雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 12月22日(水)昼 「里山中毒」

2010年12月22日 05時54分19秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月22日(水)昼 「里山中毒」

 里山から「行ってきます」と言って、通常のわが家に帰って来て、何日か、里山に行かないと、
 「里山に行きたし、里山に行きたしと思えども」という状態になります。

 N子さんは「また、智彦くん!里山中毒!」と
 まるで、ぼくがアル中みたいに言いますが、人間は、帰るべき所に帰らないといけないんですよ。

 昨夜大雨で心配だったし、午後、起きてから里山に車を走らせました。

 里山に近づくと、遠くから見えたの3人くらい人が立っていて
 バードウオッチング用の望遠鏡も三脚の上に立っていたので、
 「あれ?鳥マニアか_?」と一瞬思ったら、違いました。
 
 3人とも、同じ作業スタッフで「里山中毒」の患者さんでした。
 集まった4人で、里山や生きもののことを、たっぷり語り合い、
 たっぷり観察しました。

 最初は雲の多い、寒い天気だったのですが、
 途中から雲が晴れて、お日様が差し込んで、暖かくなりました。

 



 

雨宮日記 12月21日(火)夜 年末は集金など、いろいろ忙しいですが…

2010年12月22日 05時44分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月21日(火)夜 年末は集金など、いろいろ忙しいですが…
 
 N子さんは、いくつもの団体の会費や機関紙の集金をたくさん請け負っていて、あと10日で年末なので、ぼくが運転手になって、N子さんと集金に回りました。
 「運転手はぼくだ…車掌はN子だ」ということで。

 無理して運転手をしているのではなくて、こういう機会をつくらないと、お互いに忙しい2人は、永遠に、おしゃべりするチャンスもないからです。

 いろいろ、宇宙の果てから、家族のことから、2人だけで(車の中ですから…2人だけです)話をするのは、すごく、結婚して30数年間、楽しいし、家に着くのがもっと遅くならないかなと、時々思ってしまいます。

 むかし年賀状に書きましたね。「忙しいのに忙しくないふり?忙しくないのに忙しい振り?どっちがいい?」と。

 
 

本と映像の森 114 藤堂さん・竹田さん・影山さん全訳注『倭国伝』講談社学術文庫、2010年9月

2010年12月22日 05時30分49秒 | 本と映像の森
本と映像の森 114 藤堂さん・竹田さん・影山さん全訳注『倭国伝 ー中国正史に描かれた日本ー』講談社学術文庫、2010年9月13日、525ページ、定価1450円+消費税

 岩波文庫の薄い本で、2巻本にして、同じような「倭国伝」がありますが、これは全1冊で、今年出版された最新バージョンです。

 日本古代史に興味のある人には、最適の1冊だと思います。
 訳と注釈と原文、そして「日中交渉史年表」から成っています。

 掲載されているのは「後漢書」「三国志」「宋書」「隋書」「旧唐書」「新唐書」「宋史」「元史」「明史」の9冊です。

 もちろん、中国史に現われた日本列島の情報は、いっぱいあります。
 でも、まあ、まずこういう文献を熟読すべきでしょうね。

 推薦します。

本と映像の森 113 小沢さとるさん原作、アニメ「青の6号 3~4」(全4巻)

2010年12月22日 05時13分26秒 | 本と映像の森
本と映像の森 113 小沢さとるさん原作、アニメ「青の6号 3~4」(全4巻)

 つたや高林店で借りた(1週間で1本100円)「青の6号」の3巻・4巻をようやく見終わりました。
 ネタバレがありますので、ストーリーを見る前に知りたくない方は、読まないでくださいね。

 部分的な海面上昇(東京などが水没)によって家族を失った少女兵士と青の6号に戻るはやみさんは、
 ゾーンダイク博士(元「青機関」科学者)との「対決」することになります。

 ゾーンダイクさんとはやみさんとの対話が、このアニメの中枢部分だと思います。
 「青の6号」と「幽霊船」との戦闘シーンは余分ではないでしょうか。

 むしろゾーンダイクさんとはやみさんの対話が先にあって、戦闘シーンを回避すべきではなかったでしょうか。

 物語ではゾーンダイクさんが、双方による核兵器使用を想定して、その核爆発のエネルギーで
 地球全体を水没させるポールシフトを起こす、という設定です。

 つまり、ゾーンダイクさんは、地上人に選択をまかせたということです。

 この対話と選択のシーン、いいですね。
 
 ぼくとしては、海底人と地上人のコミュニケーションの可能性と困難さを
 もっと描きながら、両者の成り立つ世界を、はやみや、海底人の首領(ゾーンダイクの息子)などに
 探求させた方が良かったのではと思います。

 1巻・2巻も含めて戦闘シーンが多すぎて、戦闘で未来が決められるような感じがあります。

 まあ、でも原作がそうなっているので、むずかしいですね。