アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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朝日記者がつぶやく新聞には書けない南スーダンPKOの実態

2016年11月09日 10時09分08秒 | 戦争法ではなく平和保障法を


 今、アフリカ・南スーダンのPKO(国連平和維持活動)に自衛隊が派遣されています。PKOは、当初の停戦監視から「文民保護」を口実にした「内戦介入」に、急速にその性格を変えつつあります。そして今や、集団的自衛権行使容認で「積極的平和主義」を掲げる安倍政権によって、駆け付け警護による武器使用で、自衛隊が他国の戦闘に直接巻き込まれる危険がいよいよ現実の物となりつつあります。停戦監視とは名ばかりの内戦介入=事実上の参戦。派遣先の国や国民からすれば「侵略」に他なりません。そんな物に日本の平和が脅かされようとしているのです。以前、「防衛予算は人殺し予算」と言った野党議員の発言が問題にされましたが、実際に安倍政権がやっている事こそが「人殺し」ではないのか。
 その中で、このたび朝日新聞特派員の三浦英之記者が、個人の資格で、南スーダン現地の様子をツイッターで報じてくれました。南スーダンPKOや自衛隊派遣の実態を少しでも多くの人に知ってもらう為に、彼のツイートをこちらに貼り付けておきます。





















































(追記)

 「自衛隊のPKO撤収で民間人の犠牲者を見殺しにして良いのか?」という「一見もっともらしい」意見に反論しておきます。「既に機能不全に陥っているPKOの中で、たかだか数百人程度の実戦経験もない自衛隊に、一体何が出来るのか?仮に治安維持の為に自衛隊だけ勇み足で大部隊を南スーダンに増派した所で、『日本は平和主義を放棄したのか?』と非難されるだけだよ」と。
 そもそも、同じ民族独立を目指した同志でありながら、なぜ大統領と副大統領がたもとを分かち、政府軍すら野盗の群れと化してしまうようになってしまったのか?植民地時代からの部族対立を温存したまま、資源目当てに二股をかけている国があるからではないか?口では「平和を望む」と言いながら、陰では内戦をこじらせ「漁夫の利」を得ようとする大国が存在するからではないか?その紛争の芽を摘んでこそ、本当のPKOであり国際貢献ではないのか?
 その真の解決を模索せず、「北朝鮮や中国から日本を守る」と言いながら、南スーダンでは中国のPKO部隊ともつるんで資源の分捕り合戦に加わっている日本の今の政府に、平和や安定を口にする資格が果たしてあるのか。
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