アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

再びダブルワークを始めました。

2018年11月08日 03時04分31秒 | 職場人権レポートVol.3

時給は千円に上がりましたが、それでも交通費込みで月収18万円。手取りでは僅か13〜14万円程にしかなりません。他方で、今まで昼から担当していた作業が無くなり、午後からの作業もベトナム人留学生バイトに取って代わられ、定時で帰る事が多くなりました。それでも家賃の支払い等はある訳で、止むを得ず、またダブルワークを始める事にしました。

今度のダブルワーク先は、リネンサプライ(シーツなどのレンタル)も含むクリーニング工場です(上図の業界団体HP参照)。今の勤務先から徒歩数分の所にあるクリーニング工場で、月・火曜日の週2日に限り、定時退勤1時間後の17時から20時までの3時間、ホテルのシーツやタオル、浴衣などをクリーニングする仕事に就く事になりました。

そのクリーニング工場は、今の勤務先とは目と鼻の先にあり、移動時間が節約できるので、その分仕事も早く終わります。ダブルワークの時間そのものも比較的短いので、今度は無理のない範囲で、昼の仕事とも両立できるのではないかと思います。時給は1,150円で、交通費も全額支給されます。これで月3〜4万円位の収入増になります。取り敢えず1ヶ月契約で始めて、問題なければ3ヶ月、半年と契約期間を更新する事になりました。

でも、短時間とはいえ、やはりダブルワークはシンドイです。今度のクリーニング工場もライン作業なので、仕事のスピードに付いていくだけでも大変です。

初日は浴衣の乾燥工程に入りました。高速で回っている2台の乾燥機(プレス機?)の前で、私も含め5人位のパートが、洗濯済の半乾きの浴衣を折りたたみ、乾燥機操作係の方に流します。浴衣をたたむと言っても、襟と袖を整え、一番上のボタンを止めるだけなので、作業自体は簡単です。

でも、ボタンが大きいので、ボタンを外したり止めたりするのが結構大変です。ラインのスピードも早く、付いて行くので精一杯。しかも、乾燥機操作係のお婆さん以外は全員外国人。私に浴衣のたたみ方を説明してくれた先輩パートも、女性のフィリピン人でした。

ところが、そのたたみ方を説明してくれたフィリピン人の話し方がまずかったのか、私がちゃんと聞いてなかったのか分かりませんが、違う種類の浴衣に変わったのに、同じ様なたたみ方で流してしまったから、さあ大変。たたみ直しを命じられた上、フィリピン人が操作係のお婆さんからムチャクチャ怒られる事態になってしまいました。

2日目はシーツの乾燥工程に入りました。そこでは私自身もシーツを乾燥機(プレス機?)にセットする作業に就きました。セットの仕方は社員が丁寧に教えて下さいましたが、それでも一度は機械に危うく巻き込まれそうになりました。シーツも一枚物と袋物があり、それぞれセットする向きが異なります。最初はその見分け方も分からず、慣れるのに苦労しました。

でも、所詮は単純作業。浴衣のたたみ方の違いやシーツを乾燥機にセットする向きも覚え、どうやら今度はダブルワークを続けて行けそうな感触を持ちました。しかし、いまだに納得できないのがタイムカードの登録データ。支給されたタイムカードには確かに私の名前が書かれているのですが、スキャンした機械には別人物の女性の名前が表示されるのです。最初は何かの間違いかと思いましたが、他の方にもそんな方がおられると聞き、早速社員に聞いてみました。

すると何と、退職したパートの登録データを抹消せず、それを私の出退勤データとして、そのまま流用しているのです。おそらく、人の入れ替わりが激しいので、1ヶ月の試用期間中は前のパートのデータで間に合わせるつもりなのでしょう。「給与はちゃんと支払われるから何も問題ない」と、その社員は言っていました。

しかし、果してそんな問題でしょうか?勤怠管理なんて仕事の基本であり、お金も絡むので、正確な上にも正確を期さなければならないはずなのに。そんないい加減な事でどうするのでしょうか?

それ以外は、社員の対応も懇切丁寧だったし(先述のお婆さん以外は)、移動時間も勤務時間も短時間で済むので、取り敢えずこの仕事は続けてみるつもりです。それでも、まだ2日しか働いていませんが、1日の仕事が終わればもう疲労困憊で、気が付けば風呂にも入らず寝入る有様です。その為、この間ブログ更新が出来ませんでした。

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