明日は5月9日です。
お隣のロシアでは、5月9日は旧ソビエト連邦がナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」です。日本とモスクワの時差は-6時間です。
英国のウォレス国防相は4月28日、ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領が5月9日の「対独戦勝記念日」に、ロシア軍がウクライナと戦争状態にあると位置付け、軍や市民の大量動員を宣言する可能性に言及した。英ラジオ局LBCの番組で語った。(YAHOO ニュースより引用)
🔵 自分がプーチンならば、ナチス・ドイツに勝利した日を、ウクライナに対し戦争宣言して汚したくはない。プロパガンダとして小さな勝利を巨大に述べる事はあっても、ロシア国民に苦痛を強いる事はこの日に行う愚策はとりません。兵隊の損耗が激しいとしても、10日以降に宣言する。英国ウォレス国防相の言とは異なります。
🔵 ロシアにおいて徴兵義務を有するのは18歳から27歳までのロシア国民男子で、この間に12カ月の兵役に服する義務がある。徴兵は年に2回、春と秋に行われ、それぞれ約15万人、計約30万人が徴兵されている。プーチンは徴兵者は前線など他国には送らないとしている。志願兵や職業軍人がその責務と負うとしている。(鬼より怖い「兵士の母の会」控えている。)
🔵 徴兵制度による兵士に対して、兵士として志願するように志願用紙を配布して、強制しているとの情報も漏れてきている。国を憂う憂国の士として志願したのであるとするのだ。これがまかり通るのであれば一時的には、栄えある対ドイツに対する戦勝記念日を汚す必要はない。数日おくらせて、こっそりとなし崩しに宣言すればよいのである。
🔵 英国の国防相が5月9日の記念日に戦争宣言を行う恐れがあると言ったのは何故か。
- 戦争宣言をし難い国際世論を構築する為。(英国側)
- 反対に、戦争宣言させてロシアを徹底的に叩く事で後の災難を除くた為。(英国側)
- 戦争を宣言すれば、ウクライナに対して武器などを支援している国に戦術核の恐怖をチラつかせる事などが行いやすい。(ロシア)
- NATOなど西側諸国に対しての切羽詰まったロシアの戦意を示す為。(ロシア)
- 国防省の真意は読み取れないが、プロパガンダの一種として発言している気がする。
ロシアの戦況は決して良くない。アメリカは直接戦火を交えずともウクライナと言う兵器を使用してロシアの戦力を削ぐことにしただけである。侵攻前にアメリカは軍事介入しないとの宣言したバイデン大統領はロシアに侵攻を決断させて、ロシアを叩くための陽動作戦かもしれない。真珠湾攻撃でアメリカが第二次世界大戦に参戦したかの如くである。(知らぬは日本軍のみ)
中国がロシアに本格的に支援する事にしたようである。鉄道が利用できる状態になった。中国とすれば自国の武器が実戦にどのぐらい効果があるのか試してみたいのは国家としてあるかもね。(ロシアを助ける事をべつにしても。)実戦は新規開発した兵器の実験場である。