着する。それなら一駅手前でショートカットして乗り換える方がはるかに早く着く。

勿論、各停しか停まらない岸里玉出よりも、急行も停まる天下茶屋で乗り換えた方がはるかに便利だ。でも私が出勤する早朝にはまだ各停しか走っていないので、各停しか停まらない駅でも別に構わない。でも、急行も停まる天下茶屋で乗り換えた方が、早く着くと思い込んで、今まで無駄に遠回りしていたのだ。

これはひとえに私の思い込みによるものだが、グーグルマップの駅表示が駅事務所中心になっている為に、縦長構造の駅では、実際の出入口との間に、表示のズレが生じるからでもある。この点については、グーグルも表示方法を見直すべきだと考えるが、如何なものだろうか?

岸里玉出駅の近くにも木村屋というパンの名店があり、雨の日でも玉出本通り商店街のアーケードを潜れば、濡れずに国道26号線まで出る事が出来る。それが地図で分かれば、岸里玉出経由で乗り換える人も増え、商店街の活性化に結びつくのではないだろうか。

岸里玉出駅が誕生したのも、阪堺鉄道と高野鉄道が合併して南海鉄道(今の南海電鉄)の岸里駅となり、一時は乗換駅となったものの、南海本線の高架化で高野線の末端部分が汐見橋線として分断され、隣の玉出駅と統合して今の駅に。これだけ紆余曲折とした歴史を持つ駅も珍しい。汐見橋線を都会の秘境路線として鉄道ファンの観光客を呼び込む事も出来るのではないだろうか。

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