雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 146 浜松文芸館コレクション『風紋のアンソロジー3』

2011年04月23日 19時45分57秒 | 本と映像の森
本と映像の森 146 浜松文芸館コレクション『風紋のアンソロジー3』

 今朝の新聞に「風紋のアンソロジー3」発刊とありましたので、さっそく、午後、雨の中、鹿谷町の文芸館に車を走らせました。

 なぜ「雨の中」かというと、雨が降っていないと、曇り日の日でも、かなりの確率で車を浜北の里山に走らせていてるからです。
 
 2010年10月04日 05時30分19秒 「本と映像の森90 浜松文芸館さん『風紋のアンソロジー』」で1冊目を紹介しました。

 2冊目を飛ばして紹介しますが、3冊目の内容を紹介します。

 中西美沙子さん「飛翔する「眼」」、松平和久さん「公慶上人のこと」、折金紀男さん「「館長さんの帽子」」、斉藤タクさん「鹿谷日和」、金本一男さん「ひとつの匂い」

 そして藤枝静男さん、相生垣瓜人さん,鷹野つぎさんの原稿や文字や絵。
 カラー原画なので、おもしろいです。

 九鬼あきゑさん「原田濱人・喬その人と俳句」、鈴木一記さん「寺野ひよんどりと伊藤父子」、石井政之さん「文芸館という場が,文化を形作っていく」、水島加寿代さん「里山から学ぶバランス感覚」、土肥秀行さん「藤枝静男、地理文学と普遍」。

 ぜひ3冊を続けて、通読していただきたいです。

 浜松文芸館という「場」から生み出された文芸の、新しい形態、つながりの「場」かなと思います。

 

 

雨宮日記 4月22日(金)の2 則子さんが作った「醤油豆」、おいしいな

2011年04月23日 17時50分40秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月22日(金)の2 則子さんが作った「醤油豆」、おいしいな

 最近、食べていないので、則子さんにお願いして「醤油豆」を煮てもらいました。
 製造法は、大豆を、お酒を入れた醤油で煮る、それだけです。
 知人に持って行ったら「甘くておいしい。醤油に何か入れるの?」と言ってました。
 「醤油にお酒をいれるだけですよ」。

 雨宮家には、ぼくの母が東京から嫁いで来たときに持ってきた料理法のようです。
 


震災・くらし情報 4月22日(金) 政府が「警戒区域」を発動

2011年04月23日 16時23分12秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 4月22日(金) 政府が「警戒区域」を発動

 <おわび 当初の文章が間違っていましたので、訂正いたしました>

 政府は、福島第1原発から半径20キロ圏内を立ち入り禁止の「警戒区域」として計画を発動させました。
 
 どう考えても「半径20キロ圏内」が一律というのは、北西に濃く流れている放射能の実態に合わないし、おかしいです。
 設定するなら、放射能の実際量で設定すべきではないかと思います。

 さらに、幼児や若者と高齢者が同じ基準というのも変ですね。
 幼児や若者は将来が長く、これから結婚して子どもを産む可能性があるのだから、優先的に放射能から待避させるべきです。
 高齢者は、場合により、その人の希望により、放射能の危険を冒してもそこで生活する方が幸せである場合もあるのではないでしょうか。

 とにかく、それに該当する自治体や市民の意見を聞かずにおこなった今回の「警戒区域」は、道理があるのでしょうか。

 立ち入り禁止に違反すると罰則だそうです。

 半径3キロは完全に立ち入り禁止だそうです。

 半径20キロも,半径3キロも、さらに風評被害で苦しむ農民・漁民も、すべて無残な話しです。

 断ち切られた歴史の過去と、断ち切られた歴史の未来と
 人間生活が
 二重に切断されて、フワフワと漂流していく感じです。
 人間社会が漂流していく、そんなイメージです。

 むかし傑作マンガ「漂流教室」がありましたが、
 作品の背景からして、今回のような事態の的を射ていたように思います。
 1つの学校ごと、毒で汚染されて砂漠になった未来の地球にとばされる物語です。

 去年とれた福島県のお米が売れないそうです。
 茨城県のお米も売れないそうです。

 磐田市の職員が,東北へ農産物の買い付けに行く光景を見ましたが、よくやった!磐田市さん!と賛辞を送ります。

 いまこそ「東北農産物ふぇあ」を大スーパーやコープは、やって欲しいですね。
 コープしずおかの職員の誰か、あるいはコープ静岡の役員の方、もし、これを見ていたら、ぜひ企画してくださいね。

 そして、そこにあった財産や空気や空や家族や隣人や友人をすべて「補償」することなど、できるはずがありません。
 お金を払ってもらったとしても、隣人やきれいな空やその地域の歴史は返って来ることは、もうありません。

 一時のお金やすこしのエネルギーに誘惑されて原発を選ぶか、過去と現在と未来、つまり人間と社会と自然のすべてを選ぶか、話しは明白になってきたように思います。

 ぼくは、ぼくたちの過去と現在と未来、つまり人間と社会と自然のすべてを選びたいと思います。
 あなたは、どうしますか?

雨宮日記 4月22日(金) 娘のIさんのマンガ本をブックオフに…

2011年04月23日 05時52分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月22日(金) 娘のIさんのマンガ本をブックオフに…

 次女のIさんが「お父さん、高林のブックオフに車で行ってくれる?売りたい本があるの」というので「いいよ」と。

 夕方、則子さんの帰りが(いつものことながら)遅いので、朝、則子さんが作ったおかずに、ボクがすこしくわえて、おじいちゃん(ぼくの父)とぼくとIさんで夕食にしました。

 むかしは、じっくりと煮物も煮たんですが、最近は、野菜炒め(痛めかも)とか、天ぷらとかアブラ物しかしないので、おじいちゃんには合いませんね。

 則子さんは仕事から帰ってきて、慌ただしく、10分くらいで夕食を食べて、すぐに夜の会議にバイクででかけました。
 
 でも、まあ、そういう、白いバイクで(白いメーヴェじゃないです)風の谷にいずに飛び回るナウシカ姫さま(あれ!則子さんでしたね)が大好きです。

 むかし30数年前に、旧宅の松城町で則子さんと結婚した頃、「お嫁さん、どこに隠しているの」と言われたことを思い出しました。
 冷や汗でした。
 「いえ、隠しているんじゃなくて、則子さん、家にいないんですので」

 午後7時過ぎ、Iさんの読み終わったマンガを車に積んで、高林のブックオフに行きました。
 30分くらいまって、買い取ってもらいました。
 百数十冊で、9千数百円でした。

 

雨宮日記 4月20日(水) 牛や豚やニワトリの悲劇

2011年04月22日 06時18分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月20日(水) 牛や豚やニワトリの悲劇

 読売新聞 4月19日(火)14時33分配信の記事です。
 タイトルは「牛3千頭・豚3万匹、原発20キロ圏に…餓死か」です。

 家畜・ペットであれ、野生動物であれ、地球生態系の管理者である人類の名において、管理者であるなら、せきにんを取るべきでしょう。

 ニワトリは半径20キロ圏内で、60万羽だそうです。
 悲しくて、悲しくて、心が歪んでしまいそうです。



雨宮日記 4月19日(火) 則子さんと「組織と個人、歪みと変質」を語る

2011年04月22日 05時49分51秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月19日(火) 則子さんと「組織と個人、歪みと変質」を語る

 ぼくの最愛の則子さまへ。

 1

 「方針が間違っている?」と言うのは、たぶん違うだろう、と思います。

 自分たちにとって我慢できない異常な現象が起きたときに「方針が間違っていたから」というのは簡単ですが、「間違っている」のではなくて「方針を、みんなで、必要な正確さまで高める」ことができない「不十分さ」ではないでしょうか。

 相手を「間違っている」と決めつけることができるような、自分たちの「正義」は、かなり危ういと思います。

 2

 なぜ、AさんやMさんが、そんなに好き勝手に、みんなを無視して行動ができるのかですが。
 全体的には、やはり「烏合の衆」、バラバラな「群れ」になっていて、全体で、一人ひとりが対等平等な立場で話しをして、調製をして、システムとしての「集団」になっていく訓練は出来ていないと思います。

 それは、ぼくと則子さんが結婚して、これまで30数年間、ずっと、子どもたちに「また、お父さんとお母さん、けんかしてる」と誤解されながら、自分を曲げることなく,同時に他人との調製をしてきたものです。

 3

 やはり、組織や集団のなかにおきた「歪みや変質」にたいして、きちんとした対応ができないと、組織でも集団でもなくなって、たんなる「仲好しグループ」になってしまうように思います。

 4

 こう書いただけでは、則子さんには伝わっても、これを読むみなさんには伝わりませんので、これを世間一般にどう伝えるか考えます。

 抽象的な、誰にでも使える理論・概念と、具体的でリアルな小説などの芸術と,両方が必要なんでしょうね。

 
 

雨宮日記 4月18日(月) 小さな生命たちは放射能で…

2011年04月20日 06時16分53秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月18日(月) 小さな生命たちは放射能で…

 東日本大震災(地震・津波・放射能)の3月11日から1ヶ月と1週間になりましたが、マスコミでも、ミニコミでも,ネットでも、ぼくの大好きな小さな生きものたちが放射能でどうなったか、記事も意見も何も聞こえません。

 福島原発の周辺の生きものたちはどうなったのでしょうか。

 日本にもたくさんいるはずの(いるのかな?)、動物が好きな人、生きものが好きな人、生物学者、農学部の人、理学部の人、なにかしている人を知っているなら、ここにコメントやメッセージをください。
 知りたいです。

 もちろん、小さな生きものたちは、人間と違って「言語」を持たないので、なにがどうなっても「沈黙の春」です。

 今気がついたのですが、1954年のビキニ水爆被災でも、放射能の影響は、たとえば被曝したマグロやカツオを食べた人間の身体に与える影響は強調されたけど、生物そのものへの放射能の影響は、あまり考慮されなかったような気がします。

 人間への「致死量」「半致死量」の放射能は、動物や植物にも「致死量」「半致死量」なのでしょうか?

 
 

震災・くらし情報 4月18日(月) 放射能の濃度でなく、汚染量の比較

2011年04月19日 05時17分05秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 4月18日(月) 放射能の濃度でなく、汚染量の比較

 6日前に「今日、4月12日(火)朝刊「中日新聞」で、福島原発事故は、ソ連のチェルノブイリ原発事故の深刻度「レベル7」に達している可能性と、書いてありました」と書きました。
 
 その時の「レベル7」の記事のなかで、原発事故から1ヶ月も経って、やっと放射能汚染の絶対量が報道されています。

 保安院の推定ではヨウ素131に換算して37万テラベクレル、原子力安全委員会の推定では、63万テラベクレルです。

 「ベクレル」というのは、1秒間に崩壊して別の元素に変換する原子核の数です。
 「テラ」は「1兆」です。
 つまり、1テラ=1万×1億ベクレル=1億×1万ベクレル、です。

 国際原子力事象評価尺度なるものでは、5万テラベクレル以上の放射性物質が外部に放出された場合をレベル7と評価する基準の一つとしていますので、これは確かに「レベル7」ですね。

 ちなみに現在の尺度では、「レベル7」が一番深刻で「レベル8」はありません。

 そして、1986年のチェルノブイリ(同じレベル7)事故の場合は、520万テラベクレルです。

 つまり、今回の「福島事故」は,現状では「チェルノブイリ事故」の10%=1割の放射能量です。

 1割なら安心?ではありません。
 放射能量が1割でも、それがまき散らされた面積がチェルノブイリの1割なら、地上での放射能濃度は、チェルノブイリと同じになりますから。

 日本人にとっては、① 1945年広島・長崎 ② 1954年ビキニ環礁 ③ 2011年福島、ということになると思います。

 広島原爆の放射能量は、チェルノブイリの400分の1だそうです。
 つまり、福島原発事故は広島原爆の40倍です。

 そして、福島第1原発の原子炉のなかに残っている放射能の量は、環境に放出された量の100倍だそうです。
 つまり、8100万テラベクレルです。
 
 どう感じて、どう考えて、どう行動すべきか、ぼくも、仲間(ほんとうの仲間のことで、たんなる「同じ組織に属する一員」のことでは、ありません)と共に、いろいろ論議をして、声を上げていきたいと思います。

 昨日は、ゴミ環境ネット(静岡県西部ゴミ環境問題ネットワーク)の運営委員会をして、浜岡原発の廃炉などを求める署名用紙をつくることを確認しました。
 原案はボクなので、がんばって作ります。

 

雨宮日記 4月16日(土) 小さな家族の小さな幸せ…

2011年04月18日 05時36分10秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月16日(土) 小さな家族の小さなの幸せ…

 今日は、則子さんに「ほんとうに起きれるの?」と心配されながら「一緒に行ってくれるなら、だいじょうぶ、起きれる」と言って、午前8時半に起きて、午後9時に則子さんと、車で家を出発しました。
 
 午前10時から11時半まで「第2回里山の生きもの見学会」のガイドをしました。ガイドとしては、植物の知識が足りなくて、冷や汗でしたが、種名よりも感性、という感じで、ガイドをしていけばいいかなと思いました。

 里山でみんなでお昼を食べました。
 則子さんが作ってくれた「醤油豆」を持って行ったら好評でした。
 大豆を醤油とお酒で煮て、柔らかくした保存食品です。
 ぼくの母・光子さんから則子さんに伝わった料理です。お酒を入れるのがポイントですね。

 通常なら,里山で夕方までのんびりするのですが、今日は、則子さんの事務仕事がおわってないので、午後1時で里山から帰りました。

 午後5時過ぎまで、則子さんと「間違い探し」をしました。
 
 家に戻って、午後7時から、今日は、長女のTさんの彼氏のTくんが訪問する予定なので、ドキドキして待っていました。

 いまこれを書きながら,初めて気がついたのですが、長女と彼氏の名前が、英語のイニシャルにすると同じ「T」ですね。

 我が家を2回目に訪問したTくんの言葉「Tさんと結婚したいと思いまして、お父さん、お母さんの許可をいただきたいので」と。
 
 ぼくが即答「いえいえ、ぼくたちは許可なんて、Tさんがいいと言えばいいんですよ。全面的に賛同しますので」

 則子さんは「長い間、待っていました」と。

 それから、ぼくたちが結婚した頃の話(30数年前です!)とか、いろいろ話しました。

 まあ、ともかく、おめでとうございます。
 夫婦は、対等平等です。
 お互いに、遠慮したり、従属したりせずに、言いたいことを言い合って、必要なけんかもしながら、未来を切り開いてください。

 小さな家族の、小さな幸せでした。
 
 写真は午後、撮影した浜松城の桜です。
 もう桜も終わりですね。
 
 
 

 

遠州古代史ニュース 4月 北区細江町狐塚古墳は方墳と判明しました

2011年04月16日 20時57分29秒 | 遠州古代史
遠州古代史ニュース 4月 北区細江町狐塚古墳は方墳と判明しました

 これまで「円墳」とされていた、北区細江町の狐塚古墳は、浜松市の発掘調査で5世紀半ばの方墳と分かりました。

 ここまで書いたところで、電源が「ピロピロ」と切れかけて、ビックリしましたが、なんとか修復しました。
 つまり「ジュラシック・パーク」状態でした。

 発掘調査によって、狐塚古墳は、一辺が約22mの2段築造で、静岡県内で3番目に大きい方墳となりました。

 新聞やネットでの報道によれば(というより浜松市の発表によれば、でしょうね)、表面を「葺き石」で覆ったことと、円筒埴輪が規則的に立ち並ぶ状態で出土したこと、身分の高い人物にさしかけた「傘」の形象埴輪が出土したこと、防具「短甲」が鉄板を革紐でとじた技法であることなど、大和政権との関係を強調した報道でした。

 この5世紀は、中国文献でいう「宋書」「倭の五王」の時代です。
 
 大和政権との関係は肯定できるとしても、それがどういう文脈(コンテキスト)のなかで交流があったのか、すこしは考えてもいいのではないでしょうか。

 つまり、大和政権に従属せざるを得ない「消極的」選択なのか、それとも朝鮮半島への侵略という文脈での、大和政権が地方政権を一定、懐柔せざるをえないという文脈なのか。

 ぼくのような歴史マニアは、とくに「方墳」は、前方後円墳ではない、という意味で、もっと厳密で、史的な考察をしなければならないと思います。
 そういうことは、マスコミと巨大新聞に期待するものではないですが、でも、ひょっとして、という期待はありますね。
 だめでしょうけど。




 

 

雨宮日記 4月14日(木) 則子さんのお手伝いに事務所へ

2011年04月15日 05時37分53秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月14日(木) 則子さんのお手伝いに事務所へ

 則子さんは今の事務所は4月末までの勤務ですが、3月までの年度末決算の書類作りのお手伝いに行きました。
 約4時間半くらい、パソコンに数字をたたき込みました。
 「これでいい?」
 「いいわ。あとの仕上げに、また月曜日に来てね」
 「はい」

 一方では、3月までの決算が終わらないのに、これまでどおりの方針を表明した社長さんもいます。

 福島電発では、地下水の放射能汚染濃度が急上昇したり、3号機の「圧力容器の一部で温度上昇」とか、いろいろ起こっています。
 「東電は「計器の故障も疑われる」」と。
 
 情報を正確に出さない日本政府に業を煮やしたのか、ドイツ政府は、独自に「放射性物質拡散予想」地図を発表しました。
 福島県は、独自に700カ所で放射能測定をすると発表しました。
 いいことですね。

 東電の社長さんは、なんと東電柏崎原発の「2007年の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村、全7基)で今も停止中の2~4号機のうち、3号機について、「運転再開に向けてできるだけ早く、年内には手続きに入りたい」と発言した」そうです。

 何も考えていないのか、とにかく「原発再開」しか頭にないのか、かなりのお馬鹿さんなのは確実でしょう。

 記者会見の記録を読みましたが、ひどい頭脳ですね。

 こんなトップを抱えた東電の平社員のみなさんに同情します。
 「同情するより、清水を切ってくれ」でしょうね。

 なお、原発の放射能被害だけがあまりにもひどいので、突出してしまって、地震と津波被害が霞んでしまっています。

 地震と津波被害への対策も、仲間たちといろいろ考えていきたいと思います。

 ① 地震・津波被害の状況を上空から偵察衛星や偵察機などの写真で把握し、リアルタイムで各自治体に送付して、対策をたててもらうことも大事です。
 
 たとえば、日本の自衛隊用の偵察衛星の写真が、今回、まったく活用されていませんが,活用されるべきです。
 アメリカ軍の無人偵察機「グローバル・ホーク」の撮影した映像が日本政府に送られているようですが、同じ映像を自治体にも配信してもらいたいですね。

 ② 避難所での食事が、1ヶ月経っても、基本は、当初と同じ「1日におにぎり3個に、パン1個」だけ、で、自発的なボランテイアの「炊き出し」に頼っているという記事がありました。
 避難所の食事を、集団生活の保育園での食事のように、いえ、3食ですからさらにたいへんですが、栄養士・調理師さんが、献立を考えて作っていくというシステムを準備しておくべきでしょうね。

 ③ 避難所でのペットの問題。うちの次女は、ウサギを飼っているので、「避難所にウサギを持ち込めるかどうか」が、すごく心配なようです。

 浜松市に、避難所の統一的な基準があるのか、避難所ごとに決めるつもりなのか、避難所の責任者は今から決まっているのか、聞いてみようと思います。

 ④ 各避難所と、市役所や区役所との連絡体制、非常時用の電話器具はどうなっているのか、確認します。

 
 
 

雨宮日記 4月13日(水) 白い小さな蝶々がいっぱい舞って…

2011年04月14日 06時13分25秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月13日(水) 白い小さな蝶々がいっぱい舞って…

 午後、車を運転していると、小さな白い蝶々の羽根のように、いっぱい舞っています。
 桜の花びらは、きれいです。

 その白い小さな花びらが、ぼくの車の車輪で、ふみしだかれていきます。

 ごめんね、ごめんねと、言いながら、
 車を加速させる ぼくです。

 則子さんが「梅の花と比べて、桜の花の咲く頃は、卒業の別れの季節
       だから、桜はさびしい花なのね」と。

 ぼくは「別れは悲しいけど、別れが必要な時もあるよね。
     いつまでも、過去に縛られていると、未来に行き着けない時もあるかも
     だから、つながることと、切断することの、両方がないと」

 あれ、これって、人間の問題の
 哲学の問題の、
 基本の基本でしょうか。

 個人と組織
 自立とつながり
 
 夜になって、則子さんから、爆発的な発言。
 やっぱり、則子さんは激烈な女性です。
 もちろん「想定外」ではないですが、もっと先かと思っていたので、
 動揺してしまい、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。

 仕事を終えた朝になって、やっと決意が固まりました。
 則子さんのしたいこと、希望を実現するのが、ぼくの役目ですので。

 

 

 
 

雨宮日記 4月12日(火) 夜、コープ小豆餅店で会議に出ました

2011年04月13日 05時18分40秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月12日(火) 夜、コープ小豆餅店で会議に出ました

 夜、次女のIさん(独身)が「お母さん、孫が欲しい?」と聞くので,横から「別にい(…どうしても欲しいわけじゃないよ…という意味…)」と答えてあげました。

 Iさん「そう?よかったあ」と言ってました。

 そりゃあ、孫がいればおもしろいなあと思うけど、自分たちだけの子孫・DNAを残さないといけないという生物的強迫観念は、自分にはありません。 

 午後7時から、コープ小豆餅店で,則子さんと2人で、ある会議に出ました。

 その後、則子さんは、怒って「私は1人で歩いて帰るから、車で1人で帰って」と宣告したので、仕方なく、しおれて、1人で車を運転して帰りました。

 原因は、もちろん、ぼくが悪いんですが。
 
 原因を以下のなかから、正解してください。
 ① ぼくが則子さんの意見に反対したから
 ② 則子さんに必要な資料をぼくが持ってこなかったから
 ③ ぼくの顔が○○ったから

 写真は里山のスミレ類です。
 何スミレか?スミレの種類識別はむずかしいです。


 

雨宮日記 4月11日(月) 鷲鷹類のサシバの狩りを初めて間近に見て

2011年04月13日 05時09分30秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月11日(月) 鷲鷹類のサシバの狩りを初めて間近に見て

 里山に午後、出かけました。
 秋に東南アジアに渡っていくサシバが私たちの里山に帰ってきて、姿を見せました。
 昨日はオス2羽とメス1羽の飛翔(おそらく求愛の「ディスプレイ」だろうと)、オスの狩りを間近でみました。
 
 今日はメスの狩りを里山で見ました。
 
 里山は、いま蒼いハルリンドウが真っ盛りで、100花以上咲いています。
 昨年秋に、里の家の周囲の生い茂った草を刈って太陽が当たるようにしたら、今は、草地に、ホトケノザやカキドオシやオオイヌノフグリやキランソウが咲き誇っています。

 谷では、シュレーゲルアオガエルの合唱が始まりました。

 詳しくは「浜松の生きものと里山ブログ」を見てください。

震災・くらし情報 中部電力浜岡原子力発電所は停止できます

2011年04月12日 06時03分31秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 中部電力浜岡原子力発電所は停止できます

 日本の電力生産は、各地域で、独占産業になっています。
 一つの地域に、ひとつの電力企業ということです。

 ところが、それぞれの地域の電力会社ごとに、総電力に占める、原発の割合は違います。

 問題の東京電力の総発電量に占める原子力の割合は、28%ですが、静岡県を統括する中部電力は、それが14%です。

 柏崎原発の事故のときでも、浜岡原発は総点検のために停止しましたが、停電はおこりませんでした。

 ですから、① とりあえず、すぐに浜岡原発を停止する
      ② 原発や火力から、自然エネルギーに転換していく
      ③ 浜岡原発を廃止するかどうかは、静岡県民の住民投票で決めましょう

 今日、4月12日(火)朝刊「中日新聞」で、福島原発事故は、ソ連のチェルノブイリ原発事故の深刻度「レベル7」に達している可能性と、書いてありました。