本と映像の森23 柳田邦男さん著『「人生の答」の出し方』新潮文庫、新潮社、平成18年11月1日発行、514円+消費税
「人生の答」とは何でしょうか。
そもそも答えとは、「人生の問い」がなければ成立しません。
○×式の「回答」ではないと思います。
最近はやりの、「○○検定」では抜け落ちてしまうもの、だと思います。
もっとアナログな、論理ですらないもの、それが「人生の問い」であり「人生の回答」であると思います。
人生ですから、当然「生と死」です。
正確に言うと「人生 始まりは誕生で 終わりは死」ですが。
たくさんの一人ひとりが「生と死」について、どう問うて、どう答えを探ったかを、ノンフィクション作家の柳田邦男さんが取材し考えた記録です。
たとえば、49才で神経難病のALSを発症した西尾健也さん。
あるいは、「生きがい療法」を実践し患者と富士登山やモンブランに登った医師・伊丹仁郎さん。
ユダヤ人強制収容所を生き延びたフランクルさんの言葉「人生から何を我々は期待できるかが問題なのではなくて、むしろ、人生が我々に何を期待しているかが問題なのである」(『夜と霧』)
たとえば写真家の星野道夫さん。
そして、医師の日野原重明さん。
柳田さんは「魂をゆさぶる言葉」のすばらしさを語っています。
私も言葉に命の響きを取り戻したいと思います。
そういう魂と、言葉を探して、もっと遠くへ行きたいなと思います。
生と死にかかわる医療関係者、介護関係者、お医者さんや、看護師さん、介護職員さん、あるいは医療組織関係者のみなさん、みんな必読の本だと思います。
「人生の答」とは何でしょうか。
そもそも答えとは、「人生の問い」がなければ成立しません。
○×式の「回答」ではないと思います。
最近はやりの、「○○検定」では抜け落ちてしまうもの、だと思います。
もっとアナログな、論理ですらないもの、それが「人生の問い」であり「人生の回答」であると思います。
人生ですから、当然「生と死」です。
正確に言うと「人生 始まりは誕生で 終わりは死」ですが。
たくさんの一人ひとりが「生と死」について、どう問うて、どう答えを探ったかを、ノンフィクション作家の柳田邦男さんが取材し考えた記録です。
たとえば、49才で神経難病のALSを発症した西尾健也さん。
あるいは、「生きがい療法」を実践し患者と富士登山やモンブランに登った医師・伊丹仁郎さん。
ユダヤ人強制収容所を生き延びたフランクルさんの言葉「人生から何を我々は期待できるかが問題なのではなくて、むしろ、人生が我々に何を期待しているかが問題なのである」(『夜と霧』)
たとえば写真家の星野道夫さん。
そして、医師の日野原重明さん。
柳田さんは「魂をゆさぶる言葉」のすばらしさを語っています。
私も言葉に命の響きを取り戻したいと思います。
そういう魂と、言葉を探して、もっと遠くへ行きたいなと思います。
生と死にかかわる医療関係者、介護関係者、お医者さんや、看護師さん、介護職員さん、あるいは医療組織関係者のみなさん、みんな必読の本だと思います。