ジャーマンアイリスです。どういう訳かこの二種類だけになってしまいました
数種類あったのですが。黄と白が見当たりません。
先ほど、電話で保健師さんにケースの指導をしました。研修後、初めての検査と生活指導でした。
検査はヒントを上手に出したりしてスムーズに実施されていました。マニュアルで確かめていくと、MMSの下位項目のできなくなる順にもすぐ「納得!」の感触が返ってきます。
ケース指導をするときにいつも気がつくのですが、
みなさんが二段階方式を実施する時、感じるのは
脳機能検査、ちょっと大変、やればさほどでもないんだ。
30項目問診票、まあ、丸をつけてもらうだけだから。
生活歴聴取、何をどう聞くのか?聞いたら悪いし・・・
こういう気持ちでしょう。
つまり上から順に難しく感じているんではないでしょうか
検査に関しては「年配の方に検査するのも、悪いしぃ~」でも
「まあこれはマニュアル通りにやれば、客観資料だしぃ~」
と一応気分的にはクリア。
生活実態は、丸がつかないと
「ほっと安心、よかったなんともないんだ」と思うでしょ?
それは間違い!小ボケは自覚が必須なのです。
脳機能検査結果が小ボケならば、自覚がなければ
「何故???」がスタートすべき。
「だってぇ、脳が悪いって言わせるなんてぇ・・・悪くてぇ」
小ボケって、もともと正常域であった脳機能が異常域になってるんですよ。そのことに気づいて「何か変。どうなってるの私は」と自問しているのが小ボケなんです。
聞き方を工夫して(マニュアルBの第二章を参考)、必ず丸をつけてもらうようにしましょう 。
慣れるとこれも、できるようになります。
さて最後の難関。生活歴 。
「検査のときに、何かしゃべりたそうだったんです。でも、なんか悪いかなあと思って突っ込みませんでした」
「家族のことを話すときに暗くなるんです。きっとその辺りに何かあると思ったんですけど、気の毒で聞けませんでした」
そのときに私が言った言葉が
「生活指導するためには、必ずターニングポイントははっきりさせなくっちゃダメ!傷の消毒をするときに、ガーゼを引っ剥がして消毒するでしょ?(最近ははがさない傷の治し方もあるそうですが)痛いですよねってはがさずに消毒しますか!」だったんです。
その保健師さんは「そうかぁ。今の例はよくわかります。面白い言い方ですね」とほめてくれました。
うれしくなって報告します。お花も付録で追加。