福田マルコスが、やっとこさ内閣改造に踏み切ったそうで。発表前から、やれ「総理の決断」がどうだの、誰それがこう言ったのと、マスコミを総動員して、何とかご祝儀人気を醸し出そうとする、政府の涙ぐましい努力が目に付いたこの数日でしたが、蓋を開ければ何の事は無い、官房(町村)・総務(増田)・外務(高村)などの主要閣僚は全て留任で、与謝野(経財)・伊吹(財務)・谷垣(国交)と名うての消費税増税論者を、野田(消費者行政)・中山(少子化・拉致問題)起用については、「田舎芝居の客寄せパンダ」を適当に配置して煙に巻く為という、まあ、これまでと同じ、変わり映えのしない悪政推進内閣が誕生しただけでした。
マスコミによっては、内閣改造と同時に行われた自民党執行部人事の方に、より注目したものもありました。それが、言わずと知れた麻生太郎の幹事長起用です。「親中派」の福田が何故「タカ派」の麻生を起用したのか。それは、「このままの調子では、遅かれ早かれ自民党が野党に転落するのは確実だ」「それを少しでも遅らせる為に、国民の一部の間に根強い人気がある麻生を、弾除けに起用したのだ」、という事だそうですが。
しかし私に言わせると、麻生(ネオコン)も福田(ネオリベ=新自由主義)も、所詮は「同じ穴の狢」で、共に「改憲・海外派兵」と「格差・貧困拡大」の二大悪政を推進する「車の両輪」でしかない、つまり国民にとっては、どちらも敵でしかない。それは、福田系列の小泉による靖国参拝や、麻生系列の安倍による競争教育肯定論からも明らかなのですが。まあ、それはここでは置いといて。
ただ、そのマスコミの中には、自民党をそこまで追い込んだのは、共産党の選挙戦術の変更も絡んでいる、という捉え方をしているものもあります。例えば、8月2日放送の毎日・TBS系列ニュース番組「報道特集NEXT」での取り上げ方などがそうです。この特集番組(台湾の北京五輪参加の方ではなく、もう片方の)は、私も当日夕方からの掛け持ちバイトの合間に偶々見ていたのですが、福田内閣改造・麻生幹事長起用と共産党という、一見すると何の関係もなさそうな両者の関係を取り上げていたのが、私の目に留まりました。当初はハナから無視するつもりだった内閣改造の話題を、今回取り上げる気になったのも、偏にその為です。
ご存知の通り、共産党は昨年9月の5中総(第5回中央委員会総会)で、それまでの小選挙区全区擁立方針を見直して、得票率8%以下の小選挙区での候補擁立は見送る事にしました。その理由は、供託金の負担を減じるという、あくまで財政上からのものだそうですが、民主党サイドではこれを政権交代への奇貨と受け止め、自民党サイドでは逆に脅威と受け止めている様です。
民・共両党間で実際にどんなやり取りがあったかは、私には分かりません。最近の共産党の民主党批判ぶりからすると、それが果たしてどこまで本当なのかな、という気もします。しかし客観的に見ると、そういう事も確かにあるのは事実です。
例えば、今年4月の衆院山口2区補選で民主党の平岡氏が自民党の福田氏に大差で勝ったのは、候補者を擁立せず自主投票となった共産党票の大半が、護憲リベラル・民主左派の平岡候補に流れた為と言われています。斯く言う私も、昨年あたりから、(小)選挙区に限っては、それまで投票してきた共産党候補にではなく、民主党候補に投票する様になりましたから(その他の衆参比例区などは従来どおり共産党に投票)。
長年それなりに慣れ親しんできた支持政党の候補にではなく、それ以外の党の候補に最初に投票しようと決めた時は、流石に投票所で少し考えました。しかし、客観的に考えれば、それが自民党を確実に政権から叩き落す為の、一番手っ取り早い方法だという結論に、最終的に行き当たりました。
勿論、民主党が、その本質においては自民党と「同じ穴の狢」である事も、元より百も承知の上です。自民党と民主党の立場が本質的に同じであるのは、互いの安保政策・改憲・消費税増税方針が、ほぼ瓜二つである事や、財界・大資本がこぞって両党を資金援助している事からも、自ずと明らかです。今の民主党が俄かに野党色を強めているのは、あくまで現党首の小沢が総理就任の野望に燃えているからにしか過ぎません。
しかしその一方で、今の民主党が90年代の細川非自民連立政権の時とは同列には論じられない事も、また事実です。それは、細川政権誕生時の最後の切り札が「自民党と同じなので安心して政権をお任せを」だったのに引き換え、今の小沢民主党が当時よりも遥かに「国民生活を守る、その為に自民党政治を変える」という方向にシフトしつつある(或いは、不本意ながらもそうせざるを得なくなっている)事からも、明らかです。その結果は、先の参院選での改憲派議席の退潮という形で実際に現れました。
それは取りも直さず、中産階級の解体・格差拡大によって、国民生活の困窮度が当時とは比べ物にならないほど深刻化しているからに、他なりません。民主党の本質が依然として「第二自民・第二保守」である事は変わらないものの、国民が民主党に求めるものが確実に変わってきているのです。国民は何も民主党の個々の政策を支持しているのではありません。小選挙区制下で「反自民」の意思表示をするには、民主党に投票するのが一番手っ取り早いから、「仕方なく」同党を支持しているのに過ぎないのです。民主党が野党第一党として政権獲得を意識する限り、その国民の声を無視する事は出来ません。
但し、これは、民主党(或いは反自民)でさえあれば、誰かれ構わず「仕方なく」支持するという事ではありません。若し民主党の小選挙区候補が、前原誠司・長島昭久・(後に離党したが)西村真悟といった改憲右派の場合は、私は迷う事無く共産党の小選挙区候補に投票します。
そして勿論、こんな「第二保守」の日和見・寄せ集め政党に全幅の信頼を置く訳には行きません。だから私も、比例区・参院・その他の選挙では、依然として共産党を支持し、選挙のビラ撒きも手伝ったりしているのです。
それは自民党とて同様で、出来るだけ政権を渡さない様に、また仮に政権を明け渡す事があったとしても、「改憲・海外派兵」と「格差・貧困拡大」の二大悪政推進の立場は絶対に揺るぎない様に、更に民主党に揺さぶりをかけて来るでしょう。先の大連立騒動がその好い例ですが、それ以外にも、例えば民主右派の前原グループを自民党に取り込もうと画策してくるのは確実です。
しかし私に言わすと、それならそれで一向に構わないのですが。政界再編で、「改憲・海外派兵」のネオコン・靖国右翼と、「格差・貧困拡大」のネオリベ・新自由主義とが合体して、吐き溜めの様な「悪の枢軸」与党が出来れば、国民にとって誰が敵がはっきりして、こちらも闘いやすくなる。かつての小泉がそうであったように、今は似非改革者ポーズで一部の国民から人気を掠め取っている橋下や東国原といった人士も、自分たちが一体どちら側につくのか、早晩態度表明を迫られる事になります。但し、この敵は下手すると、今までの戦後民主主義の擬態をかなぐり捨てて、一気に共謀罪法案上程の暴挙に出てくるかもしれないので、気は抜けませんが。
ちなみに、福田改造内閣・自民党新執行部人事の一覧も、ついでに下記に控えておきます。どうせスキャンダル噴出で、また面子がコロコロ入れ替わるでしょうが。元がガタガタの欠陥住宅(福田内閣・自民党政権)を、欠陥(二大悪政)を放置したままで、いくらリフォーム(内閣改造)で取り繕ってもムダです。欠陥住宅は解体するしかありません。それを自民党は、たかが麻生の自民党幹事長起用なんかで逃げ果(おお)せると、本気で思っているのでしょうか。若しそうであるならば、それは大間違いという他ありません。
<福田改造内閣・閣僚名簿>
・総理 福田康夫(無派閥)
・総務 増田寛也(非議員、留任)地方分権改革、地方再生、道州制担当
・法務 保岡興治(山崎派)
・外務 高村正彦(高村派、留任)
・財務 伊吹文明(伊吹派)
・文部科学 鈴木恒夫(麻生派、初入閣)
・厚生労働 舛添要一(無派閥、留任)
・農林水産 太田誠一(古賀派、初入閣)
・経済産業 二階俊博(二階派)
・国土交通 谷垣禎一(古賀派)観光立国、海洋政策担当
・環境 斉藤鉄夫(公明党、初入閣)
・防衛 林 芳正(古賀派、初入閣)
・官房 町村信孝(町村派、留任)
・国家公安 林 幹雄(山崎派、初入閣)沖縄・北方対策、防災担当
・金融行革 茂木敏充(津島派)公務員制度改革担当
・経済財政 与謝野 馨(無派閥)規制改革担当
・消費者行政 野田聖子(無派閥)科学技術政策、食品安全、宇宙開発担当
・少子化・拉致問題 中山恭子(町村派、初入閣)男女共同参画、公文書管理担当
<自民党新執行部役員名簿>
・幹事長 麻生太郎(麻生派)
・政調会長 保利耕輔(無派閥)
・総務会長 笹川 尭(津島派)
・選対委員長 古賀 誠(古賀派、留任)
http://www.nikkei.co.jp/topic/sokaku/
http://www.nikkei.co.jp/topic/sanyaku/
ところで、前から思っていた事なのだが、「経済産業」「金融行革」「経済財政」は、それぞれどう違うのか?「総務」「官房」「国家公安」も、区別がイマイチよく分からない。国民生活に直結する「厚生」「労働」をわざわざ合体させる位なら、そちらの方こそリストラされて然るべきだろうに。
それに、何で大臣の下に副大臣なんてわざわざ置くのか。それこそ税金の無駄遣いではないのか。
また、「少子化・拉致問題」が、何故「厚生」「労働」よりも格上の、単独の特命相なのか。これらも確かに重要な問題には違いないが、バランス的に少しオカシクないか?これでは、余りにも治安部門偏重の、人気取り人事と思われても、仕方ないのでは?
マスコミによっては、内閣改造と同時に行われた自民党執行部人事の方に、より注目したものもありました。それが、言わずと知れた麻生太郎の幹事長起用です。「親中派」の福田が何故「タカ派」の麻生を起用したのか。それは、「このままの調子では、遅かれ早かれ自民党が野党に転落するのは確実だ」「それを少しでも遅らせる為に、国民の一部の間に根強い人気がある麻生を、弾除けに起用したのだ」、という事だそうですが。
しかし私に言わせると、麻生(ネオコン)も福田(ネオリベ=新自由主義)も、所詮は「同じ穴の狢」で、共に「改憲・海外派兵」と「格差・貧困拡大」の二大悪政を推進する「車の両輪」でしかない、つまり国民にとっては、どちらも敵でしかない。それは、福田系列の小泉による靖国参拝や、麻生系列の安倍による競争教育肯定論からも明らかなのですが。まあ、それはここでは置いといて。
ただ、そのマスコミの中には、自民党をそこまで追い込んだのは、共産党の選挙戦術の変更も絡んでいる、という捉え方をしているものもあります。例えば、8月2日放送の毎日・TBS系列ニュース番組「報道特集NEXT」での取り上げ方などがそうです。この特集番組(台湾の北京五輪参加の方ではなく、もう片方の)は、私も当日夕方からの掛け持ちバイトの合間に偶々見ていたのですが、福田内閣改造・麻生幹事長起用と共産党という、一見すると何の関係もなさそうな両者の関係を取り上げていたのが、私の目に留まりました。当初はハナから無視するつもりだった内閣改造の話題を、今回取り上げる気になったのも、偏にその為です。
ご存知の通り、共産党は昨年9月の5中総(第5回中央委員会総会)で、それまでの小選挙区全区擁立方針を見直して、得票率8%以下の小選挙区での候補擁立は見送る事にしました。その理由は、供託金の負担を減じるという、あくまで財政上からのものだそうですが、民主党サイドではこれを政権交代への奇貨と受け止め、自民党サイドでは逆に脅威と受け止めている様です。
民・共両党間で実際にどんなやり取りがあったかは、私には分かりません。最近の共産党の民主党批判ぶりからすると、それが果たしてどこまで本当なのかな、という気もします。しかし客観的に見ると、そういう事も確かにあるのは事実です。
例えば、今年4月の衆院山口2区補選で民主党の平岡氏が自民党の福田氏に大差で勝ったのは、候補者を擁立せず自主投票となった共産党票の大半が、護憲リベラル・民主左派の平岡候補に流れた為と言われています。斯く言う私も、昨年あたりから、(小)選挙区に限っては、それまで投票してきた共産党候補にではなく、民主党候補に投票する様になりましたから(その他の衆参比例区などは従来どおり共産党に投票)。
長年それなりに慣れ親しんできた支持政党の候補にではなく、それ以外の党の候補に最初に投票しようと決めた時は、流石に投票所で少し考えました。しかし、客観的に考えれば、それが自民党を確実に政権から叩き落す為の、一番手っ取り早い方法だという結論に、最終的に行き当たりました。
勿論、民主党が、その本質においては自民党と「同じ穴の狢」である事も、元より百も承知の上です。自民党と民主党の立場が本質的に同じであるのは、互いの安保政策・改憲・消費税増税方針が、ほぼ瓜二つである事や、財界・大資本がこぞって両党を資金援助している事からも、自ずと明らかです。今の民主党が俄かに野党色を強めているのは、あくまで現党首の小沢が総理就任の野望に燃えているからにしか過ぎません。
しかしその一方で、今の民主党が90年代の細川非自民連立政権の時とは同列には論じられない事も、また事実です。それは、細川政権誕生時の最後の切り札が「自民党と同じなので安心して政権をお任せを」だったのに引き換え、今の小沢民主党が当時よりも遥かに「国民生活を守る、その為に自民党政治を変える」という方向にシフトしつつある(或いは、不本意ながらもそうせざるを得なくなっている)事からも、明らかです。その結果は、先の参院選での改憲派議席の退潮という形で実際に現れました。
それは取りも直さず、中産階級の解体・格差拡大によって、国民生活の困窮度が当時とは比べ物にならないほど深刻化しているからに、他なりません。民主党の本質が依然として「第二自民・第二保守」である事は変わらないものの、国民が民主党に求めるものが確実に変わってきているのです。国民は何も民主党の個々の政策を支持しているのではありません。小選挙区制下で「反自民」の意思表示をするには、民主党に投票するのが一番手っ取り早いから、「仕方なく」同党を支持しているのに過ぎないのです。民主党が野党第一党として政権獲得を意識する限り、その国民の声を無視する事は出来ません。
但し、これは、民主党(或いは反自民)でさえあれば、誰かれ構わず「仕方なく」支持するという事ではありません。若し民主党の小選挙区候補が、前原誠司・長島昭久・(後に離党したが)西村真悟といった改憲右派の場合は、私は迷う事無く共産党の小選挙区候補に投票します。
そして勿論、こんな「第二保守」の日和見・寄せ集め政党に全幅の信頼を置く訳には行きません。だから私も、比例区・参院・その他の選挙では、依然として共産党を支持し、選挙のビラ撒きも手伝ったりしているのです。
それは自民党とて同様で、出来るだけ政権を渡さない様に、また仮に政権を明け渡す事があったとしても、「改憲・海外派兵」と「格差・貧困拡大」の二大悪政推進の立場は絶対に揺るぎない様に、更に民主党に揺さぶりをかけて来るでしょう。先の大連立騒動がその好い例ですが、それ以外にも、例えば民主右派の前原グループを自民党に取り込もうと画策してくるのは確実です。
しかし私に言わすと、それならそれで一向に構わないのですが。政界再編で、「改憲・海外派兵」のネオコン・靖国右翼と、「格差・貧困拡大」のネオリベ・新自由主義とが合体して、吐き溜めの様な「悪の枢軸」与党が出来れば、国民にとって誰が敵がはっきりして、こちらも闘いやすくなる。かつての小泉がそうであったように、今は似非改革者ポーズで一部の国民から人気を掠め取っている橋下や東国原といった人士も、自分たちが一体どちら側につくのか、早晩態度表明を迫られる事になります。但し、この敵は下手すると、今までの戦後民主主義の擬態をかなぐり捨てて、一気に共謀罪法案上程の暴挙に出てくるかもしれないので、気は抜けませんが。
ちなみに、福田改造内閣・自民党新執行部人事の一覧も、ついでに下記に控えておきます。どうせスキャンダル噴出で、また面子がコロコロ入れ替わるでしょうが。元がガタガタの欠陥住宅(福田内閣・自民党政権)を、欠陥(二大悪政)を放置したままで、いくらリフォーム(内閣改造)で取り繕ってもムダです。欠陥住宅は解体するしかありません。それを自民党は、たかが麻生の自民党幹事長起用なんかで逃げ果(おお)せると、本気で思っているのでしょうか。若しそうであるならば、それは大間違いという他ありません。
<福田改造内閣・閣僚名簿>
・総理 福田康夫(無派閥)
・総務 増田寛也(非議員、留任)地方分権改革、地方再生、道州制担当
・法務 保岡興治(山崎派)
・外務 高村正彦(高村派、留任)
・財務 伊吹文明(伊吹派)
・文部科学 鈴木恒夫(麻生派、初入閣)
・厚生労働 舛添要一(無派閥、留任)
・農林水産 太田誠一(古賀派、初入閣)
・経済産業 二階俊博(二階派)
・国土交通 谷垣禎一(古賀派)観光立国、海洋政策担当
・環境 斉藤鉄夫(公明党、初入閣)
・防衛 林 芳正(古賀派、初入閣)
・官房 町村信孝(町村派、留任)
・国家公安 林 幹雄(山崎派、初入閣)沖縄・北方対策、防災担当
・金融行革 茂木敏充(津島派)公務員制度改革担当
・経済財政 与謝野 馨(無派閥)規制改革担当
・消費者行政 野田聖子(無派閥)科学技術政策、食品安全、宇宙開発担当
・少子化・拉致問題 中山恭子(町村派、初入閣)男女共同参画、公文書管理担当
<自民党新執行部役員名簿>
・幹事長 麻生太郎(麻生派)
・政調会長 保利耕輔(無派閥)
・総務会長 笹川 尭(津島派)
・選対委員長 古賀 誠(古賀派、留任)
http://www.nikkei.co.jp/topic/sokaku/
http://www.nikkei.co.jp/topic/sanyaku/
ところで、前から思っていた事なのだが、「経済産業」「金融行革」「経済財政」は、それぞれどう違うのか?「総務」「官房」「国家公安」も、区別がイマイチよく分からない。国民生活に直結する「厚生」「労働」をわざわざ合体させる位なら、そちらの方こそリストラされて然るべきだろうに。
それに、何で大臣の下に副大臣なんてわざわざ置くのか。それこそ税金の無駄遣いではないのか。
また、「少子化・拉致問題」が、何故「厚生」「労働」よりも格上の、単独の特命相なのか。これらも確かに重要な問題には違いないが、バランス的に少しオカシクないか?これでは、余りにも治安部門偏重の、人気取り人事と思われても、仕方ないのでは?