雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 12月10日(金) 「注文の多い料理店」…じゃない「注文の多いN子さん」

2010年12月11日 05時17分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月10日(金) 「注文の多い料理店」…じゃない「注文の多いN子さん」

 N子さんは、浜松基地の男性自衛官が自殺した裁判で遺族(奥さん・ご両親など)が提訴した裁判の事務局をしています。
 月に何回か、会議にN子さんは行くのですが、そのあと、ぼくにいろいろ「チラシを作って」「ハガキニュースを書いて」と注文がきます。

 そういうことは苦にならないので、N子さんの手書きのメモを、パソコンに向かって、無心に打って原稿をつくります。

 問題は、N子さんとぼくとでは、かなり感性が違うので、いつも解釈が違って、第1稿でOKとなることは、かってあったためしはなくて、今回も「1日で作って」と厳命されたハガキニュースは、文章は4回くらい、写真は、3回くらい手直ししました。

 最高にいいものをつくりたいというN子さんの思いはよくわかるので、最初は「はい、はい、ここを直すんですね」と笑っていますが、2稿…3稿…となると、だんだん、ぼくも、N子さんも、いらいらしてきて、最後は、ほとんどケンカモンカです。

 お互い、対等平等なので、どっちかが相手に意見を押しつけるわけにもいかず、とにかく論議するしかありません。

 ぼくは「夫婦は、世界最小の民主的組織」というのが実感です。
 2人より小さい組織はありませんから。

 ということで、また今日も、娘たちに「お父さんと、お母さん、またけんかしてる」という目で見られますが、けっして、けんかしているのではありません。
 討論・対話です。

 やっと確定したハガキ原稿を、夜、N子さんが学習会に出かけているあいだに、パソコンで250枚、打ち出しました。
 
 まあ、今回も、N子さんの下で働くスタッフ・秘書としては役に立ったでしょうか?
 30年間、こういう仕事をしているような気がしますが、あと何年、できるかな?

 明日も…ずっとこういう仕事をしていきますので、N子さん、よろしく。