雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

哲学の学習14 量について その1

2010年03月22日 23時23分22秒 | 雨宮日誌
哲学の学習14 量について その1

 数学から学ぶということですが、量とは何でしょうか。

 たとえば「お皿のなかに果物がいくつありますか」という場合で、「7個あります」というのは量です。

 数学的にいうと「お皿」の中に果物の「集合」があり、たとえばミカン3個とリンゴ4個の「集合」があります。
 
 量というのは、遠山啓さんによれば「3メートルの棒、高さ3メートルの家は、物体もしくは物質として存在するが、3メートルそのものは存在しない。つまり、量の背後にはじゃばらず物体もしくは物質が存在しているのである。」
 (『遠山啓著作集 数学教育論シリーズ5 量とは何かⅠ』太郎次郎社、1984年新装版、p107)

 そして量とは、集合の要素が等質であるときに量となる。つまり、ミカン3個の集合、リンゴ4個の集合、あるいは果物7個の集合。

 そして、量よりさらに抽象的なものが数となります。たとえばミカン3個とリンゴ3個は量としては異なったものですが、数としては同じものです。

 つまり、集合 → 量 → 数、という概念の発展系列が考えられます。(遠山さんの同書、p82~83)
 
 量についての学習は次回に続きます。

 この遠山さんの本は、25年前に買ったので、今はどういう形で出ているのかは調べてありませんが、「水道教育」の著者として著名なので何らかの形で出版されているだろうと思います。


雨宮日記 3月21日(日) ブログ訪問者1万ヒット!お礼

2010年03月22日 04時36分15秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月21日(日) ブログ訪問者1万ヒット!お礼

 今日までで、雨宮のブログを見てくれた人が、ブログがスタートした昨年11月からで、総計1万人を超えました。

 この、こむずかしい、つたないブログを見てくださり、あるいは定期的に見てくださり、ありがとうございます。
 心からお礼申し上げます。
  
 今後も、ちゃんと「学習」し、妻のN子さんと「夫婦活動家」の人生を充実させ、その成果をブログに書いていきたいと思います。
 よろしくおねがいします。

 雨宮は、フランシス・ベーコンのいう「知は力」ということを信じています。

 ただし「知」というのは記憶としての「知識」ではなく、
 その結果を導き出すプロセスとしての「知恵」のことです。

 対等平等のみんなが「知識」ではなく「知恵」を、対等平等のみんなの努力で探求していく、そんな未来社会をつくりたいと思います。

 妻のN子さんなどの雨宮の「旅の仲間」や、みなさまとともに、未来を切り開いていきたいと思います。

雨宮日記 3月20日(土) 「灰木川里の家」のお掃除

2010年03月22日 04時24分08秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月20日(土) 「灰木川里の家」のお掃除

 曇りで,雨が降り出しそうなお天気でしたが、来週日曜日の「第3回里山喫茶」があるので、里の家のお掃除をしました。
 午後2時に集まって、男性1人(ぼく)と女性2人で、里の家の中を掃いて,ぞうきんで拭き掃除をしました。

 里の家は、数十年昔の家なので、「かまど」があり、「雨戸」や「障子(しょうじ)」があります。

 これから「かまど」「雨戸」「障子」なんかは、子どもたちにはわからない死語になっていくんでしょうね。

 里の家のすぐ横で、ピンクの三つ葉ツツジが花盛りでした。
 裏山に行くと、「イモリの池」で今年もイモリたちが復活、黒い細い体が池の底にいました。
 「今年も会えたね!よろしくね」という感じであいさつしました。

 青いハルリンドウも、いっぱい。
 午後なので、もう閉じてしまった花が多かったのですが、1つだけ、満開の花が。