ー8月2日(日)ー 以下、日々のライン投稿より。(一部編集済)
8/4日、5日のシフト連休に奈良県の洞川温泉に行きます。実は私の今住んでるワンルーム、エアコン付けても全然冷えません。管理会社に言ってもたらい回しにされるばかり。もう我慢出来ないので避暑に行きます。今の私にとってはコロナ感染と熱中症になる確率は五分五分。どちらか選ぶしかありません。
※エアコン(冷房専用の窓用エアコン)は入居当初から部屋に備え付けの家電で、こちらで故意に壊さない限り無償修理の対象になります。
※宿の予約はまだしていません。
自分のブログにGoTo批判記事を書いた矢先にこんな告知をするのもアレですが、平日の一泊二日ぐらいならコロナ感染のおそれはないでしょう。近鉄旅行センターの担当者もGoToについては未だに詳細がよく分からないとボヤいていました。悪いのは劣悪な住宅しか供給できない不動産会社やそれを放置して来た政府です。
ー8月3日(月)-
明日からの洞川温泉行きは中止します。
今日帰ってから洞川温泉の旅館組合に加盟している旅館・民宿に片っ端から電話しました。
流石に宿泊前日ともなれば「まともな所」はどこも満室。それはこちらの準備不足の為なので諦めは付きます。
問題は空いている所です。「川魚料理しか出ない夕食なのに1泊2万9千円」「素泊まりなのに1泊1万8千円」「1泊数千円と安いが中華料理屋2階のトイレ・バス無しタコ部屋で風情も何もない」と、ボッタクリみたいな所ばっかり。(# ゚Д゚)
もう、これを見て旅行に行く気が完全に失せました。
ー8月4日(火)朝-
洞川温泉に避暑に行けなくなったので、暑さ対策に次の2つを試みます。
1つは夜間の窓の開放です。住んでいる所が「あいりん地区」という事もあり、今まで部屋の窓は閉め切っていました。たまに換気の為に開けたとしても、それは一瞬でした。
部屋はマンションの5階にあるので、普通なら不審者が窓から侵入する事はほとんど不可能です。ところが、私の部屋のすぐ外には電柱が建っています。コンクリート製の電信柱で、柱の途中から上の方には、電気工事の足場用の釘も柱から飛び出ています。その釘伝いに不審者が侵入して来るおそれがある為、今まで夏でも窓を密閉していました。
しかし、これだけ暑くてはもう窓を密閉したまま過ごすのは無理です。そこで試しに昨夜はずっと窓を開け放して寝ました。そうしたら、部屋が北向きという事もあり、結構涼しかったです。今までの寝苦しさが嘘の様に、結構熟睡出来ました。勿論、窓を開け放つのは在宅の時だけです。外出する際は窓も閉じて鍵も掛けます。
暑さ対策のもう1つは、管理会社との直接交渉です。
今住んでいる部屋は、入居者募集の広告にはエアコン完備と謳われていました。ところが実際にあるのは冷房専用の窓用エアコンのみ。そのエアコンも、幾ら電源を入れても、弱い風が吹き出すばかりで、全然部屋の温度が下がりませんでした。
建物管理会社には、今まで何度も苦情を電話で言ったりメールで送ったりして来ました。でも、幾ら電話しても苦情窓口のコールセンターに繋がるばかり。コールセンターの回線は混み合っていて、なかなか繋がりません。運良く繋がっても、「担当者から折り返し電話します」という返事はあるものの、返事は私の留守電に一度あった切り。留守電の電話番号に電話しても繋がるのは先程のコールセンターのみ。苦情メールに対する返信も無し。
建物管理会社の事務所は大阪市浪速区にあります。私の住んでいる「あいりん地区」からも歩いて行ける場所です。今まで直接乗り込むのは躊躇していましたが、ここまでたらい回しにされたのでは埒が開きません。電話してもコールセンターにしか繋がらないので、もうアポも取らずに直接事務所に乗り込みます。
ー同日午前12時-
夏の暑さ対策の件で朗報です。
建物管理会社に上記のメールを送ったら、すぐさま私の携帯に電話がありました。まず、管理会社の担当者からの電話で、「至急業者を手配します。ただ今は夏のシーズン真っ盛りで工事依頼が殺到していて時間がかかるかも」という話でした。
その後、更に話が進展し、「備え付けの冷房専用クーラーの交換なら、在庫があるのですぐに出来ます。今日の午後からでも交換に伺わせて貰います」と。
ヤッター!やはりメールに「事務所に直接乗り込むぞ」と書いたのが効いたのかも。証拠保全の為に修理前のエアコンの写真を撮り直し、業者が来るまで部屋に待機しています。それにしても暑い…☀️
ー同日午後2時-
無事エアコン交換が終了しました!現在、新しいエアコンからは摂氏21度の冷風が降り注いでいます。今までの蒸し風呂状態は見事に解消しました。
新しいエアコンは別のメーカー品になりました。2020年製です。今までのエアコンは2002年製だったので、寿命が尽きて使い物にならなくなっていました。
エアコンの取り付け位置も変わりました。今までは窓の左側でしたが、今度は窓の右側に移動しました。窓用エアコンなので、本来なら窓のガラス戸と直に接する右側に設置しなければならなかったそうです。要するに施工ミスです。それに伴い室内のレイアウトも変わり、「厳選ごはん」の段ボールを椅子の背もたれに使えるようになりました。
※今時、冷房専用の窓用エアコンなぞ余り使う人もいないと思うので、一応解説しておきます。
窓用エアコンは外から空気を取り込み、中のコンプレッサーで空気を冷やして部屋の中に送り込みます。一般のエアコンなら窓の外にある室外機が、このエアコンの場合は窓の中にあるというイメージです。故に出窓形式の私の部屋でも設置できるのです。
ところが窓を閉め切ってしまうと空気を中に取り込む事が出来ません。それでエアコン稼働中は窓ストッパーで窓が塞がれないようにしています。だから、隙間から空気が漏れないように、窓ガラス戸とエアコンは直に接していなければならないのです。
新しいエアコンはリモコンで操作出来るようになりました。それに伴い、エアコンの取扱説明書と保証書もいただく事が出来ました。入居当初はリモコンはおろか取扱説明書も無かったので、不調でもどうしたら良いのか皆目見当も付きませんでした。
これで今夜からは熱帯夜から解放され、ゆっくり熟睡する事が出来ますzzz。もう夜通し窓を開け放つ必要もなくなりました。残念ながら旅行には行けなくなりましたが、今から思うと、かえってその方が良かったと思います。
逃げてばかりではチャンスは永遠にやって来ません。生存権も侵害されたままです。「天は自ら助くる者を助く」(Heaven helps those who help themselves.)という英国のことわざもあります。自分から動かなければ天の助けも来ません。他力本願ではダメです。やはり、ここは釜ヶ崎の先達が遺した言葉通り「黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ」の精神で行こうと思いますv。