
この野菜に初めてお目にかかったのは2006年の3月。
あれ以来久々の再会です。
その姿はナントカ亀の背中のような。。。
売られていた商品名は「カリッコリー」
そのまんまカリフラワーとブロッコリーの掛け合わせってことですかいな?
なんてわかりやすい!
あれ?
以前買ったときには「珊瑚礁」って名前だった気がするんですけど。
さらにそのとき調べた別の商品名はたしか「ロマネスク」(ロマネスコ)
本当かどうか知らないけれどヨーロッパではロマネスコ、アメリカではブロッコフラワーとか言うんだそうで。
・・・定着してなかったってことは、どっちのネーミングも日本人の感性には合わなかったのね。
何でも縮めるのが好き、何でもコラボ・コラボというのが好きな日本人にはやっぱり単純な「カリッコリー」がピンとくるわけね。
確かに、この色、この姿、得体の知れない妙な野菜にしか見えなくても「カリッコリー」と言われれば安心するかも。
でも、カリッコリーってものすごく駄洒落好きな"おっさん的"(世の中のおじ様がた、ごめんあそばせ)発想ではない?
さて、せっかくのこの鮮やかな色と美しい形をどう残して料理するか?
食感はほぼカリフラワーと思います。
味や香りもはブロッコリーと言われるようですが、私はカリフラワーまたはブロッコリーの芯部分に近く、ただカリフラワーにありがちな苦味はなく野菜の甘みたっぷりと思ってます。

単純な私はやっぱりチーズ焼き
房をばらして軽めに下茹でしたら器に詰め込んで細かくしたパン粉、摩り下ろしたパルミジャーノレジャーノ、刻みパセリ、塩コショウを上からたんまりかけてexv.オリーブオイルをかけ、グリルで焼くだけです。
今度は海老なんかと和のお出汁であんかけっぽく作ってみようかしら?
それともカニ足と酢の物?
ピクルスもいいかも♪
ばらしてしまえばあまりわからなくなってしまうこの形。
楽しいしおいしいとは思うんだけど形だけじゃ値段が高くちゃなかなか手が伸びないものでもあります。
ま・・・たまには。
それにしても、ブロッコリーとカリフラワー、掛け合わせるとこんなアートな形になるとは。