私の勤務先は大手スーパーの物流センター業務を請け負っている会社です。私はそこの会社の契約社員です。その勤務先で先日またヒヤリハットのアンケートがありました。「ヒヤリハット」とは、本来は作業場の中で「ヒヤリ」「ハッと」するような危険個所を洗い出し、注意喚起を呼び掛けたり補修を促したりするためのアンケートです。ところが我が社では、ただの「清掃できていない場所」のアンケートに成り下がってしまっています。「いくら危険個所の補修を要請してもスーパーがなかなか重い腰を上げないので、もう補修を要請するのは止めて、清掃できていない箇所のアンケートに切り替えよう」という理由で(呆)。そのヒヤリハットのアンケートに次のように回答しておきました。(以下、回答文)
1【危険個所】(現物には簡単な添付図を付けました)
農産Cバースから2便PC仕分け場までの搬送通路上で、事務備品棚を囲っている鉄製の衝立の脚がはみ出て危険。(納品業者名省略)荷受け中に、いつ農産ドーリーを引っ掛けて転倒させてしまわないか心配。また、事務備品や農産加工室の生ゴミ積載カゴがいつも雑然と置かれている為に、荷受けの障害になっている。整理整頓に心がけてほしい。
2【提案】
制帽の素材をもっと頑丈なものに変えてほしい。カゴ車のバーが落下しても頭が怪我しないウレタン製のものに。コーナン等で千円ぐらいで売っている筈。創業120周年の置物や最初の制服(白色で汚れが目立つ為に今の青色に)、ウレタンマスク(コロナ感染防止効果がなく今の不織布マスクに)購入よりも、寧ろこちらの方が安全衛生上必要なのでは?
3【疑問】
そもそも、こんなアンケートなぞ取る意味があるのか?危険個所のアンケートならまだしも。清掃出来ていない場所なんて、わざわざアンケート取らなくても、日頃仕事していたら直ぐに分かる筈。(例)床のゴミ、紙屑、シール滓、野菜屑、醤油の染みや、便所の落書き、等々。
夜勤者やベトナム人バイト、農産加工室メンバーの中には、「掃除は自分の仕事ではない」「誰かがやってくれるだろう」と、落ちているゴミすら拾おうとしない人もいる。まずそこから変えるべきでは。こんなアンケートに記入して、それを意見集約してパソコンに入力している暇があるなら、ゴミの一つでも拾うべきだし、拾わせるべき。今のままでは、実際は何もしていないのに、「やっている感演出」「社員の保身、アリバイ工作、自己満足」の為のアンケートにしかならない。(以上、回答文)
(注1)カゴ車は組み立て式になっていて、中間棚や落下防止用のバーも着脱式になっている。その組み立て作業の際に、棚やバーが不意に落ちて来て、頭に当ててしまう事がよくある。大抵は痛いだけで済むが、打ち所が悪ければ大怪我する可能性がある。実際、私は過去にこの中間棚が頭に当たり、2針縫う大怪我をした。
(注2)商品は出荷用ラベル(タックシール)で仕分けする。ラベルには商品名・出荷先店名・数量が記載されている。それを見てカゴ車に商品を振り分けて行く。ラベルもカゴ車に貼り付けて行く。ところが、貼り付けた後のラベルの裏紙を、ゴミ箱に捨てずにポイポイ床に投げ捨てていく輩が後を絶たない。社員も見て見ぬふり。
そして上司に次のようなメールを送っておきました。(以下、メール文)