雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 106 中西進さん編・訳註『万葉集 全4巻 ー全訳註・原文付ー』講談社文庫

2010年12月03日 05時37分42秒 | 本と映像の森
本と映像の森 106 中西進さん編・訳註『万葉集 全4巻 ー全訳註・原文付ー』講談社文庫

 日本人の、つまり、これを読んでいるあなたの、基本図書のひとつである(と雨宮が勝手に決めました)「万葉集」を、「読み下し文」と「現代語訳」と「原文」と「注釈」のあって、いちばん読みやすい本です。

 古代史の基本図書を越えて、現代日本人の基本図書をどう読むか、ですね。
 
 「万葉集」の解釈については、いろいろ諸説があり、これから、ここでも振れていきたいと思いますが、まず「万葉集」を読むことが大事だと思います。

 どんなことでも、歌・アート・感性で対応した古代日本人の感覚でいえば、たとえば、現代の「尖閣列島問題」や「北朝鮮の砲撃問題」に、誰か、峻烈な短歌で応答してくれないかなと、思います。

  ぼく、雨宮のように、長々と評論をするのも、一つの対応ですが、感覚的に「短歌」や「俳句」で対応することも、ありえますよね。

 「万葉集」の個々の歌については、いずれ紹介と論評をしたいと思いますが、まず「遠州」の「東歌」から始めていきたいと準備をしています。