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3月23~24日とシフト連休でしたが、運転免許の更新や部屋の掃除、洗濯、ブログ更新などで初日を費やし、翌日も近所の整骨院のお試し無料診療で午前中が過ぎ、気が付いたらもうお昼前。
そこで、いつも夕食はレトルトや炒め物料理ばかりだったので、たまには新鮮な魚介類を食べようと、泉佐野漁協の青空市場へ。ただ新鮮な魚を食べるだけなら、大阪市内の木津市場の方が近いのですが、昔ここで写真撮影を巡り店主と少し揉めた事があったので、きれいな海の新鮮な魚を求めて大阪府南部の泉佐野までプチ遠出して来ました。
南海泉佐野駅を降りて泉佐野の下町を10分程歩くと、やがて漁港に出て、お目当ての青空市場が。市場の古びた建物の中に通路を挟んで約20軒の魚屋さんが軒を連ねていました。
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市場の中には食堂も2軒ほどあり。私はそのうちの1軒、「裕太朗寿司」と言う店に入りました。最初は980円の「はみ出し海鮮丼定食」を注文しようと思ったのですが、生憎売り切れで、1500円の「大漁海鮮丼」に変更。消費税の150円にオプションの赤だしと穴子の天麩羅も注文したので、その分の330円も上乗せされて、合計1980円もの豪華な昼食に。
他のメニューも全体的に高めでした。確かにネタは新鮮でボリュームもあるのは認めますが、この程度のネタなら回転寿司や海鮮丼チェーンで千円程度で食べられるのでは?注文のタッチパネルなんかに金をかけ過ぎでは?市場の中には自民党や維新の候補者ポスターが方々に張り出されていたので、政治力を背景に殿様商売の上に胡座をかいているのではないか?
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市場では「ちぬうみ丼」と言う地元食材を使った料理の宣伝もしていたが、これも別に青空市場だけでなく、駅前の大衆食堂でも食べる事が出来ます。むしろ、そちらで食べた方が安上がりで済むのでは?…次から次へと雑念が入ります。
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しかし、出てきた大漁海鮮丼を食べた途端に、雑念は一挙に吹っ飛びました。刺身の具で丼が覆いつくされ、中のご飯が見えません。具を取り除くと、ご飯の上にしらすと錦糸卵が載っていました。非常に美味しく、ボリュームもたっぷりあり、私はすぐに満腹に。
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帰りに土産でも買って帰ろうと市場の中を覗いたら、一盛り5匹以上ある舌平目が何と100円や200円の値段で売られていました。
しかし、舌平目を調理するには頭や内臓を取らなければならず、それらを取ったら身は半分ぐらいに減ってしまいます。調理の手間も考えたら、決して割安とは言えないし、生(なま)物で保存も利かないので舌平目はパス。
代わりに、ザル一盛り300円のちりめんじゃこを200円、一舟600円のいかなごくぎ煮を500円に負けてもらい、土産に買って帰りました。
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