週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#283 -’09. 苦楽を共にした私のバイク

2009年10月29日 00時00分01秒 | その他
苦楽を共にした思い出の自転車が私の元を旅立ちます。
乗られないで朽ち果てて行くより、嬉しい旅立ちです。

いつでも組み立てられるとの想いがあり、既に20年近く分解したままだったかもしれない。
お山に運んでくる前からであるので、正確な時の流れは分からない。
以前は輪行袋に入れたままの状態であったが、峠の我が家に持って来るときは段ボール箱に入れて来た。
袋があるのに何故だか分からないが。

今回、突然兄から電話があり、「○○(自分の名前)自転車未だある。」
いきなりの自転車の所在確認である。
訳を聞くと乗りたいので、「貰えないか?」とのこと。
「10年間以上乗らないで分解したまま放置してある。」よと。
「トテモ乗れる代物ではないかもしれない。」と伝えると。
分解して整備して組み立てて乗るから大丈夫との事である。
兄が自転車に興味を持っていたとは知らなかった。
お互いモーターバイクには乗っていたけど、バイクすなわち自転車に興味を持ち出したみたいである。


それでは男二人旅で峠の我が家に行こう衆議一決して、お山に来た訳である。
輪行袋に入れて持ち運びの度に車体に傷が付き塗装が剥げているが立派な物である。
慣れていたときは一人で30分も掛からずに組み立てられるのが、2人で掃除をしながら半日かかってしまった。
泥除けやサドルポストやハンドルとハンドルポスト等は軽量化のためアルミ製である。
フレームは一世代~ニ世代前のハイテンション鋼かもしれない。
クロームモリブデン鋼でなかったと記憶している。
今では技術革新でフレーム自体がアルミ製である。
高価な競技用はカーボン製もある。
聞くところに依るとカーボンはショックが直接伝わり疲れると。



前輪のクイックレリーズレバーが汚れていますが、掃除すれば綺麗になる筈です。



今は旧式になってしまった皮ベルトのツークリップ式ペダルです。
それとボトル入れです。
空気入れとボトルと装着してフロントに専用バックを載せて走ります。
水筒も空気入れもアルミ製です。
フロントギアは2枚で、50と44です。



リアは5枚で15、17、19、21、24です。



フロントとリアーのチェンジレバーが時代を感じさせる。
ハンドル周りではなく、ダウンチューブに付けられている。



お尻が痛くなりそうな硬い皮のサドルである。
カビが生えていないのには驚いた。



兄は本格的に洗浄するようだ。
洗浄後グリスアップして再度組み立てると言っていた。
自分もそこまでの気力はない。




ドロップハンドルを飛び越えて路面に着地した事もありました。
痛かった。



ブレーキレバーの元のところについている金具を捻るとワイヤーの付け外しが簡単に出来るようになっている。
これは輪行車のために付けてくれた。



此方のマンテンバイクもどきもお山に運んで一二度しか乗っていない。
これからも乗らないであろうからこても嫁入りする事にした。

綺麗に磨いて頂き乗ってもらって初めて自転車の価値が出る物である。
自転車にとっては良い旅立ちであると思っている。
東京にも四台あるし。殆どママチャリですが。
コメント (6)
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